鞄を持つこと、それは荷物を入れる為でもあり洋服と同じ様に気分を上げてくれるものの1つだと思っている。洋服との色合わせでコーディネートをしたり日々変化する革の雰囲気を楽しんだり。ただの道具としての鞄ではなくて、常に楽しめる鞄を使う事が重要でTochcaの作る鞄はどれも使っていて楽しい。普段鞄を持たない人にも是非試して欲しいブランドです。これでもか!とリヴェットを沢山打ち込んだとても頑丈なトートバッグ。打ち損じは出来ないのでかなり神経を使うらしい。持ち手は短いですが、荷物を入れて持った時に重心がブレない絶妙な長さ。肩掛けする事を完全に排除し手持ちのみに特化する事によってこのトートの快適さが生まれている。グレイッシュなブラウンカラーは美しい色の変化と艶を楽しめます。
ここ数年は1枚も購入できていませんが、4年ほど前に購入したコモリのウール天竺は未だによれる事なく現役。真夏の外を歩く時も、家の中でも、キャンプにも。もう元は取れたと思う位着ているし、気に入ってまだまだ着るだろう。夏こそウール、そう思うようになったきっかけのTシャツ。全くチクチクしないウール天竺。薄いけどしっかりしている。ウールには体から出る水分の量によって体温を調節する特性があり、汗を吸ってすぐ乾くのでベタベタした感じがなく涼しいし冷え過ぎない、そして汚れたら気軽に洗える。カラーは黒に近いNAVYと紫がかったネイヴィのBORDERを選びました。色々なパンツと組み合わせて暑さも楽しんで欲しい。
ORONGOに続き初めてご提案するモデル、SABOTAGE。基本的にはCODEと近いがサイドにラインの入っているデザイン。元々AFOURが作り続けているモデルだ。今回のカラーテーマは『ロシア』1月のロシア正教のクリスマスに登場するマロース爺さんと孫娘の雪娘(snow maiden)のイメージカラーである水色から着想を得て製作されたそうだ。そしてサイドのラインにはロシア国旗を配している。アッパーには上質なスウェード素材。しなやかな素材感で油分もしっかりと入っている。インナーにはベジタブルタンニンのレザーを使っていて、モチモチしていて心地良い。足を入れると包まれる様なフィット感、ソールは硬く地面を強く感じられる。これがAFOUR特有の履き心地だ。歩き易い上に疲れにくい。CODEやORONGOで使用しているオイルドヌバックレザーに比べると柔らかく、馴染みの早い印象だった。フェード感のある配色がとても良かった。
春には綺麗なトラウザースや色落ちしたデニムに合わせたいと感じた。シューレースは3色付属しています。(焦げ茶、ブルーグレー、ブルー)サイズに関してご不明な点はCONTACTよりご連絡かお電話にてお問い合わせ下さい。
今回のテーマは”a comfy heal-th“デザイナー自身家にいる事が多くなり、自分の身体と心に向き合う時間が増えたらしく今まで関心の無かった植物や花に興味が出てきて一緒に生活をする事で妙な安心感があったそう。そういう時間を過ごして心地の良い、穏やかで、治癒の様な、健康的な何かを求めてる事に気付き、生活の中で洋服に関する煩わしさを軽減したり、着る人にとっても地球にとっても心地の良いものを・・そんな視点から出来たのが今回のコレクションです。完成されたと言ってもよい名品と言えるトレンチコートをニットで。その完成されたトレンチはカチっとしている印象を受けるけれど、Kota Gushikenがニットで作ることによりとても柔らかい印象で風が通る、ユニークなフォルムになっています。
1990年代デンマーク製のアノラックスモックブルゾン。北欧では春先でもスキーを楽しまれておりライトオンスのスモックは親しまれている。防寒性を求めたうえの襟元だったり、手を使う為荷物を入れておくポケットの重要性であったり機能性に優れたデザインが多い。デザインへの”美”というのを入れ込まれる(なくてはならない)中に着込むことも出来るし、ギュッと絞ることも出来る。どう着ようかと考える楽しみを与えられた1着です。また、色あせた綺麗な空色が特徴のスモック。
ヴィンテージを取り扱っていると、届いたシャツの背景を想像する。これを仕立てた人はかなりの肩が大きかった人なんだろうな。とか….職業は何か?地位の高い方だったのか?とか……それも、ヴィンテージの面白いところ。このシャツは、デパートで普通に売っているおじさんのシャツをブツっと切っちゃった。そんなシャツ。がデザイン。身幅は大きめだけど丈が短い。生地の雰囲気と襟の形とフォルムが良い意味でアンバランスなのが面白い。様々な着方を自由に楽しんで欲しい。
