1週間後に迫ったNishimakiのサンダルのイベント。店内でお客様と履き物について話をしていると『サンダルが1番難しい』と皆さん言われています。何が難しいかと言うと、幅や甲に合わすと見た目が大きくなり過ぎる。逆に縦に合わそうとすると横から足や指がはみ出てしまったり、とにかくきつくて馴染むまでは修行の日々になってしまう。典型的な日本人の足の形だと既製品は中々合うものが少ないのです。それを我慢して履き続けていても歩き方がぎこちなくなり疲れやすく、結局履く回数が減ってしまいます。今回のイベントは一人一人の足の特徴を捉えながら形に合わせて製作して頂きます。何かを我慢せず、快適に、楽しく歩けるサンダルがこの夏以降履く事が出来るのです。
人それぞれ足の形は異なります。きつくて痛いのを我慢し、或いは大きい物を履いたり。僕自身、特殊な足の形をしているのでサイズの合う物を探すのは一苦労でした。特にサンダルは幅と甲に合わせると縦が余り過ぎて、変に力が入り靴擦れができたり、疲れやすい。自分に合うサンダル、ではなくサンダルに自分を合わせていく様な・・・そんな感じでした。
今年の春、北海道根室在住のジュエリーデザイナー、AVMの古川さんに新しいスペースを作ったと案内をもらい北海道に行ってきた。そこは地図には載っていない場所で、絵で描かれた地図を頼りに向かう。ちょっと不安になるような道を抜けると可愛い建物が現れ、古川さんが出迎えてくれた。
LILY1ST VINTAGEが沢山のコートを見つけてくれた。しかも同じフランスのユニホームという。LILY1ST VINTAGEの着眼点というのは彼にしかなく誰にも出来ない。こんなに沢山同じものをお店に並べる事はそうそう出来ない。そういえば6年ほど前に、数年かけてLILY1ST VINTAGEと集めてきたBarbour(バブアー)を販売した事を思い出した。Barbourという共通点はあるものの、モデルや年代も違えばコンディションも違う。”選ぶ楽しみ”みたいなモノを感じてもらった。今回もそんな楽しみ方をして欲しかった。
LILY1ST VINTAGEのコートは1966-68年に作られたデッドストックのパリ市役所職員のユニフォーム。フランスらしい印象的な青、労働着としての美しさ。このコートを見て自分にとって洋服のベースはここにある、と再確認出来たコートです。そんなLILY1ST VINTAGEのコートを自由に料理してください、とお願いしたのがSlopeslow。Slopeslowのお二人はヴィンテージの造詣と愛情が深く、きっと面白い化学変化が起こるのではないかと思い、依頼する事を決めました。試作などで使った糸の残糸を即興で、感覚に任せて手編みで製作されたのが、スヌードとアームカバー。コートに合わせたニットアクセサリーです。様々な素材や色が混ざり合い、とても素晴らしい物ばかり。一点ずつ異なる手編みのニットにはprodcution notesが付属していますので、是非読んでみてください。
コロナ前に(このサイトができる前なので、その時の事が残っていないのが残念…)とても好評だった古時計のお披露目。あれから数年が経って、数が揃ったタイミングで再びINSIDE MY GLASS DOORSの1階に並べようと話していた時に当店のある久太郎町で行われるお祭りに参加しませんか?とお誘い頂いた。いつもはやらない事をとのお題を頂き、角田さんに相談して時計の修理を受ける事にした。
日程: 2023.10.21-10.31
時間: 12:00 PM – 8:00 PM
場所: 大阪市中央区久太郎町3-1‐16 丼池繊維会館 2F Haeckels Osaka
店休日: 10/25(水)