今日もPOMPEIIを着る。腕の皺がくっきりしてきた。こういうのがそそられる。着る事によって完成に近づいていく洋服。そういうのが好きだと再認識できた。パンツはオルビィトーマス。靴はPETROSOLAUMのHIDDEN DERBY。最終日、平日ということもありゆっくりしている。週末がとても忙しかったので、このゆったりも心地が良い。ヘンリーとペリーときみえと色々な話をした。台湾についてやラーメンについて、今後の取り組みについて、アニメや漫画について。ペリーは僕が前にオススメした魔男のイチが台湾で出たらしく買ったそうだ。面白いと言っていたのでオススメしてよかった。今日来るかな?と思っていたOさんが来店する。ウールのQUENTINを着てくれていた。TochcaのスクエアとPROJECTbyH.のPOMPEIIをお渡しした。春夏を見てORDAINEを試着する。ORDAINEは元々秋冬にしか作られていなかった。去年、ORDAINEをヘンプで作りたいという声があり、作ってもらった経緯がある。だからもしかしてそのおかげで春夏仕様もできたのかな?と勝手に思っている。形はジャケットで風に揺れる素材だと全くの別物とも言える。Oさんも気に入ってくれている様子だった。きみえとはいつも通り韓国話に花が咲いている。青野さんもPOMPEIIを取りに来てくれた。着るなり、『めちゃ良いっすねぇ!』と気に入ってくれた。シャツとしても使えるし、ジャケットのようにも使える。なんやかんや1番出番の多い洋服になると思う。初めて出た半袖シャツを試着して、なんだかしっくりきている感じだった。あっという間に三日間が終わる。いつも通り全員でダッシュで片付ける。そしてそのままラーメンを食べにいく。帰ってきて太田さんにお願いして記念写真を撮った。『ありがとうー!』と言って見送る。次は台湾でと約束した。今年は本当に行こうと思う。
イベント二日目。今日もPOMPEIIを着る。多分明日も着る。すでに腕に皺が入り良い雰囲気になってきた。厚手なのでちょっと暑い。今日は昨日と変わりゆったり。どうやら世間は運動会らしい。それでちょっと都合が付かないお客さんが聞いただけでも数名いた。来年は日程をずらす必要がありそうとヘンリーにも伝える。昨日は全然試着できなかったので、きみえも一緒に色々試着してみる事にした。波のように揺れる軽やかな生地。とても着心地が良い。もう夏は終わったけど、頭の中で夏を想像する。デニムは次の秋冬ではあえて出さないらしい。デニム好きからするとちょっと困る。だからお店用にはデニム中心にしようかと思う。生地も新しく使うデニムだった。某ブランドの60年代の生地を再現したらしい。その上からお茶の出涸らしと鉄釘から作った錆で染めている。一見染めたことはわからない。でも染めなしのデニムと比べると明らかに違う。そのちょっとの違いが使っていった先の大きな違いに変わる。多分それも考えての染色なのだと思う。天気の割にたくさん来店があった。皆PROJECTbyH.を着てくれている。着替えて帰ってくれる人もいた。この場所を通じて色々な人に伝えることが出来ているという実感できた。繋がらなかった事が繋がっていく。小さなお店だからこそできる事がきっとある。
今日からイベントだ。やっぱり緊張するし、プレッシャーがいつもすごい。気合を入れる為に秋冬分でオーダーしていたPROJECTbyH.のPOMPEIIを着ることにした。ガチガチのテント生地みたいでテンションが上がる。ヘンリーとペリーも来て、お店を開ける。ヘンリーに『日本に来て子供達が寂しがらない?』と聞くと『最近はおもちゃを買ってもらえるから喜んで送り出してくれる!』と言っていた。今回はベイブレードを買うらしい。早速Tさんご夫婦が来店する。YさんとKさんも来て店内はぎゅうぎゅうになる。皆さんTochcaと秋冬のPROJECTbyH.のお渡しもあり、次の春夏もどれにしようか選んでいて忙しそうだ。韓国のKさんも来店。なんとヘンリーと顔見知りだった。世間はなんと狭いのか。繋がっていくのだと実感する。一日、こんな調子でバタバタ。あっという間に夜になる。僕たちもそうだけど、お客さんたちがPROJECTbyH.を好きになってくれて本当によかった。
