Spomenik ’Bespoke Moment’
詳しく見るKota Gushiken / BLOUSING BALLOON SLEEVE WITH ROW LINEN
ウールとアルパカ、リネンが混ざったイタリアの糸です。とても雰囲気のある糸だと思いました。このデザインはその糸に出会ったから生まれた形だそうです。普通ならデザインを考えてからそれに合う素材を探すと思っていましたが、逆もあるのだなと。確かに僕自身も洋服を選ぶときに生地に惚れる時があります。この生地でこういう形があったら良いのになとか色々妄想します。色々な方向から考えるからこそ、素晴らしいデザインが生まれるのだとこのニットを見て思いました。袖がふわっと丸く、裾がきゅっと絞られています。きゅっとなった部分を中に入れ込んでタプっとさせると可愛いですよっと教えてくれました。やってみると良い感じ。肩の付け方も面白く、袖が立体的になるように袖の中間で編み目を増やしたりしているそうです。見えない、細かな部分のたくさんのテクニックが詰まったニット。冬が待ち遠しくなりました。
Kota Gushiken / AUTUMN LEAVES JACKET
青かった山々が少しずつ赤や黄色に色づいていく。日が落ちるのが早くなり、風の種類が変わります。夏が過ぎ去るとそれはそれで少し寂しい気分になる。毎年その感じが心地よいと感じています。ご飯も美味しい。だから僕はどの季節が好きか聞かれると秋と答えます。デザイナーの具志堅くんが紅葉を表現したと言っていました。実際に紅葉を見た時、赤、黄色、茶色、緑、空。色が混ざっていたそうです。まるでペタペタと絵の具で塗られたように色が混じり合っています。たくさんの色の糸を作り編み立てて仕立てられています。ウールのみで作られたジャケットは、柔らかくて着心地も良くて、肩にしっかりと乗る感じです。ニットのジャケットです。これは大作だと思いました。この色は日中の紅葉だそうです。夕方もありましたが、キャンプに向かう時に見る山の紅葉を思い出しました。そのワクワクした気持ちが良いなと思って日中を選ぶことに決めました。
CLASS / LONG SLEEVE T
ジャケットやシャツやカーディガン、コートの中に着たときの見え方。結構そこを重視していたりします。ちらっと見えるプリントが『なんだか良いな』と思えるものと出会えることは多くありません。丸胴ボディの綿100%。程よいフィットなので一枚でも、インナーとしても成立します。色々な要素が集まって同じ空間に重なり合ったグラフィック。大きさと位置関係、色。それぞれがそれぞれの良さを最大限に引き出しているような。僕には感覚的にですが、これが良い!と思えるプリントでした。
The crooked Tailor / REGULAR COLLAR OVER SHIRTS
古いフランスのワークシャツなどは作業をするためかアームが短めなものが多いです。いつもちょっと足りない感じが良いなと思っていて、クルーキットのシャツはその感覚を思い出させてくれました。
The crooked Tailor / NARROW COLLAR OVER SQUARE SHIRTS
まるでシルクのように輝いていて、気持ち良いくらい真っ白です。袖を通すたびに心地よさを実感します。白いシャツ。常に最高な一枚を追い求めているような気がします。
CLASS / LAYER TWO CARDIGANS
僕たちが洋服を好きになった頃を思い出しました。だからちょっと懐かしくもあり、若い世代の人には新鮮に映るかもしれません。あの頃のムードを2枚重ねているように着られるなんて!と見た時は珍しくハイテンションになりました。肩が落ちるサイズ感、綿100のモチモチの裏毛が気持ち良いです。たくさんのスナップボタンはよくかけ間違えます。でもそれが案外良かったり。もちろん違う時もありますが、着る人の裁量に委ねてくれている感じがして、その余白が心地よいと思うのです。どの色にしようか、結局全部あっても良いよなぁ。と思いながらこのカーディガンを眺めています。
CLASS / DENIM WITH POCKETS ON THE INSIDE (sold)
僕にとってジーパンは原点であり、永遠です。だからこそ、厳しい目で見てしまうのは仕方がありません。求めるところがちょっとずれているのかもと思いますが、普通のジーパンが良い、でもちょっと普通じゃない方が良い。そんな気持ちでこのジーパンを選びました。ワンウォッシュされたセルヴィッチデニム。ペインターパンツの要素が強いデザインのような気がします。裾はカットオフ、ウエストは大きく、後ろのベルトで調整するとベルトなしでも穿けます。バックポケットを見ると、ステッチだけしかありません。裏をのぞいてみるとポケットがありました。なるほど、裏っ返しても良いのか……。と思いましたが裏っ返して穿くとインディゴが足につくだろうなぁと思いました。結局普通に穿きそうです。使えないポケットがある。そんな振り切ったデザインがとても好きです。
seya. / DOUBLE FACE ZERO JACKET
削ぎ落とされたミニマルなデザインのZERO JACKET。ポケットは内ポケット一つだけ。サイドベンツが深いので、そこからパンツのポケットにアクセスしやすくなっています。とても軽やかで気楽に羽織れます。綺麗すぎず、野暮ったさもない。優しい雰囲気です。上質なヨーロッパ産の40/1 LINENの二重仕立て。たくさんの糸をとても贅沢に使っています。二重に織り上げる際に生地と生地の間にわずかな空間ができ、ふわっと丸みを帯びているようです。なので軽くて柔らかくて、肌あたりが良い。すごく着心地が良いです。着用を繰り返すと、柔らかくトロトロに。そしてアームには良いシワが入ります。リネンの経年変化を思う存分楽しめるジャケットだと思います。
seya. / PHOTO LONG T
その土地の空気を切り取り、Tシャツに収める。その空気が毎回心地よく、つい手に取ってしまいます。seya.のルックブックを撮っている写真家Jeff Boudreauさんの写真をプリントしています。今回の旅先である中国は雲南省沙溪の写真です。大胆にプリントされ、とても迫力があります。ジャケットやコートの下に着ると面白い表情になります。風景、その土地の空気。グラフィック。素直に格好良いなと感じました。



































