Tochca / ワンショルダーM
面が広く、縫い目も少なめ。まるで革の袋のようにも見えました。革の鞄なのにとても軽く、持っていて疲れません。ショルダーの長さは調整ができ、短くすれば肩から掛けて、長くすれば斜めがけができます。口はZIPやボタンなどで留める仕様ではなく、自然と閉まるように考えられたデザインです。手作業だからこそ可能なのかもしれません。きっと細かな微調整を何度も繰り返したのだろうなと想像しています。無垢の真鍮の金具も全て手作業で作られています。ショルダーの長さを調節する時の滑らかさは驚きです。レザーはエメ(リバースレザー)、イタリアのベジタブルタンニン鞣しの革です。元々は床面(裏)のスエードを綺麗に仕上げて表として使うために作られた革です。銀面も床面も油分がたっぷり入っているので、使い込んでいくと想像できないような艶がでます。そして、柔らかくくったりと。育てていく楽しみがあります。
SONOMITSU / CENTER ZIP RAIN SHOES
クラシックなデザインにセンタージップ、そして少し厚めのビブラムソール。そのちょっとした違和感が面白く感じました。このソールは歩く際に曲がる部分に切れ込みが入っています。それはまるでレザーソールの靴で歩いているように地面をしっかり蹴ることができます。疲れにくく、滑らず、とても歩きやすいのです。だからこそ天候を気にせず毎日でも履けるように、防水レザーで作ってもらいました。奥行きのあるダークグレー。光の当たり方で少しグリーンのように見えます。そして少しずつ深い色へと変化していきます。着脱がしやすいセンタージップを覆うレザーは真っ直ぐではなく、あえてカーブを描くように裁断しています。革が馴染んだ後、より自然な表情になるのでは?と思いました。その一手間が大きな差に変わっていくのかもしれません。晴れの日も、雨の日も、変わらず気分を上げて歩くことができる靴です。
BOURRIENNE PARIS X / CHEMISE PEINTRE
独特な雰囲気の生地でした。軽やかに見えるけど、ずっしりしています。少し光沢もあり、ぬるっとした感じです。リネン70、ウール30。リネン特有の光沢とウールの重みが混じり合っています。これを見たお客さんは『着込むと古いリネンみたいにプルプルになりそう』と言われていました。確かにそんな予感がします。少しゆったりしたデザインです。袖がタプっとたまります。そのたまった感じがすごく魅力的で、生地とデザインの相性が良いのかもしれません。だから思いっきりタプっとさせるのがおすすめです。
BLACK BIRD / 3 BUTTONS SHIRT JACKET -BEIGE CHECK-
肌寒い室内で羽織れるし、寒い時期にはコートの下にも着れます。春はアウターとして。軽めの羽織物は結局一年を通すと一番着るかもしれないと、よくお店ではそんな話になります。素材はBLACKBIRDオリジナルのウール。様々な色が交差し、他にはない落ち着いた雰囲気です。よく見るとブルーとイエローのラインがあります。一見わかりにくい部分にも抜かりのない所がすごく好きです。Tシャツ、シャツ、薄いニット、フーディなど。組み合わせは無限大です。
BLACK BIRD / 3 BUTTONS SHIRT JACKET -BLACK-
肌寒い室内で羽織れるし、寒い時期にはコートの下にも着れます。春はアウターとして。軽い羽織物は結局一年を通すと一番着るかもしれないと、よくお店では話になります。生地はLYRIA社のリネンコットン。最近LYRIAの生地に強く惹かれています。古いヴィンテージのような雰囲気があり、独特な滑りがあります。真っ黒なので触らないとわからないかもしれません。Tシャツ、シャツ、薄いニット、フーディなど。組み合わせは無限大です。
the bes / EIR SUPIMA INTERLOCK LONG SLEEVE T-SHIRT
もうエイルスーピマがないとダメかもしれません。あまりにも心地よく、体が喜んでいる感じがします。綿はルーメンという真ん中が空洞になった部分が元々あり、糸を作る際に圧縮などによってその空洞が潰れてしまうそうです。その潰れた空洞を特殊な加工で復元しているのがthe besオリジナル素材のエイルスーピマ。さらに全ての工程で綿に極力ダメージを与えないように作っているため、スーピマコットンの本来の姿を体感できるTシャツなのです。トロトロ、モチモチ。その表現そのままです。素肌に触れるからこそ、常に気持ちの良いものを着ていたいと思わせてくれました。今回はポケットなしのロンT。よりインナーにも使いやすくなったと思います。
CLASS / DENIM PULLOVER
US ARMYのプルオーバーがベースだと思います。それを少しキレイな感じにした印象でした。大きなフードがあるので、少し海軍ぽい雰囲気もあります。初めは硬く、ゴワつきがありますがライトオンスなので着心地はよく感じました。何度も何度も袖を通していると、いつの間にかクッタリ体に馴染んでいきます。いつかヴィンテージのような雰囲気になったら良いなと。デニムは洋服の中でも経年変化という意味では一番記憶に残ると思います。
CLASS / CHINA JACKET
デザイナーの堀切さんはチャイナジャケットが苦手で作ったことがなかったそうです。(僕の細いパンツが苦手というのと同じかと思います。)でも、そういうのをあえて作ってみようとデザインされたチャイナジャケット。僕自身は好きとか嫌いとかはありませんでしたが、今まで着たことがありませんでした。なぜか通ってこなかったのです。だから新しいものを着る新鮮な気分とCLASSだからこそ、という安心できる部分がありました。生地はドーメル社のSPORTEX LITE。とても細かなグレンチェックです。さらりと落ちる布。とても上品に感じました。クルーキットのデニム、オマールのデニム、PROJECTbyH.のデニム。デニムと合わせたくなりました。
Kota Gushiken / HAND OF RODIN SOCKS – A BIT 3D
ロダンの手の彫刻がモチーフとなった靴下です。ロダンの彫刻の特徴でもある滑らかでリアルな表現とはまるで真逆の、ファミコンのドット絵のような見た目のギャップと立体的なモコモコが面白いと思いました。靴下という小さな、とても制限された世界で表現する、彼らしい温かなデザイン。毎回全色買ってしまいます。そんな靴下たちがタンスにずらりと並んでいるのを見ると楽しい気分になります。素材はいつものようにウールです。足入れもよく、履き心地が良いです。革靴と相性の良い厚みは一年中履けます。
Kota Gushiken / HANDS OF RODIN-3D
靴下と同じく、ロダンの彫刻から着想を得たセーターです。あまりにも肌触りが良くチクチクもしなかったので、出来るだけ肌に触れさせたいと思いました。ウール100%なのですが、ボディには縮まない糸でフラットに、手や彫刻の土台となる部分には縮むウールを使い盛り上がらせているそうです。そこだけが盛り上がり、立体的な手が浮かび上がっています。糸の特性を活かした面白い技法です。他にも色展開がありましたが、この白に白い柄というのが、なんとも冬っぽくて良いなぁと感じました。



































