今日は定休日だけど東京へ展示会へ向かう。The crooked TailorとCOMOLIとそのみつの秋冬を見に行く。久しぶりに雨模様。外を歩くのでレインシューズを履いて行ったけど、滑ってこけた。大人になってから転倒した記憶がない。弁慶を強く打って血が出た。痛いよりも恥ずかしい方がこういう時は上回る。きみえは僕が本気で転んだ所を初めて見たらしく、ちょっと笑っている。時間が経つと腰が痛くなった。
daisuke tanbeのパーカにSpomenikのパンツ。オマールのアトリエコートを羽織る。少しずつ暖かくなってきていて春コートが心地よい。この穏やかな気候が長く続けば良いのになと思う。とは言えお店は底冷えするのでまだまだストーブは付けないと寒い。今日は、昨日悩んで帰られたYさんが来てくれたり、Yくんがコモリを見に来てくれたり、Nさんが春物を見に来てくれて、名古屋から久しぶりにSさんがクルーキットを見に来てくれたり・・・など忙しい1日だった。名古屋のSさんはよく大阪には来られるそうだが、いつもクルーキットの入荷のタイミングで来れずに悶々としていたそう。ほとんど在庫はなかったけどジャケットとシャツを見てもらう事ができた。初めて袖を通したそうで、あまりの着心地の良さに唸っていた。僕も初めて着た時はそうだったなぁと思い出す。クルーキットは何かに左右される事なく、全てにおいて貫いている。いつも前シーズン以上の世界を僕たちに示してくれる。そんな洋服を並べることが出来て、来られるお客さんたちに喜んでもらえるのは本当に嬉しい事だと感じている。
オープン前に原田さんがアートディレクションとデザインをしている北浜のSUIMON HOTELに行ってきた。今は使われていない東横堀川にある旧水門施設をホテルのフロントに見立ててその空間を実験的に使い、使われていない施設を活かした水辺の魅力を伝える拠点としての可能性を探るというプロジェクトらしい。こんな所にこんな建物あったっけ?という場所にあった。僕には少し馴染みのある場所だった。前の仕事のアトリエがすぐ側にあり、お昼休みにお弁当を食べながらよく読書をしていた所。懐かしさを感じながら立ち入り禁止と書かれた所を進んで橋を渡るとその建物がある。空間を見るのも楽しみだったけど、新建築書店 / POSTのポップアップも楽しみにしていた。小ぶりな空間でとても心地が良かった。僕たちだったら何ができるだろう?と妄想する。天井が鏡のようになっていて川の揺らぎが見える。都会のど真ん中なのにちょっと異世界に来た感覚が面白い。本を数冊選び、空間と本を堪能しお店に戻る。
daisuke tanabeのブラックデニムにスウェット。最近同じようなフォルムになる。しっくりきている。今日はきみえは休みなので、ワンオペだ。ワンオペはaoma coffeeで聞いて初めて知った言葉。そんな風に言うのかと勉強になった。今日は2年前にニューヨークから来てくれたGさんが来てくれたり、COMOLIから久しぶりに入荷があった。インスタにちらっと載せたら、前に京都から来てくれたYさんがCOMOLIを見に来てくれた。持っていたリュックが登山でも行くかの様にパンパンだったので、今日は荷物多いですね!と言うと結婚して大阪に引っ越したんです、と。荷物がもともと少ないらしく、少しずつリュックに詰めて運んでいるそうだ。その身軽な感じ良いなと思った。昨日、自宅の大掃除をして沢山整理した。整理してもまだまだ不用品がいっぱいある。沢山処分したはずなのにそこまでスペースを確保できていない。どうやってそれらをしまっていたのか不思議でならなかった。と言うわけで、掃除の度に必要なものだけ買おうと思っているけど中々難しい。Yさんは前にもCOMOLIを買ってくれていて、とても良かったそう。それでまた見に来てくれた。入荷したウール和紙のジャケットをワークパンツを試着する。ジャケットはあえてサイズ3だけを入れた。細身な人でもこれなら雰囲気が出ると思った。思った通り、良いドレープが出ていた。本人もまんざらでもない感じだった。
daisuke tanabeのブラックデニムにヴィンテージのスウェット。最近スウェットばかりに手が伸びる。古いものを集めたくなってきた。でもここ数年はかなり高額になっている。危険だ。収集癖。気に入ると集めたくなってしまう。古着のTシャツやリーバイスも集めた。フィギュアも集めた。フィギュアなんかは開封用と保存用2個ずつ買っていた。今はもう断捨離してしまったけど、最近そのフィギュアも何十倍の値段になっているのを見かけた。やっぱり好きなものは残しておいた方が良いのかもしれない。それはリセールを考えての事ではなくて、また欲しくなった時に買う事が難しくなるからだ。そんな話をお客さんと店頭でしていると、スモールライトがあれば良いですよね。となる。皆置く場所に困っている。
