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夢のようなパンツ”お直し”しました。

LILY 1ST VINTAGEなんかの洋服にパッチワークされていたり、ミシンでギザギザっとたたかれていたりしている箇所を目にする。きっと破れたり生地が傷んで補強しているんだと思うが、それがなんともカッコよく愛おしく思う。そして、この服の以前の所有者はどんな生活をしていたのかとか想像し、小説を読んでるかのように楽しむ。

姉ちゃんが2人目の赤ちゃんが産まれて本当に忙しそうにしていた。とにかく楽で(カラダにもだけれどもメンテナンス的にも)でもお出かけもできて、そんな夢のようなパンツ無いかな?と言っていて、あるよ!と紹介したのがCLASSのウルトラスエードパンツでした。汚れたり汗だくになる毎日。洗濯も楽だし、ウエストはゴムだし、シワも気にならず、美容院なんかに行く時も電車に乗って出かける事もできるし、テンションも上がる!と喜んでくれた。

少し子供も大きくなった頃に久々に愛するバイクをメンテナンスしようとしたらしい。で跨いだ時にジュッと焦げて小さな穴が空いた。無敵だと思い込んでいたパンツだけど熱には弱い事を知ったそうだ、で、自分でお直しして穿き続けていたのだけど、冬のある日、後ろに石油ストーブがあるのに下がってしまい、手のひらくらいの穴が空いてしまった…..馴染みまくって愛着湧きまくりだったからそのまま洗濯してタンスにしまっているという事を聞いた。久々に見た無残に焦げて破れたパンツはカッコよく経年変化していた。

CLASSに相談しておなじ生地を送ってもらいお直しに出すことにした。出来上がって広げた瞬間に ”可愛い!” と声が出た。新しい生地とのコントラストが出ていて、また穿く程に変化をし、直した箇所も馴染で、さてどうなるだろうか?次破れたら、星とかハートとかにしようか?蛍光色の生地とか?なんて笑った。

この無敵パンツをウン10年後、名も知らない次の所有者が勝手に想像して楽しんでくれたらと….それを想像して楽しんでいる。

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