長距離を歩き回るにはスニーカーが良いかもしれませんが、そうでない時には足に合った革靴の方が一日履いていて疲れる事はありません。革靴は地面をしっかりと感じられるし、履くたびにシワや色の変化、艶が増し日々楽しませてくれます。あとは履くと背筋が伸びるような、ヨシっ!と気合いも入ります。しっかりメンテナンスすれば何十年と使い続ける事ができ、その間に様々な記憶が刻まれていくだと感じています。
Omar AfridiのSSが全て揃いました。待ちに待ったガーメントダイのナイロンが届きました。生地の雰囲気やデザインは勿論素晴らしいのですが、真夏以外はずっと着れて、結局の所1番着るなーと後から振り返ると思う、そんな軽い洋服です。カバンも軽くて沢山入ります。パッチワークのオマールシャツも良い!・・・全部欲しい、と思ってしまいます。すでにサイズ欠けしているものもありますが、近日ウェブにも掲載します。ご来店可能な方は、お待ちしております。
ポールルーターと並びユニバーサルジュネーブが発表した傑作薄型自動巻きモデルとして知られるホワイトシャドウ。巨匠ジェラルド・ジェンタが手掛けたデザインとして特に名高いCラインケースを採用したモデルをはじめ様々なデザインが存在していますが、こちらは中でもミニマルを突き詰めたといえるシンプルなラウンドケースモデルです。一見すれば何の変哲もないデザインに見えますが微妙に段差をつけたベゼルやサイドから見るとベゼルの傾斜から延長するように伸びるラグ、ポリッシュとサテンを絶妙に組み合わせてメリハリを持たせる仕上げなど細部に目を凝らすと至る所に凡庸とならない拘りが見て取れます。また、ホワイトシャドウといえばプリントのローマンインデックスがアイコニックなデザインですがこちらはバーインデックスタイプ。この薄さながら立体感のあるアプライドインデックスとなっており視認性が良く高級感もある端正なデザインです。搭載するマイクロローター式のCal.2-67はカレンダー付きの自動巻きムーブメントでありながら厚さは脅威の2.9mmで風防含めたケース全体の厚みもわずか8.2mmしかありません。しかもスナップバックよりも厚みが出やすいスクリューバックでこの厚さを実現しているのですから本当に驚くばかりです。この薄さと軽さのおかげで実現できる腕馴染みの良さもこの時計の魅力のひとつでしょう。ケース径も34mmと小振りのため性別問わず着用いただけるかと思います。使用においては巻き上げは手巻きも併用できカレンダーは23時から24時を往復することで早送りができるため実用性も十分です。
『シワシワのジャケットは全部欲しくなる。』そう言ったのは、5年ほど前に当時大学生だったお客様。シワに対する愛は人それぞれで、ピシッと新品な雰囲気が苦手という人もいるし、着込んでいる感じがあって少し小慣れた雰囲気がある。という人もいた。買った服を早く自分に馴染ませたくて、着ては洗いを繰り返し、幾度と着ると自分に馴染む。しっくりいく様になるものではある。そんな雰囲気を少しだけ早く味わえる。で、そっから着ては洗いを繰り返し長く着て馴染ませて欲しい。とうわけで、Omar Afridiのコレクションが全て揃いました。シュリンク加工されたコートやジャケットやパンツと同時にThe crooked Tailorのシャツやジャケットも届きました。なので…..1階はシワシワになっています。
先日歩いていると桜が咲いていた。(種類はわからないけど、早咲き桜だと思う。)空を見上げると美しい青に圧倒され、冬とは違った植物や花の香りがする。春は冬のモノクロだった世界がカラフルになっていくような・・そんなイメージで、着るものにも少し明るい色を使いたくなる。という訳で今週の一階はCOLORをテーマに並べます。是非ご覧下さい。
