サンダルを見ると夏だ!という気分になる。暑いのは苦手だけど夏しか着れない、履けない物にはすごく惹かれる。一枚仕立てで踵は少し高さがあり歩くときに踵がちゃんと引っ掛かる。そして親指と小指が少し覆われた、足全体を優しく包み込むデザイン。コンフォート、その言葉がしっくりくる。どこかを締め付ける訳でもなく履き初めの痛みからきっと解放されるでしょう。レザーは撥水なので突然の雨にも安心。馴染みがあるけど少しの違和感が面白いサンダル。
『私の作品は、壁に絵の具を垂らし、刷毛でゆっくりと引いていくことで生まれます。そして、パフォーマンスに訪れた人が直接絵の具を塗ることで、作品は完成へと向かいます。そこには、人の存在や時間の積み重なりが映し出され、時に織物のような表情を見せることがあります。2年前、初めてこの場所でパフォーマンスを行ったとき、店のガラス扉に線を引きました。その際、店名「Inside my glass doors」の由来をきみえさんに尋ねると、夏目漱石の『硝子戸の中』にちなんで名付けたのだと教えてくれました。硝子戸で世間と隔てられた書斎の中で、静かに日々を過ごす漱石のもとに、時折、さまざまな人が訪れる——その移ろいゆく時間の流れが、この空間にも宿っているのだと感じました。私も、そのうちの一人なのかもしれません。』
『私の作品は、壁に絵の具を垂らし、刷毛でゆっくりと引いていくことで生まれます。そして、パフォーマンスに訪れた人が直接絵の具を塗ることで、作品は完成へと向かいます。そこには、人の存在や時間の積み重なりが映し出され、時に織物のような表情を見せることがあります。2年前、初めてこの場所でパフォーマンスを行ったとき、店のガラス扉に線を引きました。その際、店名「Inside my glass doors」の由来をきみえさんに尋ねると、夏目漱石の『硝子戸の中』にちなんで名付けたのだと教えてくれました。硝子戸で世間と隔てられた書斎の中で、静かに日々を過ごす漱石のもとに、時折、さまざまな人が訪れる——その移ろいゆく時間の流れが、この空間にも宿っているのだと感じました。私も、そのうちの一人なのかもしれません。』
Lea bobergのジャケット、renomaのTシャツ、オマールのスカートにロングホーズを合わせてそのみつのボタンシューズ。家の近所だとすごく浮いている。大阪市内まで来るとなぜか安心する。
PROJECTbyH.のヘンプのコート、お試し中のシャツ、最近買ったTシャツ、BLACKBIRDのジーパンにPETROSOLAUMの白い靴を履く。今日はアメリカの顧客さんから依頼されていたsuzusanのカシミアセーターが届いた。ピンク色だ。気に入ってもらえたら良いなと思いながら梱包して郵便局へ行く。もう何度も海外へ送っているので、用意がだいぶ早くできるようになった。朝は大雨、そしてめちゃくちゃ晴れる。そして雨。変な天気だ。お店も暇だったので、日頃溜まっている作業をする。
PROJECTbyH.のコート、Kota Gushikenのカシミアシルクのニットの中にミッキーのTシャツ(思いの外透けなかった)、CLASSのデニムワークパンツとそのみつのボタンシューズ。コートもニットも風を通しまくるから涼しかった。今日も通販を頂いていたので、送る。住所をみると全員大阪の人だった。いつか来てくれた良いなと思う。先月の終わりくらいに来られたMさんが来てくれる。沖縄旅行に行くと言われていたので、どうでしたか?と聞くとすごく良かったと言われていた。良い服も着れたしと。seya.を着て行ってくれた。沖縄に合いそうだぁと思ってオススメしたので嬉しかった。サーターアンダーギーが好きだそうで、毎食3個食べてしまったそう。今日ジムのトレーナーさんに怒られたとの事。一個カロリーが500もあるらしい。僕も大好きで良く食べていたのでギョッとする。そんな話をしながらTシャツやパンツを試着してくれた。
革が良くて、作りが良くて、歩き易くて、格好良い靴は世の中にはたくさんあります。しかし僕たちの求めている要素はそれだけではありません。ペテロオラウムの靴はデザインをする時の思考、革を選ぶ為の思考、普通では気付かないような細かい部分のテクニック。上質なプロダクトが生まれるその過程がいつも面白いと感じています。だからこそ僕たちはペテロオラウムに惹かれるのかもしれません。
