INSIDE MY GLASS DOORS
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最近、異国のドレスを買った。とても深い黒い生地に赤い刺繍が大胆に施されている。そのルーツが知りたくなり、”THE WORLD HISTORY OF DRESS”という本を買った。そこには世界の民族衣装の説明が写真とともに掲載されている。うっとりする程の鮮やかな生地に刺繍。贅沢に使われた生地。気候や宗教、色々な背景の元使用されたデザインが興味深い。ワークウエアでもミリタリーでもない、”それ”は日常着でもあり正装着でもあり、”それ”を着る人たちもまた魅力的だった。私たちが着ている服のルーツはその辺りにある。RAJASTHAN PARKAは滑らかな、しっとりした生地。デザインは決して着やすいモノではないのだけれど、こういう類いのものは、着る度に発見と課題をくれる。それに、好きな洋服って何度も着るからどんどん馴染みその人らしくなる。要するに、自然な自分が表現される。だから好きな洋服を見つけてください。毎回、Omar Afridiの洋服が並ぶと、なんとも贅沢な空間にいる心地になる。どこかの国の人が日常にあるいは正装の際に着用した”それ”のように贅沢に生地を使いデザインされ、プロセスがあり作られている。

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