
ガラスドノウチ #44
PROJECTbyH. in INSIDE MY GLASS DOORS
場所|IMGD punctum
住所|大阪市中央区久太郎町3-1-16 丼池繊維会館 203
会期|2026年4月24日(金)〜27日(月)
時間|12:00〜20:00
上記の4日間、PROJECTbyH. のHenryとPerryにお越し頂き、AW26コレクションのオーダー会を開催いたします。今回のテーマは”雨”その雨が降る一瞬の儚さ、雨がみせる多様な線を様々なディテールで表現されています。そして、今回から新たにデニムコレクションが加わる様です。私たちにとってもなくてはならない存在で彼らの洋服から感じるストーリーや哲学、背景の全てが奥深く、言葉だけでは簡単に伝えきれません。実際に見て、触れて、着る。その体験をぜひ楽しんでほしいです。先に見せていただいた写真でおっ?!見たい….きっと好きなお客様も多いのでは?と思わすデザインや生地がありました。私たちも楽しみにお待ちしております。
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PROJECTbyH. AW26 “thoughts of rain”
人生におけるあらゆる経験と記憶は、何ものにも代えがたい尊い存在です。しかし、広大無辺な宇宙のスケールで俯瞰すれば、それらの瞬間は時とともに消えゆくものであり、雨の中に滑り落ちる涙のように儚いものです。
雨が降るとき。
その音、景色、肌に触れる湿った感触、そして感情の奥底で揺さぶられる微かな波動——。それらはいつも、より静かで内省的な感性を伴っています。雨への感じ方は人それぞれ異なりますが、私たちが捉えたいのは、まさに「雨を感じた」その一瞬の情景であり、あらゆる細やかな感官記憶を記録することに他なりません。
PROJECTbyH. AW26 “thoughts of rain” は、雨の多層的な表情を創作の語彙へと昇華させました。手触りの異なるストライプ生地を用いることで、上から下へと視線を導く視覚的な流れを形成。組織感や厚みの異なるコットン、リネン、ウールといった天然素材をパッチワークのように組み合わせ、雨勢の変化を彷彿とさせる、繊細でありながら明確な構造のコントラストを生み出しています。
今季はディテールにおいても、全面的な縦方向の縫製と補強に拘りました。横方向の視覚要素を削ぎ落とすことで、視線が自然に下へと落ちるように設計。手回しニットは従来の編み立てのロジックを再構築し、横編みをベースにしながら「夾紗(きょうさ)」技法を用いることで、鮮明な縦ラインのテクスチャーを創出しました。染色は深みのある「墨染め」を採用。繰り返しの浸染、刷毛染め、そして水洗いを経て、雨に洗われた後の静謐さと、そこに刻まれた時間の痕跡を表現しています。
このシーズンの作品を通じて、皆様と共に静かに「雨の姿」を感じ、その瞬間にしか存在し得ない感情と記憶を分かち合えることを願っております。
text by PROJECTbyH.





