オマールのショーツにdaisuke tanabeのパーカ、上からクルーキットのGジャンを着る。まだこの格好は寒かった。早くこの位で歩けるようになって欲しい。昨日まで2階で備前焼のExhibitionだった。展示していたものを岡山から森さんが引き取りに来られる。とても評判が良かったので、喜んでくれていた。今後の話などをする。そしてご好意で引き続き販売させてもらえる事になった。INSIDE MY GLASS DOORS用にも僕自身も前から使っていて気に入っている揺れるぐい呑シリーズを中心に選ばせてもらった。何というか、持ち心地が良い。ずっと持っていたくなる感じ。焼物でそんな感覚になるのはあまり記憶がない。備前焼に新たな価値を見出す努力を日々されている賜物だと感じる。とにかく森さんの1ファンになった。また備前まで行って陶芸の体験をしに行く約束をした。夜にはMさんが取り置きしていたものを引き取りに来てくれた。seya.もお好きなので、ご覧いただく。墨流しのシャツを試着する。着たらダメだろうなと思っていました、と言われていた。
昨日は結構忙しかったので、いつも通り今日は静かかなと思っていたけど、悪天候の中結構沢山の方が来られた。通販も入ったし、3月は出足良い感じだ。気は抜けないけど。オリバーチャーチのリネンシャツの中にCLASSのモックネックを着る。まだ一枚だと寒い。パンツはSpomenik。ウエストが馴染んできて、腰で穿けるようになった。靴はそのみつのレインシューズ。雨の日はこれが安心だ。今日は年末のアームのイベントでオーダー頂いていたMさんが引き取りに来られて、洋服もじっくり見てくれた。色々なお話をしたがほぼ同世代とわかり、共感できる事がたくさんあった。Spomenikに反応してくれたのが嬉しかった。ひと段落してお昼ご飯に出ているとUくんからメッセージがくる。取り置きしていたコートを仕事の休憩時間に取りに来てくれた。走ってお店に戻る。久しぶり走ったけど、多分早歩きくらいの速さしか出ていなかったように思う。無事Uくんにコートを渡す事ができた。YさんとKさんも来てくれてseyaを見てくれた。きみえとKさんに勧めたいねと言っていたSpomenikをほぼ無理やり試着してもらう。とても気に入ってくれた。僕たちがSpomenikを初めて見た時、『あっ、これだ!』という感覚になった。言葉ではうまく説明できないけど、勘のような?第六感?が働く時がある。Kota Gushikenを見つけた時もそんな感じだった。その感覚になるものは僕たちにもフィットするし、INSIDE MY GLASS DOORSに来られるお客さんたちにも合うものだと思っている。
もう3月。お店をしていると時間の流れが早く感じる。この調子だと人生なんてあっという間に終わっちゃうなぁなんて考える。生きにくい世の中だけど、その生きにくさも楽しめないと楽しくならないなと頭の中で色んなことをグルグル考える。オマールのショーツに長い靴下を穿いて、daisuke tanabeのパーカを着る。この組み合わせも気に入った。一階はseya.を並べている。冥丁さんの音楽をかける。めちゃくちゃ心地の良い空間。多分この空気はここでしか味わえないものだと思う。今日はせいなちゃんが鞄を引き取りに来てくれて、Spomenikのパンツを気に入ってくれたり、Kさんがseya.を見に来てくれた。Yくんもseya.を見に来てくれた。終わり掛け、一服しているとTくんにバッタリ。時間ギリギリだったので、きっと来るつもりはなかったのかもしれないけど、会ってしまったので、入ってきてくれる。申し訳なかったかな?seya.を一通り試着してくれて、ついでに取り置きしていたコートを持って帰ることになった。今日seya.を見にきてくれたKさんとYくんは十津川村、に引っ掛かったらしい。Kさんは地元がそっち方面で、今は北海道に姉妹都市があるとか作家さんが移住してきているという事を教えてくれた。Yくんは毎年バーベキューに行っているらしい。だから気になって見に来てくれたそうだ。場所に引っ掛かる人が同時に来るなんて面白いなと思う。
