リトゥンのTシャツの上にオリバーチャーチのBIG POCKET JACKET。CLASSのデニムを履いてPETROSOLAUMのCONNECT DERBY。今日は通販がいくつか入っていたので準備をする。東京のお客さんからはSlopeslowのTRUCK PANTSが欲しいとメールも来ていた。準備が終わると少し汗ばんでいた。クーラーを少し強める。10月やんな?と心の中で呟く。お店を開けるとすぐにHさんが来店する。この前購入してくれたPERIOD FEATUERSのシャツを着てくれていた。『このシャツ、すごく良いです。』と言われていたので良かった。『このseyaのジャケット見たいです。』とウェブのページを見せてくれる。この日は地下にあったので持って行く。今回のコンセプトとこのジャケットの僕なりの解釈を伝える。試着してみると、僕には良い感じに見えた。『僕は背が低いので、合うジャケットが中々ないんです。丈は長くないですか?どう思いますか?』と質問される。『元々リラックスフィットなので、少しゆとりはあるけど、丈は問題ないと思いますよ。』と伝える。僕の中でこのジャケットはドイツのある写真家が撮った写真に写っている紳士のイメージだった。写真集を見ながらそれを説明する。写真の中の紳士が着ているジャケットの丈を見て、なるほど!と納得された様子だった。
キンとする寒い朝。暖かいセーターの上にコートを羽織る。ずっしりとしたコートの重みが冬を実感させてくれる。ほとんど風を通さないので、そんなに着込まなくてもよさそうだ。最寄り駅に着く頃、体は充分に暖まっていた。
クルーキットのジャケットにPROJECTbyH.のEROS、そのみつのボタンシューズを履く。Sさんが来店され『daisuke tanebeのジャケットありますか?』と。『完売してしまいました、すいません。。』と謝る。『あれ良さそうでしたよねぇー。』と、とても残念そうにされていた。来月イベントがあることを伝える。スイスから来たという親子が来店。偶然お店を見つけて入ってきてくれたらしい。息子さんも洋服が好きそうな感じで店内を見て少しハイテンションになっている。daisuke tanebeのブラックデニムを試着したいと言われフィッティングに案内する。お父さんは靴下をじっと見ていたので、説明するとじゃあこれ、これ、これ、これ、これと全部選んでくれた。息子さんが出てきてサイズはピッタリだった。きみえがちょうど穿いていたので、こんな感じになりますよと見せる。そのみつのトレッキングシューズも履いてみたい、クルーキットのカーディガンも着てみたいと。めちゃくちゃカッコ良いコーディネートが完成した。お父さんがクルーキットのコートを羽織る。びっくりする程似合っていた。話を聞くとスイスで妻さんと洋服屋さんをしているそう。『すごく良いお店だ!』と言ってくれた。お店を出て写真を撮っている。息子さんがお父さんにありがとうー!とハグしている様子を見て微笑ましくなった。
ただただ黒いパンツ、と思いきやパッチワークが施されています。シンプルだけどちょっと遊びがある。その塩梅が心地よく感じるのがスポメニックです。今回のテーマでもある木の床の寄木張りから着想を得た柄をパッチワークしています。パンツ本体の素材はポリエステルではありません。分厚いコットンを両面から起毛させたというその生地はまるでウールのようなぬくもりを感じました。着用すると肌がフリースに包まれる感覚になり、コットンなのにコットンではないような。そんな矛盾が妙に心地よく感じます。ストンと落ちるシルエット、穿き心地はまるでスウェットパンツです。
1日雨が降っていると家から出るのも億劫になる事もある。色々やりたい事を諦めて、潔く家で過ごすのもたまには良い。特に何かをする事もなく雨の音を聞いたり風に揺れる木々を何も考えず見ている。そうやって無心になると頭の中がスッキリする様な気がして雨の日はそんなに嫌ではない。キャンドルにも同じ様な所があって、火の揺らぎを見ながら良い香りに包まれると心が落ち着く。Haeckels(ヘッケルス)のRAIN CANDLEは雨の日を再現した香り。実際に雨水や雨がコンクリートに当たった時に出る物質を採取しブレンドしている。わかり易く言えば雨が降り始めた時の香りだ。目を閉じれば雨の風景が浮かび上がってきて、懐かしい気分になる。そしてその香りがとても心を落ち着かせてくれる。パッケージにはキノコの胞子から作った物が一部使用されている。土に還り、残らないパッケージ。クッション性があるので中のガラスも割れる心配もない。キャンドルのガラス使い終わったらコップや小物入れとしてリユースできる。無駄な部分が全くない、人にも環境にも優しいキャンドルだと思う。(2025.10月よりパッケージ内容(ブランドロゴ)が変更されました)
一見シンプルなスラックスに見えました。ドレープが効きそうな柔らかい生地でその雰囲気に先ず惹かれました。よく見ると近い色調の異素材が使われていてチェックが重なっているように見えました。初めにオリジナルのチェック柄を作り、パンツの大きさいっぱいに拡大します。そして異素材を使い前後にチェックを施したそうです。小さなチェックと大きなチェックが視覚的に交差し、調和の取れたスラックスです。総パーツ数98という想像できない工程を経て完成しました。
花や鳥。本来は可愛らしいはずのモチーフなのに、不思議とそれを超える「格好良さ」を感じました。それはカウレザーという素材の持つ重厚さから来るのか、あるいはモチーフの大きさや配置のバランスによるものなのか。おそらく、これこそが“デザインの力”なのかもしれません。甘織りの柔らかなホワイトデニムに、カウレザーでパッチワークを施した一本。洗いをかけクッタリとしたデニムと、レザーの質感。その対比が面白いと思いました。すべてアトリエで時間をかけ製作された特別な一着です。
COMOLIのブラックデニムシリーズ、この前ジャケットを購入してくれた方が『パンツまだありますか?この感じならセットアップにしても良さそうだなと思って』と来店される。このパターン何名かおられた。同じ生地で上下があると結局欲しくなるという傾向はあるけど、デニムではあまりない。確かにテーラードジャケットにスラックスのセットアップと比べると格段に気楽だ。そういう意味ではあえて上下で着るのも良いのかもしれないと思った。先週、daisuke tanabeのムートンジャケットが入荷した。色と革の質、デザインどれも最高に気に入ってしまい、ちょっとビビりながら多めに仕入れた。このデザインだと黒だとゴージャスな感じがするし、茶色だとほっこりしてしまう気がする。青銅器という色をイメージしたというのもすごくよかった。しかし売れなかったら大惨事だ。大丈夫と言い聞かせる。そしたら早速買いにきてくれた。数日前に問い合わせをくれていた方だった。似合っていたし、僕もやっぱり欲しい。羨ましい。
袖を通す、通さない。片方だけ通す。ただ首に巻くだけ。そんなふうに想像力を掻き立てられて、思わず色々と試したくなる洋服です。格好良い洋服を着て高揚するという感覚とは少し違い、ワクワクする――「ワクワクしたい」と言う方がしっくりくるかもしれません。「どうやって着るの?」と思うかな?といくつか例を写真でご紹介しています。けれど、実際に使っていくうちに、僕たち自身もまだ気づいていないような着方や巻き方に出会い、「なるほど!」と新しい発見がある気がします。そんなワクワクを与えてくれる洋服は、そう多くはありません。Kota Gushikenのデザインを柔軟に受け止める Jamieson’s とのコラボレーションによる一枚。さらに、Jamieson’sのかわいいコースターが1つ付属しています。きっと使う人それぞれの工夫や発見が加わって、さらに面白い存在になっていくと思います。