コモリの定番であるコモリシャツは洗い晒しがよく似合う着ていてとても楽なシャツ。羽織ると体と服の間に程良い空間が出来て、体が優しく包まれる。それはまるで空気を纏っている様に軽く、シルケット加工された柔らかいコットンは素肌にも気持ちが良い。そして不思議と肩の力が抜けて、リラックスできる。でも見た目はちゃんとしたシャツで・・・。そんな空気感がデザインされているからこそ、誰かにとっての定番で有り続ける理由なのでしょう。
遂にお披露目ができる日がやってきました。ひょんな事から瀬谷さんにお店のデザインをしてくれたTeruhiro Yanagihara Studioの柳原さんをご紹介した事から始まりました。普段からseya.の洋服を着て下さっている柳原さんは一緒に何か作りたいと言われ、3者でコラボレーションする事になりました。そして僕たちと瀬谷さん、柳原さんが思うseya.が完成しました。その特別なシャツはINSIDE MY GLASS DOORSとVAGUE KOBEにて4/18(金)から販売します。瀬谷さんがこの生地は洗うとどんどん良くなります!と言われていたので、一枚洗ってみました。すごく心地の良い、優しいシャツです。ぜひお越しください。
日本には包むという文化があります。荷物を運ぶ為に包んだり、贈り物や借りたものを返す時に包んで返すことがあります。その行為に含まれているのは感謝の気持ちです。そんな伝統的な包む文化を大切に、現代の包みの価値を考える活動をしておられる” HOW TO WRAP “とのコラボレーションです。沖縄のアトリエ”てとてと”で廃瓶からハンドメイドで作られた再生ガラスに革紐で伝統的な結びを行ったネックレスです。透き通った再生ガラスと一本の革紐から成る結び。実用的なネックレスではありますが、アート作品のような魅力があります。お客様は壁に掛けたいと言われていました。それぞれ自由に、所有した人の日常に溶け込んでくれたらと思います。
今日は大貴くんがサインをし忘れた作品があり、その為に来てくれた。ちょうどきみえの前の職場の人が見に来てくれていたので、大貴くんに会えて喜んでいた。大貴くんもこの日記を読んでくれているそう。その話からお店の話になる。夏目漱石の硝子戸の中を読んでくれたみたいで、当時は戦争が始まろうとしていて世の中が慌ただしく動いている中で、変わらず書斎には人が訪れ、小さな事柄が起きている。漱石の書斎に出入りした人たちは様々で僕もその1人なんやなぁと思ったと言っていた。このお店を始める時、そんなお店でありたいと思っていた事を改めて、思い出させてくれた。そんな風に捉えてくれたことも凄く嬉しいし、ありがたかった。
古い時代のワークウェアのカバーオールの袖をカットオフしたベストのような洋服です。袖があると無いとでは印象が変わります。少し暑くても着ることができるし、シャツやTシャツ一枚だと物足りないなと感じる時に着ると落ち着きます。胸にビーズと刺繍で装飾された鳥のモチーフはインドにて手作業で作られています。ボタンを留めると2羽の鳥がキスをするような配置にしたそうです。ボディはストーンバイオウォッシュ加工で使い古されたような雰囲気に。まるでアクセサリーのような感覚で羽織れる袖のないカバーオール。
デザインは定番のStraight denim pantsと同型で、少しテーパードしたシルエット。ウエストに対してはお尻周りにゆとりがあります。だからウエストをジャストにするとお尻が突っ張るという事がないのです。12.5オンスのブリーチ加工したデニム、80-90年代のアメリカ製のデニムの雰囲気を再現したそうです。デザイナーの”好き”が垣間見えた気がしました。その”好き”をキャンバスに見立てたデニムにハンドペイントを施しています。沢山のモチーフがあります。じっくり探してみると”好き”が見つかるかもしれません。
クルーキットのコートにオマールのフィリップシャツとCLASSのデニムパンツ。パンツのポケットが膨らんできて良い感じになってきた。今日は引き続き大貴くんの作品を展示している。顧客さんから問い合わせがあった。見にきてくれたら良いな。昼間から大貴くんも来てくれて、作品にサインをしたり撮影をしたり2階で作業していた。すると電話が鳴る。一階にお客さんが来てくれた。天気の悪い中ありがたいなーと思って降りると、名古屋のSさんだった。この前のクルーキットのジャケットを来てくれている。今日もサッカーを見に来たのと神戸に予約していたメガネを取りに行った後に寄ってくれた。クルーキットのシャツを前に気にされていて、あるかどうかわからないけど、来ましたとの事。