徐々に春が近づいてきているのかな?なんて思っていたら急に春。いつもそんな感じでバタバタしている気もするけれど、ちゃんと四季を感じれるのは幸せなことだ。昨日Omar Afridiの菊田くんがお店に来てくれて、久々にシャツを着たいなと思ったと言っていた。The crooked Tailorのシャツの1番下のボタンホールについて先日、The crooked Tailorのデザイナーと話をした。シャツと言っても様々なデザインがあり用途があり生地があり歴史がある。そしてそのシャツを囲んでワイワイと話をするのは楽しい。と言う訳で、今はコートの中やTシャツの上に。もう少ししたら1枚で着れる、The crooked Tailorやseyaの着心地の良いシャツやCOMOLIの着こみがいのあるシャツやOmar Afridiの一度袖を通して欲しいシャツやOLUBIYI THOMASの歴史を感じれるシャツなどなど、INSIDE MY GLASS DOORSがセレクトしたシャツを並べております。是非、ガラス戸の扉を開けてお入りください。ご来店お待ちしております。
全く予期せず、たまたまだったのか、偶然?必然?頭のてっぺんから電気が走るような、そんな感覚。稀にそんな出会いがある。INSIDE MY GLASS DOORSに新たに並ぶ事になった”OLUBIYI THOMAS”。ロンドンを拠点にナイジェリアにルーツを持つデザイナーが自ら手作りしている。使われている生地は今作られているものではなく、デッドストックやヴィンテージ、伝統的な柄の生地をアップサイクルしている。近日公開します。
洋服を選ぶブランドLILY1ST VINTAGE。何か足りないと思った時に付け加えるようなスパイスみたいな洋服や、気分の上がる春の羽織り。様々な組み合わせを想像し楽しめる洋服が並びます。一期一会の出会いを楽しんで頂きたいと思っています。3/4の土曜日から販売します。是非ご来店下さいませ!
かれこれ4年位穿いているコモリのベルテッドデニム。春も夏も秋も冬にはパッチを穿いて。お店に立っている時や休日出かける時、キャンプの時にも穿いていた。年中使っていた事もあり、濃いインディゴから青へとフェードした濃淡がとても気に入っている。(1番最後の写真の右側が新しいもの)色の落ち具合は使い方によって変わってくる。同じ色にはならない所もデニムの面白さの1つなのだろう。今回届いた真っ新なデニムを見ると、またイチから穿きたいと思っている自分がいる。
『普段、世界を肉眼で見ている私たちは感情を目で見たことがない。ある瞬間に内側深く埋もれていた感情が、現実の感覚を刺激することで表面化することがある。そのプロセスはまるで感動的なアート作品を見たときに湧き出るような知覚的なエネルギーによって浄化される。』
2/10(金)からお店に並びます。ご来店お待ちしております。
ここ大阪も雪が舞った。朝は影になったているところには雪が残り、子供たちが蜜柑ほどの雪だるまを作って玄関に並べていた。冬真っ最中なのだけれども、お花屋さんは春の花が並んでいた。
諏訪精工舎のグランドセイコーに対抗するべく1961年(昭和36年)に第二精工舎から発表されたキングセイコー。1stモデルを改良しハック機能を追加した通称44KSKと呼ばれる2ndモデルで1966年7月に製造された個体です。同じ44-9990モデルであっても製造時期によって文字盤やケース、ムーブメントに様々なバリエーションがあり、こちらは裏蓋の盾メダリオンやムーブメントに大きなカマ状のハックレバーを備えた初期型にあたるモデルとなります。一見ごく普通のシンプルなデザインに見えますが平面や直線を主体としたデザインは明らかにそれまでのセイコーウォッチとは異なり、後の「セイコースタイル」へと繋がる萌芽のようなものを感じさせます。力強くエッジの効いたラグ、大胆に平面を取り入れた長短針、見る角度によりきらきらと輝く多面カットのアプライドインデックス、トップをフラットに成型したボックス型風防とポイントで見ればどれもなかなかに主張の強いディテールですが、全てが完璧に調和しひとつの時計として成立しています。搭載するムーブメントは1958年(昭和33年)に第二精工舎初の独自設計モデルとして発表された「クロノス」の54系キャリバーを改良したもので、石数を25石まで増やしハック機能や微動緩急調整装置を追加するなどキングセイコーの名に相応しいハイエンド仕様となっています。