オリバーのジャケットにdaisuke tanabeのブラックデニム。PETROSOLAUMのCONNECT DERBYを履く。月曜が祝日なので三連休。三連休は案外暇なことが多い。忙しくなれーと祈る。祈った効果なのかはわからないけど、忙しかった。久しぶりにM君が来店する。先にお友達が来ていてお店で待ち合わせだそう。二人であーだーこーだと話をしながら試着したりする。今日はブーツを探しているとのこと。そのみつのボタンブーツを履いてみることに。椅子に座り、足を入れるとシュッと空気の抜ける音がする。フィット感に驚いている様子。顔が綻んでいる。立ったり座ったり。横から見たり後ろから見たり。なかなか脱がない。僕にも経験があるけど、脱ぎたくない!と思ってしまう。多分そう思っているのだろうと思う。椅子の上で三角座りをする。そして鏡をじっと見ている。5分くらいはその状態だったと思う。突然『三角座りってこんなに格好よかったでしたっけ?』と言う。僕もきみえもお連れさんも声を出して笑う。僕らでは思い付かない、最大限の表現方法だと思った。『履いて帰ります!』と嬉しそうにお店を後にする。
今日はTさんがTochcaのカバンとお財布を取りに来てくれた。ショルダーは引き手に取り外し可能なタッセルを追加した仕様だ。『KUDUって艶でますかね??』と言われ、『昔トーチカさんが言ってましたけど、椅子にスエードを引いているそうで、ツヤツヤになっていると。摩擦で毛が寝て来るんだと思います。カバンなので相当時間はかかると思います。』『楽しみですねー!』と気に入ってもらえた様子だったのでホッとする。KUDUはグレー、お財布は少しだけ残っていたシボが良い感じのマリヤムのグレー。今回はグレートーンで合わせているのが良いなと思った。東京から中尾さんご夫婦が来られる。写真を撮っていたら店の前に立っておられたのでびっくりする。ラグビーの試合を見に来られたらしい。森さんのぐい呑みを手に取り、展示会で使おうと言われる。お店で使っているハンガーが欲しいそうなので、売っていそうな所を伝えるも無かったらしい。僕もそろそろ追加したいからまた探そうと思う。Iさんが夜にSlopeslowのヘンリーネックを買いに来てくれた。サイズで悩んだけど、あとで洗ったら良い感じに縮んだとメッセージが来る。よかった。
リトゥンのTシャツの上にオリバーチャーチのBIG POCKET JACKET。CLASSのデニムを履いてPETROSOLAUMのCONNECT DERBY。今日は通販がいくつか入っていたので準備をする。東京のお客さんからはSlopeslowのTRUCK PANTSが欲しいとメールも来ていた。準備が終わると少し汗ばんでいた。クーラーを少し強める。10月やんな?と心の中で呟く。お店を開けるとすぐにHさんが来店する。この前購入してくれたPERIOD FEATUERSのシャツを着てくれていた。『このシャツ、すごく良いです。』と言われていたので良かった。『このseyaのジャケット見たいです。』とウェブのページを見せてくれる。この日は地下にあったので持って行く。今回のコンセプトとこのジャケットの僕なりの解釈を伝える。試着してみると、僕には良い感じに見えた。『僕は背が低いので、合うジャケットが中々ないんです。丈は長くないですか?どう思いますか?』と質問される。『元々リラックスフィットなので、少しゆとりはあるけど、丈は問題ないと思いますよ。』と伝える。僕の中でこのジャケットはドイツのある写真家が撮った写真に写っている紳士のイメージだった。写真集を見ながらそれを説明する。写真の中の紳士が着ているジャケットの丈を見て、なるほど!と納得された様子だった。
クルーキットのジャケットにPROJECTbyH.のEROS、そのみつのボタンシューズを履く。Sさんが来店され『daisuke tanebeのジャケットありますか?』と。『完売してしまいました、すいません。。』と謝る。『あれ良さそうでしたよねぇー。』と、とても残念そうにされていた。来月イベントがあることを伝える。スイスから来たという親子が来店。偶然お店を見つけて入ってきてくれたらしい。息子さんも洋服が好きそうな感じで店内を見て少しハイテンションになっている。daisuke tanebeのブラックデニムを試着したいと言われフィッティングに案内する。お父さんは靴下をじっと見ていたので、説明するとじゃあこれ、これ、これ、これ、これと全部選んでくれた。息子さんが出てきてサイズはピッタリだった。きみえがちょうど穿いていたので、こんな感じになりますよと見せる。そのみつのトレッキングシューズも履いてみたい、クルーキットのカーディガンも着てみたいと。めちゃくちゃカッコ良いコーディネートが完成した。お父さんがクルーキットのコートを羽織る。びっくりする程似合っていた。話を聞くとスイスで妻さんと洋服屋さんをしているそう。『すごく良いお店だ!』と言ってくれた。お店を出て写真を撮っている。息子さんがお父さんにありがとうー!とハグしている様子を見て微笑ましくなった。