まだブログにもアップしていなかったので、申し訳ないなぁと思いながらもありますよ!とお見せする。あーっと、あって嬉しいけど嬉しくないみたいな感じ、その感じよくわかるなぁと思った。羽織るとうわぁ〜と。目がキラキラしている。このシャツは本当に良い。リネンの質感、色。空気。中にこのタンクトップ着ると最高ですよっとウールのタンクトップをしれっと勧めた。この組み合わせは間違いない。大貴くんの作品も気になっていたらしく、地下を見てもらった後に2階にお連れする。お仕事でドイツに住んでいた時期があるそう。会話が弾み大貴くんも作品について説明してくれる。ポストカードを選んでくれた。次はクルーキットのコートが欲しいと言われていた。そしてまた写真を撮って一階の戻るとNさんが来られる。昨日のイベント来たかったと言われていた。地下の作品を見て2階へ行かれた。女性2人が入ってくる。娘さんがインスタを見てくれているそうで、来てみたかったらしい。Spomenikのパンツを見て、KOTONAの新しいブランドですよね?と言われる。今日履いているパンツがKOTONAらしい。大貴くんの作品のことも話す。少し興味がありそうだったので、2階にもありますよと伝えた。しばらくして2階へ上がるとNさんがおられた。アクリル板の作品を選んでくれたそうだ。イベントの映像もずっと見てくれていたらしい。きっと部屋に飾ると空気がガラッと変わる。それを楽しんで欲しいなと思った。
クルーキットのベージュのコート、written byのten button shirts、BLACKBIRDのペイントデニム。コモリのキャップを被る。イベントなので、ちょっと元気の良い感じにする。ten button shirtsはやっぱり着心地が良い。またこの生地で作れたら良いのになと思う。お店について準備をする。ゆうひさんが来て大貴くんも来る。昨日、地下の机を大貴くんと一緒に動かしたら腰をやってしまった。ずっと痛かったけど本格的に痛い。だから動きが鈍く、ゆっくりだ。時間ギリギリまで掛かる。一回には続々と人が入ってくる。狭いスペースなので、すでにいっぱいだ。なんとか準備が終わり、入れる人だけ地下に降りてもらう。スタートした。アンビエントと香り、そしてパフォーマンス。みんなの声も音楽になる。僕は撮影をしたり、パフォーマンスに参加したり、お話ししたり。きみえは一階で対応する。きみえと交代しようと一階に行くとお待ち頂いている方がいて、Kさんが服を見に来てくれていた。BLACKBIRDのタンクトップが気になって来てくれたそうだ。みなさん何度も参加してくれる。初めは消極的だったけど少しずつ大胆になる。あっという間に1時間が経ち、完成する。自然と拍手になる。ちょっと感動だ。地下の雰囲気が少し変わった。こうやって色んな事柄が起きてお店が変化していく。それがなんだか良いなぁと思った。その後はアクリル板に計6回行う。うどん屋さんに並んでいる人や通りすがりの人、観光客の人。さまざまな人が参加してくれる。2階で行う時は通る人がいないので、人が少なかったりする。それで色や雰囲気が変わってくる。その過程も作品なのだと思う。6枚のアクリル板が完成する。それぞれ全く違う表情で美しい。ダイキくんの友人や家族が集まり作品を眺め、あーだこーだ話をする。午前中も参加してくれた小林さんが完成した作品を見にきてくれた。出来上がった作品を見て真剣に選ばれていた。
PROJECTbyH.のコートにお試し中のシャツとSpomenikのパンツ。ヘンプのコートは良い雰囲気になってきた。これは暑くなっても着れそうなので、どんどん着込みたい。今日はCOMOLIとBLACKBIRDが入荷した。箱を開ける瞬間が楽しい。久しぶりにコモリシャツを入れた。そして真夏に大活躍するウール天竺のジャケットが新型で出ていたので仕入れた。カーディガン感覚で真夏の羽織として最高だと思う。コモリシャツはずっとコモリシャツだ。ずーっと着て、ボロボロになったら買い替える。そうやって着続けていけるシャツだと思う。今日来たお客さんが擦り切れました。と言っていた。そこまで着てもらえるとシャツも本望じゃないかな。BLACKBIRDは羽織りシャツとタンクトップ。Tシャツを追い抜かして入ってきた。最近の夏は暑いからタンクトップで遊びを作る。そんな感じになって来ているかもしれない。ドイツのアーティスト、木本大貴くんが明日のイベントの搬入と打ち合わせに来てくれた。今回は地下で音楽と香りとコラボレーション企画。どんな作品が生まれるのか楽しみだ。
