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Genève “Stingray”

オメガの今は無きジュネーヴラインの1本。フラッグシップであるコンステレーションや高い機能性を有するシーマスターに次ぐ普及ラインといったイメージが強いですが、元は時計の精度を競う天文台コンクールでの数々の功績を記念して、その一つであるジュネーヴ天文台から名を冠して発表されたハイエンドなドレスウォッチでした。バリエーション豊かなジュネーヴラインですが特に70年代になると機能性だけでなくデザイン性も強く求められるようになった時代の潮流を受けて、従来の枠にとらわれない先進的なデザインのモデルが数多く発表されました。左右に大きく張り出した独特なオーバルケースの形状から”Stingray”や”Cobra”といった愛称で呼ばれるこのモデルは、70年代らしいレトロフューチャーデザインを纏ったオメガの隠れた名作です。搭載するムーブメントはCal.1481で日付の修正方法に特徴があり、リューズをプッシュすることで早送りができます。


OMEGA

1848年、Louis Brandt(ルイ・ブラン)がスイス ラ・ショー・ド・フォンに開いた工房がはじまり。1894年に開発された19型キャリバーは”究極”の時計であるという自負からギリシャ語アルファベットの最終文字「Ω=オメガ」と命名し後にこれを社名として採用する。1930年にはオメガが中心となりスウォッチ・グループの前身となるSSIHグループを設立し、ロンジンが設立したASUAGグループとライバル関係を取りながら世界の時計産業をリードしていくこととなる。アメリカ航空宇宙局(NASA)の公認クロノグラフに認定され1969年のアポロ計画によって月で時を刻んだ初の時計となった『スピードマスター』をはじめ、第二次世界大戦中にイギリス軍からの依頼のもと開発された”マリーン”をベースに市販用に改良しリリースされた傑作ダイバーズウォッチ『シーマスター』や、天文台コンクールでの輝かしい歴史の証明とも言えるクロノメーターコレクション『コンステレーション』など数多くの傑作モデルを生み出した。近年もGeorge Daniels(ジョージ・ダニエルズ)が開発した革新的な機構である『コーアクシャル脱進機』を採用し量産に成功するなど高い技術力を誇っている。そのほかオリンピックをはじめとする様々なスポーツ競技にて計時を担当するなど、スポーツ分野においても多大な貢献をしてきたメーカーでもある。


1970’s OMEGA Genève “Stingray” / ¥275,000-(tax in)

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