久しぶりに連休を取った。1日目は溜まったやらないといけない事をして、2−3日目は久しぶりに琵琶湖へ行ってリフレッシュした。ぼーっと何もせず景色を眺め続ける。機械音も全くしない。鳥や動物の声しか聞こえない。そういう時間って必要だなと感じる。頭の中がクリアになった気がする。
今日は台湾からPROJECTbyH.のイベントのオーダー分が届く。関税と消費税が高い。仕方ないけど、どうにかならないかなぁ。箱を開けるとたんまりと入っていた。検品する。型を確認すると大体誰のかを覚えていたのできみえにびっくりされる。同じくしてTochcaの2便目も届く。箱を開けると革の良い香りがフワーッと漂ってくる。とりあえず全員に連絡を取る。たまに留守番電話になるけど、留守番電話は緊張する。緊張するから多分噛んでしまっていると思う。(そんな事は誰にも言われないので優しいなぁと思う。)
written byのTen button shirtsにdaisuke tanabeのブラックデニム。そのみつのボタンブーツを履く。昨日written byが入荷してきた。別注した鞄とデニムのセットアップとカーディガン。どれも可愛い。入荷したら連絡くださいと言われていたFさんが早速来店。今日も半休だったらしい。カバンを早速見て『やっぱり良いですねぇ。』よく見るとクルーキットの半袖シャツの下に同じプリントのTシャツを着てくれていた。10月なのにまだ半袖が快適ってどうなんだろうとか話をする。急に寒くなるのはやめてほしい、秋が1番好きな季節だから。そんなことを言いながらカーディガンを試着するけど、暑い。となる。今日は早めに帰って片付けをするらしい。持っていた荷物を全部入れ替えて帰る。似合ってたなぁ。カバン。
PROJECTbyH.のロングシャツにdaisuke tanabaのデニム、そのみつのボタンシューズを履く。暑くなったら脱げるようにTシャツの上の羽織るような感じ。昼間はまだ暑い。最近毎日使っているKingsleyの大きなトートバッグ、先月クタッと柔らかくなった僕の私物を見て欲しい!と言われダメもとで聞いてみるとタイミングが良かった事もあり作ってもらえることになった。それが上がってきて、Fさんが広島から取りにきてくれた。久しぶりに新品を見たけどカッチカチだ。革もそうだけど、キャンバスは使い込むと本当に良い雰囲気なる。初めはデカ過ぎて使いにくいかも・・と思ったけど馴染むとめちゃくちゃ使いやすくなった。慣れたのもあるかもしれない。なんでもそうだけど、使わないとわからない事がある。写真だけ、情報だけ。それでわかる部分は結局少ないのだと再認識できた気がする。お店ではそれを伝えていきたいと思っている。
先日seyaのパンツを通販してくれた方がセットアップのジャケットを注文してくれた。パンツを送った時にお手紙にセットアップもおすすめです!と書いていたので、すごく嬉しかった。Sくんが来店する。ちょうど寒い所へ出張を控えているらしく、『そろそろコートが欲しいなぁと思って』と言われていた。クルーキットのコートを試着すると、あまりの重さにびっくりする。ライナーを抜いてみる。もちろん本体の方が重いけど、ライナーを抜くだけでだいぶ軽く感じる。ライナーだけで着てみるとこれも良い!となる。『コートとライナーは完全に別々に使えますね。』『はい、コート二枚分だと思ったら、もしかするとお得なんじゃないかと言われてる人もいました。』『このずっしりした重さがコート着てる!って感じしますね。』本当にすごいコートを作ったもんだ。
OLIVER CHARCHのBIG POCKET JACKETの中にwritten byのTシャツ、SpomenikのWIDE STRAIGHT PANTS、AFOURのCODEを履く。東京のFさんが久しぶりに。written byのtatamiリュックを持ってくれていて『毎日使ってます!』と言われていた。冬服を見るも、『まだ暑くて気分にならないですねぇ。』と言われていたけど、Slopeslowのフーディを試着してくれる。もう10月なのに。KさんがNishimakiのサンダルを持って来られる。どれだけ履いても痛いとメールで聞いていたので、確認するための持ってきてもらった。ただ革が硬いだけではなくて、少しストラップの位置を調整した方が良さそうに見えた。写真を撮ってお預かりすることになった。足の形や指と指の間隔、本当に人それぞれ違うのだと思った。
