カウチンが着たい、カウチンが着たい、カウチンが着たい、と願ってい時に出会ったSlopeslow。今年も素晴らしいカウチンが届きました。新色のマロンはブラウンのヤクに沢山の色のラムウールを掛け合わせて作られた糸だそうで、まるでツイードのような雰囲気を感じました。とても複雑で美しく、ずっと見ていられる、そんな糸。カシミアかと勘違いしてしまう肌触りで全くチクチクしない。限界まで目を詰めて編んでいる為、型崩れもなくアウターとしての保温性も非常に高い手編みのニット。一つ一つ人の手が加わった温かみを感じるカウチンセーターです。
100年以上前のフランスにリネン。現代のものとは明らかに異なる何かを纏っている。不均一な織り、カリッとした触感、ずっしりとした重み。着込んだ先にある経年変化。それは格別なものがある。そんな生地をウォールナットをベースにした天然の染料で手染めしたシンプルなシャツ。無染色よりもより柔らかく、より温かみを感じる。手縫いとミシンを組み合わせ、とても丁寧に作られている。5年、10年経った時に本当の意味で自分のものになる。年齢を重ねる度、長く楽しめるシャツだと思う。
ヴィンテージではないのに、ずっと昔からそこにあったような気がする…そんな趣のBIG JACKET。インディゴ染めされたヘリンボーンはデニムとは違った経年変化を楽しめる素材。インディゴの褐色は決してマイナスではない。着用してきた証のようなものが残る、そんな風に思っている。着る回数や洗う回数、環境によって世界に一つだけのジャケットに育っていく。そんな先の想像を自然としてしまう魅力のあるジャケットだ。
今日はカシミアのセーターにクルーキットのGジャンを羽織る。行き帰りは脱いでダウン。近所のチャイ屋を営んでいるシャドはもうダウン着てるの?とロンT一枚でびっくりしていた。彼は最近まで短パンだった。きっと寒さにはめっぽう強いのだろう。僕は暑がりの寒がりなので、無理だ。
AVM24周年の時にデザインされたリング。今これが良いと思えるものが出来た、そうデザイナーの古川さんは言われていました。立体的な造形、光の屈折、静けさの中に浮かび上がる存在感。いつの間にか目が離せなくなっていました。
今日は2025年初めての営業日。オマールのスウェットを着てrenomaのパンツ、CLASSのレザージャケットで気合いをいれる。だいぶ柔らかくなってきた。これはずっと着たいなと思う洋服の一つだ。去年は最終日に体調を崩し、お店に立てなかった。TくんとMくんが来てくれたらしい。最後に挨拶ができなくて残念だった。
今年も昨日で最後の営業日となりました。2024年もお客様やメーカー様に支えられた楽しい一年でした。沢山の笑顔が見れたこと私たち自身も多いに笑えたこと、本当にありがとうございました。来年も楽しそうな催しのお声を頂いてます。皆様に洋服や靴、鞄、アクセサリー音楽、香りなど私たちの周りにある、様々なモノをINSIDE MY GLASS DOORSを通してお届けできるかと思います。年始は1/3からオープンです。早速、新作が並びますので、是非お越しください。2025年も皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。良いお年をお迎えください。
seya.やwrittin byでお世話になっている西村さんから電話。年末のご挨拶に来てくれたのに藤田くん(店主)が風邪を拗らせてしまいOPENが間に合わず、ご挨拶できなかった。本当にごめんなさい。ということで、私が代打を務める事になり、この日記も代わりに書く。15時ごろやっとお店に到着。慌ててシャッターを開け、昨日のOLIVER CHURCHのイベントのままで1階は何も置かれていなかったので、さてどうしようかと考えながら、なんとなく年を明けてから着たくなるようなニットを並べた。suzusanのニコちゃんのニットやKota Gushikenの黄色いベスト。なんとなくご機嫌な雰囲気にした。ご機嫌な気分でディスプレイを変えて、年始に並べるストールやOLIVER CHURCHの写真を撮り始めた。ストールがOLIVER CHURCHのシャツにすごく合って、これは、ちょっと暖かくなってきた頃とかに、シャツに肩にヒョイっとかけて……みたいなのがすごく良いじゃないかと、またひとりご機嫌になっていた。
今日はオリバーが来る日。オリバーのシャツを着て気合いを入れる。初めはハンカチだけのイベントの予定だったが、急遽4型だけオーダーできるようになった。お店に着いてからディスプレイの準備をする。昨日の晩、考えていたので、すぐに終わる。掃除をしてそろそろオープンの時間が近付いてきた。動画を撮り始めるとすでに外にIさんが待ってくれていた。すぐに店内に案内をする。話しながら動画を撮る。そうしているとオリバーがやってきた。初めて会う。もうオリバーの洋服を仕入れ始めてから3年くらい経つか。なんだか顔を合わせて話をするのが変な感じ。でも会えて嬉しかった。なんとオリバーと同じシャツを着てきてしまった。お互いそれで笑い合う。僕たちやお店の空気を実際に見てもらう方が、絶対に良い物作りができると思っている。Aさんが入ってくる。全身オリバーを着てくれている。パートナーのエマさんが入ってくる。初めましての挨拶をする。隣でうどんを食べていたそうだ。オープンしてから15時くらいまで、ずっと人がいる状態だった。それぞれオーダーもしてくれたし、オリバーと記念写真を撮ったりしていた。喜んでくれて良かった。空いた時間にビルを案内したりコーヒーを買いに行ったり。きみえのお姉ちゃんも来てくれた。これで英語はとりあえず大丈夫だ。2回目の波が来る。Yさんはチェックのシャツを着てくれている。オリバーも喜んでいた。もちろんハンカチを見に来てくれる人も多かった。びっくりしたのが、みんな流暢な英語を話せる。ちゃんとコミュニケーションが取れている。あまりにも話せる人が多かったので、心の底から普通に会話できるくらいにはならないとダメだなと思った。来年は少しずつ勉強しようと思う。みんなそれぞれその人らしいものをオーダーしてくれる。出来上がりが楽しみだ。折角なので、僕もどれかオーダーしようと思う。オリバーの服は着込むほどに良くなる。だから初めは100点ではない。後から120点になる洋服だ。あっという間に時間が過ぎ、終わりの時間になる。ハンカチはオーダーしてくれた人にプレゼントしたが、それでもいつの間にか後一枚になっていた。大盛況だったと思う。