INSIDE MY GLASS DOORS
BAG
MENU

春が嫌いだ。なんとも生ぬるい感じでボーッとする。冬眠生活からまだ起き上がれないのに、テンションが高い。とはいえ、春の色は綺麗だし気候は穏やかで過ごし易い。パキッとした色目も格好良く眩しい。そうやって徐々に目を慣らし身体を慣し、起き上がっていきたい。窓から見える新緑の景色は、自分はその空間に居るにも関わらずその部分だけが浮かび上がり空気が変わっていて主張している存在になる。四季という広大さに気持ちが晴れる。やっぱり四季があるのは良い。と身勝手に思う。最近大阪を歩いていると黒い。せっかく春なのに…..と勝手な事を思う。色が組み合わさってバサっと切ったように見え、それは一枚の布として存在していて、前、後、右横、左横。(撮影した後に気づいたんだけど、上からも)どの瞬間を見ても違う。ふんだんに色が使われているのにミニマムだ。世の中には色が溢れている。色を組み立てる作業のようで、きっとこのシャツを着る時は朝から楽しいだろうな。

CLOSE