今日は月末だったので定休日だったけど出勤して支払いをする。今月も無事乗り越えられたから良かった。先日東京のHさんからメッセージがくる。水曜日出張で大阪行くんですけど空いてますか?と。ちょうど来る予定だったので、せっかくならと夕方まで開けることにした。言われていた時間より少し早くに来られる。ご無沙汰ですーと。お店に来てくれるのは2回目だ。普段はよく通販をしてくれている。どうやらクルーキットのPCケースが気になって見に来てくれたそう。たまに意外なものをクルーキットは作る。デザイナー本人が必要だと思ったタイミングでこういう製品が生まれる。僕は結構それが好きで出たら必ず発注している。もし誰にも響かなかったとしても自分で使おうといつも思うけど、結局完売している。密かな人気品番なのかもしれない。最近ジャケットが好きだそう。そう言えば前にもジャケットを買ってくれている。ウェブには載せていないモナカ色のウールのタンクトップを手に取る。暑くないですか?とかコットンと比べてどうですか?と質問を受ける。汗かきの僕がなぜこれを作ったのか、ウールの良さを伝える。あとモナカ色は白に響かないことも。Mさんが入ってくる。Mさんも久しぶりだ。きっと空いてる!と思って来てくれたのだと思う。きみえが対応する。Tシャツとタンクトップを吟味していた。PROJECTbyH.のイベントのことも伝える。今日もパンツを穿いてくれていた。夕方になりお店を閉める。いつもより早い時間の電車。人の多さにびっくりする。スマホを見るとHさんから東京にないことがとても残念です!笑、また出張の時に伺います!とメッセージが。僕はめちゃくちゃ儲かったら出します笑、またお待ちしてます!と返した。
今日は祝日。世間ではゴールデンウィーク。僕たちは休みになることはないので、行楽地がどんな状況になっているのかはわからない。例年を考えるとゴールデンウィーク期間中の本町はとても静かになる。働いている人が少ないし、会社も閉まっている。日曜日がそんな感じだが、それがずっと続く。お店もそんなに忙しくはならない。イベントをしたとしても、みんなどこかへ遊びに行くだろうしなぁと思って日程をずらしている。来られる方にとっては貸切のような状態でゆっくり見られるから、ある意味贅沢な時間になればと思っている。Hさんが来られる。コモリのパンツとPERIOD FEATUERSを着てくれている。今日はライヴに行くらしく、その前に寄ってくれた。今はマリッジリングを検討している。AVMを選んでくれたら嬉しいなと思う。僕自身もAVMにして良かったと思っているから。BLACKBIRDのバングルとクルーキットを見に来てくれた。そういえば昨日、Spomenikからギフトが届いた。残布で作ったパズル、旅館の部屋にたまにあるやつだ。Spomenikの生地だとかわいい。お酒のお供やリラックスしている時にーと言われていた。ありがとうございます、こういうお心遣いが嬉しい。本当面白いブランドなので、強くプッシュしていこうと改めて思った。
久々にイギリスの短編小説を読んでいる。途中気づいたのだけど、最近は良い話だなというのを読んでいた気がする。この小説はダークで不気味な箇所が多いが出てくるキャラクターは憎めない。それで面白い。だいたい(今のところ)洞穴とか地下とか屋根裏とか布団の中とかそういう暗い箇所が舞台。読んでいる中でこういう世界は子供の時から好きだったなと思い出す。明るくてキラキラしていない前向きでワクワクする面白い世界。さて、今年もきっと夏は暑いのでTシャツは気に入ったら仕入れている。歳のせいか元気いっぱいな夏とは少し遠い。前にも書いたけど、ブラックバードのTシャツは夜遊びに行く時に似合う。昼間の元気いっぱいの太陽の下のTシャツというよりは夕暮れ日が落ちてきてからのTシャツがあっても良いと思う。30度超える暑い夏は昼間より夜遊ぶ方が健全かもしれない。もう私たちは朝まで起きてることがキツイけど、あの早朝にちょっとづつ明るくなる頃、真っ黒になった目元とかも気にせず、ウゲーって感じで家路につくあの感じにも似合うんじゃないかなこのTシャツ。と思っている。