2024.11.5
三連休が終わり、少し楽な格好をしようと思った。ということでオマールのスウェットと数年前のCLASSのウルトラスエードのパンツを選ぶ。どこも締め付けられない。快適そのものだ。
昔からよく来てくれているお客さんから11月も12月も忙しくて行けそうにないのでアンのパンツが欲しいです。とメールをいただいた。いつも何かと気にかけてくださる方で、とてもありがたいし、嬉しい。明日送る予定。
お店を開けて、写真を撮り始める。ひと段落し、少しするとNさんが入ってくる。一年振りくらい?初めはオリバーチャーチとスズサンが気になりお店に来てくれたと記憶している。今日はセーターを見に来てくれたそうだ。最近編み物をしているそうで、たくさんの色が織り合わさるSlopeslowのセーターを手に取る。試着して良いですか?と試着する。まずはMを着て、少し大きかったのでSを着る。こっちの方がスッキリ見えますね。ワイドパンツでもいけそう、と。じーっと組織を見る。白に見えていても違う色を組み合わせるからこう見えるんですね。と興奮気味に言う。白でもいろんなニュアンスの白がある。織物は絵画のように表現できるのかもしれないと思った。
旅行で大阪に来たという男性が来店する。スラックスを探しているという。renomaとseya.などをおすすめし、説明する。農林会館にも寄ったそうで、行きたかったお店が定休日だったそう。堀江にも行ったけど、これというのはなかったらしい。話していると洋服屋にそんなに慣れていないらしい。renomaを試着をし、この値段のジャケットも買った事ないので悩んでしまいます。と言われる。サイズもぴったりでとても似合っていたけど、無理に押す事はしないようにした。本当に納得してもらいたいと思ったからだ。少し考えて良いですか?勿論です、じっくり検討してください。と僕は言う。すごく接客を丁寧にしていただいて嬉しかったです。とても居心地が良かったです。と言われお店を後にする。お店に行くことが楽しいと思ってもらえたら良いなと思う。
自転車の二人組がお店の前に自転車を停める。こんにちはーっと入ってくる。髪の毛が短くなっていたので一瞬わからなかったがUくんだった。彼は梅田方面で洋服屋をやっている。今日はwritten byを見にお客さんを連れて来てくれた。地下に降りてwritten byを見る。コートを試着したりカバンを持ってみたり。あれも良いなーこれも良いなぁと。お連れさんはロンTを試着したりしている。じゃあ今日はKota Gushikenの靴下買うので、カバン後日でも良いですか?とお取り置きになった。仕事あるので、とUくんだけ先に帰る。お連れさんは21歳だそう。アパレル志望で面接を受ける予定だそうだ。頑張れ!と心の中で思う。ふとCLASSのデニムシャツを手に取り試着をする。ものすごく響いているようだった。僕の私物も見せる。洗ったほうが何倍も格好良いからだ。じゃあこれ買います!と決めてくれる。Uくんのお客さんなのに良いのかなぁと複雑な気持ちになるが気に入ってもらえてよかった。
そしてそろそろお店が終わる頃、フランスから旅行者が入ってくる。あなたのブランド?とても良い空間だね。と言われ、単語単語で説明する。どうやらアートがお好きなようで大阪でお勧め教えて欲しいと言われる。神戸や京都はいっぱいあるけど大阪はあまり知らない・・と伝えつつ万博公園をおすすめする。民博や日本民藝館もあるし、なんと言っても太陽の塔は変え難いものだ。行くかわからないけど、彼は喜んで店を後にする。