“デニムらしいデニム” カリッとした良い硬さがあり、グレーに向かっていく良い色落ちと焦茶のステッチの色落ち、そしてクタッとした柔らかさが出る経年変化が想像できるデニムでした。大戦期のカバーオールから着想を得たジャケットです。シンプルながら変わることのない完成されたデザインです。とても立体的で動きやすいパターン。長年寄り添ってくれるジャケットになると思います。
“デニムらしいデニム” カリッとした良い硬さがあり、グレーに向かっていく良い色落ちと焦茶のステッチの色落ち、そしてクタッとした柔らかさが出る経年変化が想像できるデニムでした。日常の中で無くてはならないパンツの1つになったベルテッドパンツ。遊びに出かける時もキャンプに行く時もちょっとそこまで、と出かける時も。常にベルテッドパンツという選択肢がありました。洋服に慣れていたとしても、慣れていなかったとしても、そんな事は関係なく包み込んでくれる寛容さがこのパンツにはあります。とベタ褒めしてしまう位、無くてはならないパンツなのです。
“デニムらしいデニム” カリッとした良い硬さがあり、グレーに向かっていく良い色落ちと焦茶のステッチの色落ち、そしてクタッとした柔らかさが出る経年変化が想像できるデニムでした。以前のモールスキン5Pパンツと同型で少しワイドなテーパードシルエット。5Pのデニムを穿いているような感覚で着用できます。平行気味についたポケットは手を入れやすく、座った状態でもスマホなどを出し入れしやすかったです。
デザイナーが前回のコレクションの撮影で砂丘や港町に訪れたときに、新たに芽吹く植物を見て何となく次はグリーンだと思っていたそうです。そしてロンドンで映画館や図書館など文化的な建物と植物が建築の中で共存している光景を見た事によって、人工物と自然物が共存し混じり合う今回のコレクションが生まれました。
いつものTシャツやシャツの上に羽織るだけ。何も考えず着るだけで気分を変えてくれる洋服があったら楽だなぁと思います。TOILE SHIRTのフーディーデザイン。柔らかく味わいのある細かいチェック。ボタンレスで生地の柔らかさが相まって、この力の抜けた感じがとても心地よく感じます。秋口にはアウターとして、鞄の中に忍ばせてカーディガンのように使うのも良いかもしれません。寒くなったらジャケットやコートの下に着てフードを出す。持っている洋服とどう組み合わせようか考えるのが楽しくなってきました。
1900年初頭のフランスの農夫が着ていたジャケットを思い出しました。少し低めのラペル、柔らかいツイード、裏地には少し起毛したフレンチリネン。何年も着てきたかのような力の抜けた雰囲気です。しかしシルエットはとても美しく、リラックスフィットなので着心地は軽くて快適、昔のツイードのような硬さは全くありません。あの時代の空気を現代的に纏えるのは何だか嬉しく感じます。同素材のROAD TRIP PANTSとセットアップでも楽しめます。
『ポケットの角度が良いですね、手が突っ込みやすいです。』と試着された方が言われていました。パンツを選ぶ一つの基準として物を入れるのではなく、手を入れた時にバランスの良いパンツが良いなと思っています。トップボタンが排除されている、紐を縛って穿くROAD TRIP PANTS。LE VILLARET JACKETと同じツイードなのでセットアップでも楽しめます。ウエストのジャストの位置で留めても、少し落としても穿ける自由さのあるパンツです。腰回りをスッキリ見せる為にサイドシームはありません。ストンと落ちるシルエット、生地が柔らかいので心地が良いです。
Tシャツがそろそろ飽きてきたなぁと感じる頃、カーディガンを羽織るとちょっと新鮮な気分になれます。その新鮮さというのは季節が移り変わる時に感じることが多い気がします。Kota Gushikenのカーディガンはウールの強撚糸をその特性を活かして編み地がよじれるように編んでいます。強撚している事でシャリっと。さらによじれている分、そこまで肌に触れません。だから暑くなり過ぎず程よく暖かい。という事は一年を通すと案外長く着れるのではないかと思いました。ウール自体も質が良く、全くチクチクしません。そして今シーズンのテーマを象徴するハートがどこかに隠れています。わかるようなわからないような。あっ!見つけたと思ったら、やっぱり違うか?ここにもある!と思っても次には見つけられない。さりげなく、LOVEが込められている。その感じが良いなぁと思いました。
今年の夏はどうでしたか?今まで体験した事のない暑さで、何とか着れるものと言えばTシャツやノースリーブでした。40度近い気温の中、歩いていると感じたことがありました。それはジリジリと照りつける日差しが痛いという事。これは逆に半袖だときついと思いました。しかし長袖を着るのもきつい。色々試してみた結果、半袖を着ているのと変わらない感覚で着れたのはインドのカディコットンでした。
心と体が喜んでいるような・・・穿いた瞬間に笑みがこぼれました。15.5ミクロンのメリノウールの二重仕立てでホワホワです。ゆとりのあるワイドシルエットなのに腰回りがスッキリと見えます。それはサイドにパネルを配することで立体的なパターンになるからだそうです。柔らかくて軽くて、窮屈な感じもなく、気持ちが良い。そして美しいシルエット。多分このパンツを手にした人はこればかり穿いてしまうだろうなと思っています。
比翼仕立て、短めの襟。凛としてとてもミニマムなシャツ。ウールに最上級のカシミアが入ったヘリンボーン素材はとろける様な柔らかさと滑らかな肌触りです。襟裏とカフスにはフレンチリネンの裏地があります。美しい生地と綺麗な仕立て。それでいて”抜け”があり、着ると高揚した気分になれる、それが特別に感じられました。
その土地の空気を切り取り、Tシャツに収める。その空気を心地よく感じられるものに出会える事は多くありません。セヤのTシャツはその心地良さを毎回感じられ、集めたくなっている自分がいます。セヤのルックブックを撮影しているJeff BoudreauさんがフランスLozèreで撮った写真を肩先と首元まで大胆にプリントしています。脇線を後ろに少しずらして立体的に、袖は2枚のパーツで構成した凝ったディテールのTシャツ。今回は後染めを施し、シーズンカラーの”地”の色を表現したそうです。