持った時の収まりが良くて、使えば使うほど愛着が湧いてくる小さなコインケース。ステッチを使わない作り方で、折り紙のように折り畳んでいる。シンプルに見えるかもしれないけれど、開き方や収まり方などかなり計算して型紙を作られている。開いて小銭を入れる。出す時には浅い方に小銭を移動させて取り出すと使い易い。エメ(リバース)は元々傷やトラが多い革なので、裏使いとして作られた革。Tochcaはあえて銀面(表)は銀面として使っている。裏使いの裏使い。床面(裏)からもたっぷりオイルが染み込んでいるので、ほぼお手入れの必要もありません。使っているだけでビックリする程ツヤツヤになる。ただ、道具としての便利さだけではなくて経年変化を楽しみ事が出来るコインケース。
カードケースサイズの小さなお財布。小銭も入ってカードも10枚位は入る。お札は三つ折りにして最低限必要な分だけ入れておく。最近はクレジットカードやスマホで殆ど買い物が出来てしまうので、メインの財布は鞄に入れておいて、この位の気楽なお財布を持っているとすごく便利だと実際に使ってみて感じている。革はRitualというホースレザーの裏使い(リバース)、100%ベジタブルタンニン鞣しで、とても雰囲気のある革だ。表面はグレー、中はネイビーのバイカラー仕様。色の変化が違うので、経年変化も楽しみな組み合わせ。内縫いでステッチが表に出ない作りなので触り心地が良く、気が付くと触っている事が多い。ジャケットのポケットにもスッポリ入るので持ち歩くお財布としては申し分なく、むしろメインになってしまうかもしれない。
ハンドクリームや目薬、リップ、モバイルバッテリーなど細々した物って鞄の中で行方不明になる事が多いように思います。使いたい時にすぐ出せないというのは中々ストレスで、Tochcaのポーチを使う様になってからはそのストレスが無くなり鞄の中が快適になった。何で今まで使わなかったのか、だからポーチを持っていない人には是非試してもらいたい。内縫いで丁寧に作られたポーチはコロンとしたフォルムが可愛らしい。持った時の感触も良く、小さ過ぎず、大き過ぎもしない、でも見た目よりは物が沢山入る。使ってみてそんな印象です。ZIPはスイスのriri、これだけでも気分が上がる気がする。ブラックはエメ(リバースレザー)で使うほどにツヤツヤになる。アガベはエルバマット、どんどん深みが増していく革だ。ポーチは鞄や財布の様に使う、取り出す回数が少ないが常に鞄に入っている。そんな日常を過ごす事でいつの間にか馴染んで使い易くなっていく。主役ではないかもしれないけれど、いないと困るバイプレイヤーの様な存在になるのではないでしょうか。
jupon(ジュポン)とはズボンの由来となった言葉だそうです。トラウザーズとかスラックスとかパンツとかボトムスとかとかとか…色々と言われるこれらは、どれも足を包む衣類。様々なデザイナーがそれぞれの生地を使い当たり前だけど、全く違う表現をしている。さて、寒くなったらおでんや鍋が食べたいなって思うように、冬の生地で作られたられた足を暖かく包む衣類を並べました。
10月に入っても夏がまだ少し残っていて、もううんざりだという気持ちと気温が下がってくると少しだけ寂しい気分になる。そんな10月もあと少しで終わりで、今年も2ヶ月しかないとか、何故かちょっと焦ってくる時期でもある。今年は特に衣替えのタイミングがわからないし、あれっこんなの持ってたっけ?と少しずつ服を出し、冬支度をする度に気持ちが入れ替わっていくのがわかる。CLASSのPOENYはダッフルコートがベースのデザイン。フロントはトグルではなく、ボタンで留める。表からはボタンは見えない様になっている。左胸のペロッと捲れたデザインも何だか可愛い。ウールカシミアのダブルフェイスメルトン。その言葉だけでも暖かそうなのが伝わってくる。流石の生地量なので、手に持つとズッシリと重みを感じるが着るとその重さを忘れてしまう。しっかり重みを体全体に分散させているのだと思います。かなり詰まった生地なので、長年着れば良い雰囲気になるでしょう。
Omar Afridiのコレクションは毎回コンセプトがしっかりしていて、中でもコートやジャケットなんかはハッとするデザインや素材使いだったり魅力的なものばかりだ。パンツはどうだろうか?今までのOmar Afridiのパンツを購入されたお客様の話を聞くと、皆さん揃って『めちゃくちゃ穿いてしまいます。』と仰られています。ブラックナイロンのパンツは股上が深めで腰回りがピタッとフィットする。自然とハイウエスト気味になるのだが、そのおかげなのか足が長く見えるような気がする。ワイド気味なのにスッキリ。メルトンのパンツも同様に腰回りがフィットする。丈の短さのおかげなのかワイドなのにスラっと見えるような気がする。そしてシャツ生地の総裏だからチクチクもしない。気温がグッと下がってきたので、風を通さないパンツや、暖かいパンツをそろそろ考えてみませんか?
