1960年代のアメリカ製のシャツをベースにクセがありつつも毎日着れて、着る人のパーソナルな部分を引き立ててくれるようなレギュラーカラーのシャツを作ったと教えてもらった。と言ってもそう簡単なモノではなくて、目に見えない細かいところに溜息が出るほど凝った作りになっている。着る事により発見があって、日本の職人さん凄いな!って改めてなる。例えば、裾の始末など現代では簡素化されてしまい、技法と言っていいのか…そういう部分が省かれる。そういった部分というのは光を当てないと途絶えてしまうのだけど、こうやって光を当ててくれる彼らがいるから繋ぎ止めれる気がする。もちろんそれを着るお客様がいるから成立するのだけれど….。久々に、このシャツを囲んであーだこーだと、ここがすごいだ、ここがおもしろい。などお客様と話したいなと思った。それと、生地のことも最後に!とても心地の良い京都の麻が使われていて、いつの日か”とろんとろん”となるだろうと想像できる。
<サイズ>
1 : 身幅57cm / 肩幅48cm / 袖丈65cm / 着丈81cm
<モデル>
172cm / サイズ1を着用
<素材>
LINEN 100%