
ガラスドノウチ #40
革が良くて、作りが良くて、歩き易くて、格好良い靴は世の中にはたくさんあります。しかし僕たちの求めている要素はそれだけではありません。ペテロオラウムの靴はデザインをする時の思考、革を選ぶ為の思考、普通では気付かないような細かい部分のテクニック。上質なプロダクトが生まれるその過程がいつも面白いと感じています。だからこそ僕たちはペテロオラウムに惹かれるのかもしれません。
BLACKBIRD / SILVER BANGLE
シルバー925から成る一本の線で不規則に円を描きながら、絡み合うように形成されたバングルです。型がある訳ではなく一つ一つ手作業で作られているので、表情が少しずつ異なります。まるで一点物のアート作品のようです。少し大きめな作りで素肌とシャツやカットソーの上から付けることを想定しているそうです。一年中好きな時に身に付けられるのは嬉しいです。時計やリングとジャラジャラ合わせたり、潔く一つだけというのも良いかもしれません。
2025.05.05
Lea bobergのジャケット、プリントT、SpomenikのパンツにPETROSOLAUMのCONNECT LOOP。Spomenikはもう一本欲しくなってきた。かなり使える。次の入荷も楽しみだ。初めての方が来られる。夏は半袖を着ないそうで、クルーキットのシャツで長袖はないですか?と聞かれる。リネンのシャツが一枚だけあったので、オススメする。おそらくジャストは44だけど、46も雰囲気的にいけそうな気がしたので、着てもらう。思った通り、この感じも良い。袖も長過ぎないし肩の落ち方も綺麗でリネンが活きるドレープが生まれていた。このウールのタンクトップを中に入れると良さそうですね、と言われていた。Nさんは靴とパンツを引き取りに来てくれた。seya.のコラボシャツを試着する。そのみつのボタンシューズも気になっている様子。デニムの股が擦れて穴が空くのは自分だけかという話をする。これからのイベントの日程も伝える。そういえば今日5月5日でお店をオープンして8年が経った。コロナ禍もあったからか、とても早く感じる。ここまで続けてこられたのは関わってくれている人たちがいるからこそだとしみじみ思う。お客さんにも、メーカーさんにも、生地を作っている人にも、縫製している人にも、みんなハッピーになれる事を探していきたいと思う。
8年
本日2025年5月5日でINSIDE MY GLASS DOORSをオープンしてから丸8年が経ちました。特に何かある訳ではありませんが、いつもお店にお越し頂いている方たちやウェブをご覧下さる方達、お取り引きさせて頂いているメーカーの皆様、お店作りにご協力頂いた方々に感謝してもしきれない程、私たちは人に恵まれてきたなと実感しています。2017年2月にオープンを目指していましたが、物件が決まらず、決まっても工事に時間が掛かり、ビルのご厚意で仮のオープンを2階のスペースでさせてもらい何とか5月5日にオープンする事が出来ました。何とも紆余曲折で何故あの時はこんなに勢いだけで進めたのだろうと思い出します。
PETROSOLAUM / CAGE SANDAL
別府の竹籠に用いられる編み目から着想を得たCAGE SANDAL。日本の伝統工芸、ものづくりをこれからも残していく為に自分たちにできる事は?と考えて生まれたデザインだそうです。形や用途は違えど、そこには敬意を感じました。しなやかなホースレザーは足馴染みが良く、とても履き心地が良いです。ギボシで調節できるストラップがあるので、踵がしっかり足に付いてきます。歩くにはそこは結構重要で、長時間歩いても疲れにくいです。
PETROSOLAUM ペテロオラウム / WRAP 1 PIECE SANDAL
サンダルを見ると夏だ!という気分になる。暑いのは苦手だけど夏しか着れない、履けない物にはすごく惹かれる。一枚仕立てで踵は少し高さがあり歩くときに踵がちゃんと引っ掛かる。そして親指と小指が少し覆われた、足全体を優しく包み込むデザイン。コンフォート、その言葉がしっくりくる。どこかを締め付ける訳でもなく履き初めの痛みからきっと解放されるでしょう。レザーは撥水なので突然の雨にも安心。馴染みがあるけど少しの違和感が面白いサンダル。
Daiki Kimoto / ACT 20250412_6
『私の作品は、壁に絵の具を垂らし、刷毛でゆっくりと引いていくことで生まれます。そして、パフォーマンスに訪れた人が直接絵の具を塗ることで、作品は完成へと向かいます。そこには、人の存在や時間の積み重なりが映し出され、時に織物のような表情を見せることがあります。2年前、初めてこの場所でパフォーマンスを行ったとき、店のガラス扉に線を引きました。その際、店名「Inside my glass doors」の由来をきみえさんに尋ねると、夏目漱石の『硝子戸の中』にちなんで名付けたのだと教えてくれました。硝子戸で世間と隔てられた書斎の中で、静かに日々を過ごす漱石のもとに、時折、さまざまな人が訪れる——その移ろいゆく時間の流れが、この空間にも宿っているのだと感じました。私も、そのうちの一人なのかもしれません。』
Daiki Kimoto / ACT 20250412_5
『私の作品は、壁に絵の具を垂らし、刷毛でゆっくりと引いていくことで生まれます。そして、パフォーマンスに訪れた人が直接絵の具を塗ることで、作品は完成へと向かいます。そこには、人の存在や時間の積み重なりが映し出され、時に織物のような表情を見せることがあります。2年前、初めてこの場所でパフォーマンスを行ったとき、店のガラス扉に線を引きました。その際、店名「Inside my glass doors」の由来をきみえさんに尋ねると、夏目漱石の『硝子戸の中』にちなんで名付けたのだと教えてくれました。硝子戸で世間と隔てられた書斎の中で、静かに日々を過ごす漱石のもとに、時折、さまざまな人が訪れる——その移ろいゆく時間の流れが、この空間にも宿っているのだと感じました。私も、そのうちの一人なのかもしれません。』
2025.05.03
Lea bobergのジャケット、renomaのTシャツ、オマールのスカートにロングホーズを合わせてそのみつのボタンシューズ。家の近所だとすごく浮いている。大阪市内まで来るとなぜか安心する。
2025.05.02
PROJECTbyH.のヘンプのコート、お試し中のシャツ、最近買ったTシャツ、BLACKBIRDのジーパンにPETROSOLAUMの白い靴を履く。今日はアメリカの顧客さんから依頼されていたsuzusanのカシミアセーターが届いた。ピンク色だ。気に入ってもらえたら良いなと思いながら梱包して郵便局へ行く。もう何度も海外へ送っているので、用意がだいぶ早くできるようになった。朝は大雨、そしてめちゃくちゃ晴れる。そして雨。変な天気だ。お店も暇だったので、日頃溜まっている作業をする。