秋冬はニットやコートなど着れる物が増える。色々な組み合わせを考えたり試したり、それはまるでパズルの様に自分の中の正解に向かって作り上げていくのが楽しい。まずアウターを決めて、手持ちの洋服やこういう色のセーターを・・・等考えていくとやりやすいかもしれません。PROJECT by HのコートはSATURNという色で土星っぽい色?何となく落ち着いたベージュの様なイメージで使い易い色だ。シャツやジャケットと同じで独特な設計で丸いピボットスリーヴなど見れば見るほど発見のあるデザインと作りだ。ボタンには石の削り出しボタン。ポケットがとても沢山ある。サイドにはアームポケットまであるし、背面にもゲームポケットの様なものまである。まるで鞄のようなコートではないか。フードは取り外し出来るのでそこはお好みで。生地は度詰めされたバックサテンでとてもコシがあり着込み甲斐がありそう。アームはスッキリで細く見える気がする。そしてコットンの総裏で持つとズッシリ重みを感じるが、着ると思いの外軽やかな着心地。決して効率の良い作り方をしていないブランド、だからこそここまで手間暇を掛ける事ができ、他には無い物作りが出来るのではないでしょうか。
さて、土曜日からの続きです。どうしても冬になると黒とかグレーとか茶色とかの洋服が増えませんか?昨日、お客様が朱色のコートを羽織っておられた。秋を感じれて見ている私は何とも気分がワクワクした。実りの季節と言うだけあって、葉は赤や黄色に変わり、木の実が出来てゆき冬の準備をし始める。何とも過ごしやすい季節の到来です。COMOLIさんとも前の店からなので10年くらいかな..気づけば長い付き合いをさせて頂いている。時々、こうして綺麗な色目をポンっと出される。見るとハッとする様な。最初に戻るのだけど、冬にこの様な色目を入れると気分も様々な変化がある。今までのパンツの見え方も変わるし、古着のコートの見え方も変わる。同じくして色違いのNAVYは一瞬見ると、生地感もあってチェックにすら見えない。テクスチャーとの相性が最高で光に当たれば、綺麗なグラデーションが現れる。きっと着込めば面白くなると思う。COMOLIの洋服は長く着込めば着込むほどに雰囲気が出る。だって、COMOLIさんは着込んだらこんな感じになるという事を考えて作っている。それはもう、インスタレーションみたいに。着た人とまるで共同で作り上げていく感じ。洋服の楽しみは長い。どうぞ、秋をお楽しみください。
気象予報士さんが告げていた様に本当に今日の大阪はグッと気温が下がった。お客様とも「気温下がりましたね〜」とか「秋っすね〜」と言う挨拶に変わった。昨日の続きです。と言う事で、デニムジャケット。商品のことはこちらにも掲載しております。(気分の話しをします。)この時期は気温変化も激しいので”脱げる”方がありがたい。もちろん、この秋のことだけではなくて、冬は中に着れるし、春まで引っ張れる。中には襟があるモノないモノどちらでも、気分で着れる。(気分の話しをします。)今日来て下さったお客様と”ずーっとこんな状況だから何かしら変化が欲しくなりますよねー”って話をした。いつもはブカっとしたパンツを穿いていたけど、ジャストなサイズ感を穿いてみたり。いつもはスウェットだったけどシャツを着てみたり。気分で洋服も変わる様に、着るもので気分というのは変わる。そろそろ気分を上げたい。上がりたい。よね?!
このサイトにはAboutというページが実はあるのです。(是非一読願います)そこにも書いているのですが。。。1Fは、私たちが勝手にテーマを決めて毎週、商品を入れ替えています。ですが、次の春夏のオーダーの事、次のExhibitionの事、今月末の選挙の事、届いております素晴らしき商品の事、お客様の事、考えていると1週間立っておりました。あっと言う間にと言うのは本当のことで、あっと言ったら1週間でした。言い訳です。と言うことで、WEBで今、気になる商品を代わりがわり紹介します。さて、今日はwellのジップシャツの事が話したくなりました。デザインはシャツ。でも生地はキュプラ。そしてボタンではなくZIP。wellはあらゆる事柄をデザインしている。”いわゆる”に固定されていなくて、でも日常に様々な人へ溶け込んでいく。そんなところが気に入っている。例えば、シャツとしても着れる。中に薄手のタートルを着てもシャツ。シャツの上にジップシャツを着ると羽織りにもなる。ジャケットとカットソー の間の繋ぎとしても加減を調整してくれる。着方次第でどーとでも溶け込んでくれる。明日からグッと気温が下がるそうです。秋が、やっとやって来ます。
何気なく、気軽に、長く着れる(着たい)洋服。でも雰囲気があって・・・。COMOLIにはそういう物が多くある。いつもそこにあってとりあえず着とけば大丈夫。気分も上がるし格好良い、けど格好付けてない。そんなイメージの洋服。空紡糸を使った裏毛のスウェット。吊編み機でゆっくり、しっかりと織り上げられている。初めは少し硬めで着ていく内に柔らかくなり、どんどん気持ち良くなるでしょう。カラーは少し色褪せた様な色、FADE NAVYが目を惹き選ぶ事にしました。使い古したスウェットは昔からとても好きで、あの何とも言えないフェードした色と生地のクッタリ感、いつの日かそんなスウェットになる気がします。
何気なく、気軽に、長く着れる(着たい)洋服。でも雰囲気があって・・・。COMOLIにはそういう物が多くある。いつもそこにあってとりあえず着とけば大丈夫。気分も上がるし格好良い、けど格好付けてない。そんなイメージの洋服。空紡糸を使った裏毛のスウェットパンツ。吊編み機でゆっくり、しっかりと織り上げられている。初めは少し硬めで着ていく内に柔らかくなり、どんどん気持ち良くなるでしょう。裾にはコードを通し、絞れるので靴に合わせて変化を付けられます。カラーは少し色褪せた様な色、FADE NAVYが目を惹き選ぶ事にしました。使い古したスウェットは昔からとても好きで、あの何とも言えないフェードした色と生地のクッタリ感、いつの日かそんなスウェットパンツになる気がします。