最近またお気に入りのフランスのコート、オリバーのリネンシャツ、Spomenikのパンツ。この組み合わせも好きだ。雨予報だったので、そのみつのレインシューズを履く。天候を気にせず履けるのが良い。今日はお店を開けてすぐに中国から目掛けて来てくれた女性の3人組が来られる。地下を見たいと言われる。中国から来られる方達はなぜか皆地下を知っている。SNSで見たと言っていた。ご案内するとテンションが上がっているのがわかる。デザイナーは日本が多いですか?とか色々質問される。ベスのTシャツとSlopeslow、seyaのカーディガンを試着する。とても気に入ってくれている様子でよかった。コーヒー豆が切れたので、aoma coffeeに買いに行く。いつも飲み頃のやつで!と注文する。前とは違う豆を選んでくれる。ちゃんと覚えてくれている。そういうの大事だなぁと思う。戻るとBLACKBIRDの見覚えのあるハットを被っている方が店の前で待っている。すいません、お待ち頂いてましたか?とすぐに開ける。今来たばっかりです。ペテロオラウムを見に来ましたと。ハットの柄域に見覚えがあったので聞くと、うちで通販してくれていた。とても気に入ってくれているそうで、それを被って来てくれた事が嬉しかった。CONNECT LOOPを試着する。大体のサイズを聞いて40をお勧めした。ピッタリだった。
フランスの古いコートにスウェット、オマールのショーツを穿く。長めのソックスを穿いてペテロオラウムのオーストリッチの靴を履く。このショーツはなかなか使える。秋冬も同じ形を入れているので楽しみだ。外で一服していると、久しぶりに東京のFさんが来られる。ご無沙汰ですーと挨拶をする。近況を言い合って、今日はこれを見たくて、とrenomaのジャケットに視線を向ける。ウェブを見てくれたそうだ。試着するとピタッとする。最近はゆったりしている洋服が多かったから余計に感じること、昔はこんな感じで来てましたよねーと話をする。Tシャツになってしばらく着ていると慣れてきましたと言われる。パンツを少しブカっとしたのが良いかもですよと気に入っているCLASSのデニムを持っていく。普段ベルトをしないそうなので、小さめのサイズを試着すると良い感じ。じゃあ藤田さんコーディネートにします!と嬉しい言葉をいただく。Fさんが帰り、一服していると、見て良いですか?と初めての方が来られる。北海道から来てくれたらしい。一昨年北海道に行った話をして、とても好きになったことを伝える。今でもあの大自然を頭の中で想像すると行きたくなる。BLACKBIRDを見てみたくて来られたそうだ。あいにく、お目当てのものは無かったけど、パンツやベストを見てもらった。ベスのTシャツとクルーキットのリネンシャツを試着する。大阪とは気候が全く異なるので真夏の格好も違う。インナーは別としてほぼ半袖は着ないらしい。そう言えばAVMの古川さんもそう言っていた。ある意味春夏の洋服を思う存分楽しめるのが北海道なのかもしれないと思った。夜になりそろそろ終わりだなぁと思って一服していると目の前に人影が見える。顔を上げるとKota Gushikenのデザイナー具志堅くんだった。思わずびっくりしたー!と言ってしまった。大阪に出張で来てて、時間があれば寄ろうと思って連絡してなかったんです、と。お店に来てくれるのは久しぶりだ。きみえも呼ぶ。展示会の話とかスペシャルピースになったカーディガンの話とか色々した後、キャンドルが見たいそうなので2階にご案内する。以前からPCPCのキャンドルを使ってくれている。きみえが一通り説明する。雨の日の香りのインセンスが良いなと思ってくれたようだが、雨の日は頭痛が起こるそうで、そこを懸念している様子。お香を焚いて気圧は上がらないと思いますよ!と言うと確かに!となった。森さんのぐい呑も選んでくれた。
コックシャツのような雰囲気の新型シャツです。トラウザーズと同じSuper140のウールトロピカルで細い糸の織物の為、表面はとても滑らかで涼しい。その特有の滑らかさがドレープを生み、風を余計に心地よく感じさせてくれます。実際にタンクトップの上に着てみました。外を歩くと風をしっかりと感じられます。少し日差しが強かったこともあり、とても気持ち良かったです。少しズレたフロントのデザインとボタンの大きさのバランス、シャツとジャケットの中間のような気がしています。ポケットも出し入れがし易いです。前から見るとセットイン、後ろから見るとラグランスリーヴ。スプリットラグランです。肩周りはスッキリ見えるけど動き易い作りです。僕みたいに肩が大きい人にも嬉しい作りでもあります。同素材でセットアップでも良いかもしれません。自由に、春の気候を楽しんでもらいたいです。