2020年家に居る事が多くなって、家という小さな世界を豊かにしたい。そう思う人が多くなったのも自然だと思う。『どうせなら、好きなものだけに囲まれて人生を送りたい。』そう教えてくれたのは、70歳後半のマダムだった。あーこれなんか好きじゃないなーって思いながら部屋にあるのがすごいストレスになる。でも、そうは問屋が卸さない。マダムが「この年になってやっと好きなものだけに囲まれる生活になったの笑」と言っていたのもよくわかる。とりあえず、パジャマから家着に着替える。グダグダと過ごして昼過ぎに、ちょっと散歩がてら外に出よっかな。そう言い聞かせて出る準備。その時はやっぱりお気に入りと出かけたいと思う。それだけで、やっぱり気持ちというのは違う。でも、わざわざ着替えるのも面倒。だって近所だし。そのテンションを上げてくれるのが、裾なんだから面白い。クルっと折ると赤いテープが見える。クルっと折って靴を履いて、出かけて帰ってきたら、グデグデっと裾を伸ばして怠けても良い休日。
ユニフォームというのはカッコ良い。作りは素朴なものが殆どで、削ぎ落とされたデザインの中に機能性が取り入れられている。その主である会社やショップのロゴが、時代時代で色々で面白い。これもまた、簡潔にどのような会社なのか伝えている。春は雨が多い。一枚ナイロンのコートを羽織っておくと良い。初夏の雨の日、意外と肌寒い時が多い。半袖の上から羽織れる。夏、急なゲリラ豪雨が最近多い。傘をさしていても濡れる。その時もナイロンのコートは役立つ。で、ポケットの中にしまえる….そんな感じだとよくあると思う。wellのこのshop overは腰のループを肩に掛けてスマートに持てる。玄関先につって乾かすこともできる。作りは素朴で、削ぎ落とされたデザインの中に機能性が取り入れられていて、彼らのコンセプトがギュッなったブランドロゴがある、Shop over。
ポロシャツは昔から好きで、ワニの小さなワッペンが胸元に付いているのを、小学生から着ている。古着が好きで、小さめで黒とかピンクとかが色あせたのを好んでいた。色がパキッとしているのを着るのがちょっと小っ恥ずかしかったから。その中に何かを着てポロシャツの裾から見せるのが私の中で流行っていたのを思い出す。最近になってまたポロを着たいなと思うけれど、なかなかの丈感がしっくりいかない。(昔のように着こなせない….)その点wellのポロは程よい。ボタンを開けて羽織のようにも着れる(なんと!内ポケットが付いている)だから、ノースリーブなんかを中に着たら、涼しいと思う。ボタン裏のテープがブラウンなので立体感があり、見た目にスラっと見える。薄っぺらい感じもなく、しっかりし過ぎて暑すぎる事も無い。夏のグレーそんな印象の色も良い。
美術館のミュージアムショップに立ち寄るとTシャツが売っていたりする。ライブの後にグッズが販売されているブースでTシャツが並んでいたりする。ぬべっとしたただのTシャツがグラフォックが施される事で立体的に見える。wellのデザイナーが”好きなんです”と言っていたアーティスト鮫島ゆいさんとのTシャツ”見えるものと見えないものを繋ぐ”をテーマに作品を作っておられるアーティスト。色合いが淡く主張しまくっていない感じがきれい。この手のTシャツはボロボロになるまで着込んだ後が面白くなる。選ぶ瞬間はあまり深く考えない、”好き””きれい”とか”カッコ良い”とかそんな感じ。着る時も何も考えずに、いつものブルゾンだのカーディガンだの中デニムの上や短パンの上。都会に出かける時も、田舎に遊びに行く時もライブに行く時も、運動会を見に行く時も家でゲームをする時も、どんな時も着れるから。で、ボロボロになってプリントも掠れたり汚れたりそっからが”well”だと思う。大きく言うとそれこそが、”well”だと私たちは思っている。さて、来週どこに行きますか?
カーディガンは昔から大好きでよく使っています。シャツやカットソーだけじゃ物足りない時や寒かったり暑かったり気温の変化が多い季節など実用的な洋服の1つです。Nobuyuki Matsuiのカーディガンはコットンリネン。アシンメトリーなデザイン。少しシャリッとしていて肌当たりも良く清涼感のあるカラーも気に入りました。ロービング麻紐の柄は一点一点手で編み込んでいるそうで同じ柄は1つとしてありません。その麻紐は引っ張ると抜けてしまうらしい。少しずつ抜けていったりほつれてくるカーディガン。しかし、着用を繰り返す事によってある意味唯一無二の変化をするではないでしょうか。それは使う事によって完成するようなまるでアート作品のような雰囲気を感じました。