daisuke tanabeのethanを穿く。一度洗ってみたけどシワが入って良い雰囲気になった。スウェットを着て、昨日と同じオマールのリネンのアトリエコート。また作ってくれないかな。今日はオーダーの締めが2件ある。ほぼ出来ているけど、本当にそれで良いのか考える。できれば在庫は残したくない。でも欲しいと思ってもらえる人にちゃんと渡ってほしい。ある程度は実績などで予測は出来るけど、実際はそうならない事も多い。ある意味博打と同じような気がしている。通販が入っていたので、きみえにお願いする。月末なのでブランド側に支払いをする。今月も無事支払うことができた。お店を開けると柳原さんが来る。4月のイベントについて話をする。クルーキットのシャツも着てみる。夜、接客中に外から誰かがめっちゃ笑顔で手を振っているのが目に入る。よく見るとオマールのデザイナー、市森くんと菊田くんだった。菊田くんは3−4回来てくれていて、市森くんは取り扱う時に来てくれた以来だった。お店を久しぶりに見てもらい、People care.Planet care.にも案内する。ちょうどゆうひさんが来られていたので紹介する。ゆうひさんもイギリスに住んでいたので、地元話みたいな感じで盛り上がる。屋上へ行く。なーんかしたいですね、みたいな話をする。お互い宿題ということになる。岡山からわざわざ来てくれる為に途中下車してくれたみたいだ。新幹線の時間がやばいと急いでタクシーを拾いに行く。次は泊まりで!と約束した。
最近気に入っているdaisuke tanabeのパーカを初めて着る。首がしんどくならない。レザーが付いているので立ち方も綺麗だし、着丈の短さも良い。ワイドパンツが多いから使いやすいと思った。パンツはPROJECTbyH.のEROSを。コートはOmar Afridiの初期の分厚いリネンのコート。リネンだけど暑くなると着れない。夏以外に着ている。今とは少し雰囲気が違うけど、気に入っている。
ヴィンテージのスウェットにSpomenikのパンツを穿く。寒いからパッチは必要だ。この前東京に行った時にパッチが通じなかった。関西弁だという事を初めて知る。お店を開けて、着画の撮影をする。Spomenikにdaisuke tanabeにBLACKBIRD、PERIOD FEATUERS。どれもめっちゃ良い。色々着ると楽しい。季節の変わり目は特に気分が上がる。それが伝わっていると良いなと思う。撮影が終わり一回に戻って片付けをしているとSさんが前を通る。目が合ってお互いニヤッとしている。一応入ってきてくれる。リアのニットベストをコートの上から着ていて、その感じがすごく似合っていて格好良かった。きみえも絶賛していた。Sさんは今年入って初めてだった。さらっと春物を見て、仕事巻きで終わらして後できます!と出て行く。そして1時間程して戻って来てくれた。今日は30分しか無いんですけど、と言われる。僕も巻きでオススメを持ってくる。リアのジャケットを試着したり、クルーキット、CLASSやオリバーチャーチも試着する。話をしていると秋冬のクルーキットのダッフルとシャツが忘れられないそうだ。だから今日はクルーキットのどれかを持って帰るという固い決意があったそうだ。服の説明をするけど、話が入っていっていない様子。頭の中でグルグルどれにしようか考えている様だった。それだけ頭の中を一杯にしてしまうクルーキットはやっぱり凄いのだと思う。
久しぶりにアメリカの通販の常連さんからメールが来る。今まで購入してくれたものを楽しんでくれているそう。まだ実際にお会いしていないけど、沢山のメールでのやり取りで何となく人柄が感じられる。私と主人の分で欲しいものがあるから送って欲しいとの依頼だった。ちょうどお二人のサイズの在庫があったので、送料を計算して返信する。明日発送する事になった。初めは海外に送るのは大変かなと思っていたが、慣れてしまえば国内通販と変わらない。今回も気に入ってもらえると良いなと思う。今日は前にPERIOD FEATUERSのシャツを購入してくれた方が新作を見に来てくれたり、当店を東京のお店だと思っていた人がクルーキットを見に来てくれた。その方は近所で働いているらしい。サイズが48だったので、僕が買える確率がさらに下がった。本当に欲しいけど、喜んでもらえる方が嬉しい。その感じを僕自身が楽しんでいる。と前にお客さんから言われて、確かにそうかもと思った。