INSIDE MY GLASS DOORS
BAG
MENU

今週の1階は….

商店街を歩いていると、ハローウィンの飾り付け用のアイテムが売り出されていた。えっ!!えぇー!!ってなる。もう今年終わっちゃうんじゃ無いのか?と焦る。なんか秋の気配を感じてきましたね。なんてSNSなどメディアで目にする。まだ暑い。願望が強すぎて無理やり感じようとしているのではないか?と思っていたけど、昨日、お店の前の梅もどきの実も赤くなりかけているのを発見した。そういえば、数日前からツクツクボウシも聞こえる。私もサンダルを履くのに飽きてきたし、秋に向かっているのも事実なんだな。となんとも寂しい気分になりかけていた。

昨日お客様が着てくれて、届いたばかりのKota Gushikenを試着して、前に見てくれていたCLASSのウルトラスエードのパンツを合わせたり、買ってくれたBLACKBARDの洋服と合わせて合うね?なんて話をしていたら、彼が「めちゃくちゃ秋冬楽しみになってきた!」とウキウキしてた。届く予定のOmar Afridiの写真を一緒に見ながら想像して私もウキウキした。

今朝お気に入りのラジオ番組をradikoで聞いていると、ある映画監督がモンタージュという言葉を発した。モンタージュとは映画用語で視点の異なる複数のカットを組み合わせて用いる技法のことを意味するそうだが、例えで言っていたのが、コーヒーの入ったカップを持っている。次のシーンではそのカップは空になっている。そのコーヒーはその持っていた人が飲んだのか?捨てたのか?その部分は映っていない。私はモンタージュという言葉に惹かれた。その技法がある事により、コーヒーはその持っていた人が飲んだのか?捨てたのか?と想像する。答えはその人が解釈した事で間違じゃない。なぜなら、映画は観た瞬間からその人のモノになるからと。作り手はどういう意図だったのかと答えを知ろうとする事が多いが….自身の想像で間違いじゃない。というような事を言っておられた。

お店では想像する事だらけだ。今、目の前にある服を着ている自分。何と組み合わせるか?または、何処に行くのか?冬の想像もする。で、気持ちまで変わっていく。そこには不正解などない。そんな事で、1階は心地よいをテーマにしてディスプレイしてみたけど、今朝のradikoの影響により”モンタージュ”になった。(”心地よい”はまた次回に。)見て着て想像して買って持って帰ってください。そしてまたいろいろな組み合わせをして想像をしてみてください。ウキウキしてもらえればと思っています。

色々届いております。COMOLIのカットソー Kota Gushikenのあれこれ CLASSのウルトラスエードは後少し。デニムは悩んでいる人多々。BLACKBARDのコードゥロイパンツはそろそろオンライン掲載します。と諸々と…AW続きます。

CLOSE