INSIDE MY GLASS DOORS
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2025.12.11

台湾4日目。あれだけ食べたのに朝はちゃんとお腹が空く。という事で、歩いて10分くらいの所にある朝ごはんのお店にいく。昔からあるような、街に馴染んだ良いお店。白髪ロン毛のマスターの作っている姿が格好良い。このお店に来てわかった、僕はダンビンが好きみたいだ。こんな朝ごはんが毎日食べれるなら住みたい!と思えるくらいだった。台北にお店出したとしたら?なんて妄想する。食べ終わりホテルに戻る。ヘンリーとナオミがホテルまで迎えに来てくれた。今日はスタジオとお店を見に行く。台北中心地から少し離れた場所だった。良い感じの雑居ビルの2階。ドアを開けるとペリーが出迎えてくれた。他のスタッフさん達にも挨拶をする。パターン、裁断する部屋、縫製部屋、生地庫、染色のスペース全て見せてくれた。お茶の出涸らしもあったし、錆も育てていた。本当にここで全てを作っている。たくさんの人が関わり一つの洋服が作られている。当たり前の事かもしれないけど、もっと深く理解できた気がする。見れてよかった。

ペリーが合流しお昼ご飯に。近くの水餃子のお店。こんな所は地元の人しか行かないだろうなぁというロケーション。これがびっくりするほど美味い。スープ、麺、豆腐、水餃子。こんなに食べれる?というくらい運ばれてきたけど、あっという間になくなった。喉が渇いたのでタピオカのお店に。僕は烏龍茶にチーズが乗っている飲み物を渡される。チーズと聞いてびっくりしたが、なぜかめちゃくちゃ合う。きみえは台湾の人は組み合わせるのが上手と言っていた。確かにそうかもしれない。

彼らのお店anomiに到着する。ゆったりしていて、緑も多くとても落ち着く場所だ。店内も広い。PROJECTbyH.と日本のブランドやインポートが並んでいた。『自分のブランドにないものをセレクトしている。』いつかヘンリーが言っていた事がなんとなくわかった。素晴らしいお店だ。ここからTochcaさんが合流する。近くのカフェに移動しミーティングが始まる。それぞれの考えを話し合い、進んでいく。良いプロダクトができそうだ。楽しみ!

そして、夕食の時間まで近くの公園を散歩する。湖が大きくて気持ちの良い公園だった。日本よりも国土が小さいはずなのにとても広く感じる。道も広いし、歩道も大きく自転車と歩行者がちゃんと分かれて通れるようになっている。人もすごく優しいし、活気があって良い国だなぁと思った。

夜は鴨鍋のお店へ。もうすでにほぼ席は埋まっている。台湾では鴨鍋は冬にしか食べないらしい。だからこのお店は冬しかやっていないそう。冬だけで一年分稼ぐらしい。良いやり方だなと。鴨のホルモン、食べた事なかったけど美味しい。豚の血のお餅。これは無理だと思ったが、試してみると美味しくて僕もきみえも何個も食べた。もう明日帰るのか。まだまだ時間が足りない。

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