COMOLIのブラックデニムシリーズ、この前ジャケットを購入してくれた方が『パンツまだありますか?この感じならセットアップにしても良さそうだなと思って』と来店される。このパターン何名かおられた。同じ生地で上下があると結局欲しくなるという傾向はあるけど、デニムではあまりない。確かにテーラードジャケットにスラックスのセットアップと比べると格段に気楽だ。そういう意味ではあえて上下で着るのも良いのかもしれないと思った。先週、daisuke tanabeのムートンジャケットが入荷した。色と革の質、デザインどれも最高に気に入ってしまい、ちょっとビビりながら多めに仕入れた。このデザインだと黒だとゴージャスな感じがするし、茶色だとほっこりしてしまう気がする。青銅器という色をイメージしたというのもすごくよかった。しかし売れなかったら大惨事だ。大丈夫と言い聞かせる。そしたら早速買いにきてくれた。数日前に問い合わせをくれていた方だった。似合っていたし、僕もやっぱり欲しい。羨ましい。
今日もかなり沢山の人が来てくれた。9月後半の追い込みがすごい。助かる。今日は久しぶりに前職の前のお店の頃から来てくれているN君が来てくれた。計算するとかれこれ20年近くなる。あーもうそんなに経つのかぁと思うのと、人生の半分くらい通ってくれている事に感謝しかないなぁと感じる。1番最初に買ってくれたブーツを履いてきてくれた。『見せようと思って』と。すごいなぁ、こんなに長く、大切に履いてもらえて靴も幸せ者だと思った。長くこの仕事を続けているのがすごいとは別に思わないけど、誰かの人生の一欠片になれているのかもしれないと思うと嬉しくなる。洋服は裏切らない。何かしんどい事があったとしても、良いことがあったとしても、何も言わず常に寄り添ってくれる。誰かにとってそんな洋服を提供していきたい。たくさん来店があったし、今日は良い1日だったな。
久しぶりにTさん夫妻が来店。あとできみえから聞いたけど、最近引越ししたらしく少し遠くなったらしい。多分身長180以上あって運動もされているので体格も良い。中々サイズの合う服がなかったけど好きな雰囲気、合うサイズがわかってきたので、それもイメージしながら仕入れる物を考えている。だから合うと思うものを地下から持ってくる。seyaのジャケットとCOMOLIのブラックデニムを試着する。妻さんが『クラシックな雰囲気が好きだけど硬いのはあまり好きじゃない、でもそのジャケット良い感じにくったりしてて良い!』との事。妻さんはお好きなKota Gushikenとか思い思いに試着して持っている服との相性とかをイメージしている。お二人とも服が似合うというか着慣れているなぁといつも思う。カルフォルニアから観光客の方が来店。スマホを見ながら入ってきたので、おそらく目掛けて来てくれたのだと思う。地下もあります、というのを伝えるのに慣れてきた。大体の方が喜んでくれる。Yさんは初クルーキット。嬉しかった。『今週ウェスアンダーソンの映画見ましたよ!』というと『僕も見ました!その後に鬼滅見ました。』と。1日に2本見れるのがすごい。頭が混乱しそうだと思ってたら3本の時もあるらしい。きみえも昔はそうやってみていたと言っていた。一日映画館に入り浸るのも良いなと思った。
オマールのPHILIP SHIRTSにクルーキットのデニムパンツ、靴はそのみつのレインシューズ。雨が降る予報だったけど結局降らなかった。オープンしてすぐに若い男性が来店。話してみると韓国からCOMOLIを探しに来たらしい。『これありますか?』と当店のHPのブラックデニムワークジャケットを指差している。『ありますよ!』と言うと飛び跳ねて喜んでいる。『昨日大阪の取扱店を回ったんですけど、どこにもなくて・・』と言われていた。とても喜んでいたので、僕も嬉しくなる。試着してスマホの写真と何やら見比べている。『ケンチャナヨ?』と聞くとびっくりされる。『韓国ドラマ見て覚えた』と言うと『なるほど〜、大丈夫です!』と言われる。洋服を買う為だけに日本に来たと言われていた。時間で言うと新幹線で東京に行くのと変わらない。でもフットワーク軽さが羨ましいなと思った。
クルーキットのジャケットにCLASSのデニムパンツ。そのみつのボタンシューズを履く。ちょっとずつ長袖も着れるようになってきた。冬物が欲しい!と思う気温になってほしい。必要以上にお店を冷やす。