オリバーのジャケットにdaisuke tanabeのブラックデニム。PETROSOLAUMのCONNECT DERBYを履く。月曜が祝日なので三連休。三連休は案外暇なことが多い。忙しくなれーと祈る。祈った効果なのかはわからないけど、忙しかった。久しぶりにM君が来店する。先にお友達が来ていてお店で待ち合わせだそう。二人であーだーこーだと話をしながら試着したりする。今日はブーツを探しているとのこと。そのみつのボタンブーツを履いてみることに。椅子に座り、足を入れるとシュッと空気の抜ける音がする。フィット感に驚いている様子。顔が綻んでいる。立ったり座ったり。横から見たり後ろから見たり。なかなか脱がない。僕にも経験があるけど、脱ぎたくない!と思ってしまう。多分そう思っているのだろうと思う。椅子の上で三角座りをする。そして鏡をじっと見ている。5分くらいはその状態だったと思う。突然『三角座りってこんなに格好よかったでしたっけ?』と言う。僕もきみえもお連れさんも声を出して笑う。僕らでは思い付かない、最大限の表現方法だと思った。『履いて帰ります!』と嬉しそうにお店を後にする。
今日はTさんがTochcaのカバンとお財布を取りに来てくれた。ショルダーは引き手に取り外し可能なタッセルを追加した仕様だ。『KUDUって艶でますかね??』と言われ、『昔トーチカさんが言ってましたけど、椅子にスエードを引いているそうで、ツヤツヤになっていると。摩擦で毛が寝て来るんだと思います。カバンなので相当時間はかかると思います。』『楽しみですねー!』と気に入ってもらえた様子だったのでホッとする。KUDUはグレー、お財布は少しだけ残っていたシボが良い感じのマリヤムのグレー。今回はグレートーンで合わせているのが良いなと思った。東京から中尾さんご夫婦が来られる。写真を撮っていたら店の前に立っておられたのでびっくりする。ラグビーの試合を見に来られたらしい。森さんのぐい呑みを手に取り、展示会で使おうと言われる。お店で使っているハンガーが欲しいそうなので、売っていそうな所を伝えるも無かったらしい。僕もそろそろ追加したいからまた探そうと思う。Iさんが夜にSlopeslowのヘンリーネックを買いに来てくれた。サイズで悩んだけど、あとで洗ったら良い感じに縮んだとメッセージが来る。よかった。
リトゥンのTシャツの上にオリバーチャーチのBIG POCKET JACKET。CLASSのデニムを履いてPETROSOLAUMのCONNECT DERBY。今日は通販がいくつか入っていたので準備をする。東京のお客さんからはSlopeslowのTRUCK PANTSが欲しいとメールも来ていた。準備が終わると少し汗ばんでいた。クーラーを少し強める。10月やんな?と心の中で呟く。お店を開けるとすぐにHさんが来店する。この前購入してくれたPERIOD FEATUERSのシャツを着てくれていた。『このシャツ、すごく良いです。』と言われていたので良かった。『このseyaのジャケット見たいです。』とウェブのページを見せてくれる。この日は地下にあったので持って行く。今回のコンセプトとこのジャケットの僕なりの解釈を伝える。試着してみると、僕には良い感じに見えた。『僕は背が低いので、合うジャケットが中々ないんです。丈は長くないですか?どう思いますか?』と質問される。『元々リラックスフィットなので、少しゆとりはあるけど、丈は問題ないと思いますよ。』と伝える。僕の中でこのジャケットはドイツのある写真家が撮った写真に写っている紳士のイメージだった。写真集を見ながらそれを説明する。写真の中の紳士が着ているジャケットの丈を見て、なるほど!と納得された様子だった。