クルーキットのベージュのコートにヴィンテージのスウェット、CLASSのデニムワークパンツを穿く。朝電車のホームでメッセージが入ってくる。daisuke tanabeの加藤さんからだった。今日お店に来てくれるそうだ。よりによってdaisuke tanabeを着ていない。まだ家にいたキミエにも伝える。しっかりスカートを穿いてきていた。先に加藤さんが到着する。すぐデザイナーのダイスケくんも来てくれるとのこと。お話ししているときみえが到着し、すぐにダイスケくんも来る。アキレス腱断裂から見事復活していた。初めてだったので、お店のことをお話しする。地下にもご案内する。SIGMA FPの話が出る。僕もダイスケくんも使っているカメラだ。暗いところとか照明がある場所で写真を撮ると光の線が入る事がある。大阪は60ヘルツ、東京は50ヘルツだそうで、大阪ならシャッタスピードを1/60か1/120で撮れば良いと教えてくれた。PCPCや柳原さんのオフィス、屋上もご案内する。料理が好きなダイスケくんは興奮気味だった。何かイベントをやろうと話になる。案を出し合い、少し形が見えてくる。面白いことができそうだなと思った。お店を実際に見てもらえて良かった。
高密度で編まれた天竺に塩縮加工をしてギュッと縮めています。まるで洗い晒しのような独特な凹凸があります。縮めた状態でも結構薄く感じます。恐らくかなりの細い糸を高密度で編んでいるのだと思いました。良い意味でマニアックな生地です。この生地の雰囲気、とても好きです。空紡糸のような油の抜けたような、カリッとしてドライタッチな触り心地。薄手なのに着込むのが楽しみになるハリの強さがあります。結局のところ、この手のTシャツは一年中着ます。春はシャツの下に、夏は一枚で、秋と冬はニットやスウェットの下に。という訳でいつでも、どこでも、どうにでも使えるTシャツです。
上品に見えるボーダー、ずっと探し続けている気がします。ピッチのや線の太さによって印象が変わるので、求めている狭い狭い隙間をすり抜けている感じです。エジプトが原産のギザコットン。シルケット加工をしてギザ特有の光沢を抑えてハリを出しているそうです。そして2本の糸を引き揃えて編んでいるので目面がきれいに仕上がります。適度な固さと体のラインを拾わないボックスシルエット。生地はしっかりしているけど、肌への接地面が少ない分涼しく過ごせるというわけです。
綿はルーメンという真ん中が空洞になった部分が元々あり、糸を作る際に圧縮などによってその空洞が潰れてしまうそうです。その潰れた空洞を特殊な加工で復元しているのがthe besオリジナル素材のエイルスーピマ。さらに全ての工程で綿に極力ダメージを与えない様に作っているため、スーピマコットンの本来の姿を体感できるTシャツなのです。トロトロ、モチモチ。その表現がそのままです。素肌に触れるからこそ、常に気持ちの良いものを着ていたいと思わせてくれました。
白いシャツ、白いスニーカー・・・冬の重たい洋服たちから解放されていく反動なのか春になると白が着たくなります。この靴を見た時はとても寒い日でしたが、頭の中ではすぐに春を想像することができました。どの季節にも旬の食べ物がありその時に食べるのが1番美味しいです。それと同じように洋服や靴も四季折々楽しみ方があります。
ヴィンテージのコートにオマールのフィリップシャツにCLASSのデニムワークパンツ。無理矢理春物を着るけど寒い。あと少し暖かくなったら最高だと思う。オマールのリネンラミーは想像通りプルンプルンになってきた。すごく良い生地だ。着丈が短いのも良い。今日はAVMがメールでオーダーが入る。文章でのやり取りは伝わりにくい部分もあるけど、お店での接客と同じようにすることを心掛けている。お渡しした時に喜んでもらえると尚嬉しい。Iさんが来てくれたり、初めての方もseya.のシャツを見に来てくれた。今日は試着だけと思ってたんですけど、欲しくなりました。と言ってくれた。それがお店で体験するということで、この空間でしか感じられない何かがあると思う。ただものを売っているつもりはない。それを来てくれる人たちに伝われば良いなと思った。いつの間にか夜になっていて、高橋くんが来てくれた。週末出張で大阪に来られていたらしく、帰る間際に立ち寄ってくれた。時間がないのに、いつも嬉しいなと思う。振り返ると今日はビジネスの話はほぼしていない。ブラタモリ再開する事を絶対教えようと思っていたのだが、僕はすっかり忘れていて、きみえが思い出して伝えてくれた。気がつくと20:45。新幹線がやばい!という事でじゃあまた!とお見送りする。間に合ったそうで良かった。
面白いテクスチャだと思いました。いくつかの編みの組織を無造作に組み合わせて砂浜や海を表現したそうです。生地を眺めているとそんな情景が浮かぶようです。眺めてこんなに面白いと思う生地にはなかなか出会えません。
ここ数年の夏はあまりにも暑いです。あれだけ穿かなかったショーツが欠かせなくなりました。涼しさと動きやすさ、いかに快適に過ごせるかが重要になります。スイスのStotz社のventile®︎。ventileはまだ化学繊維が生まれていない頃にイギリスで開発された綿のみで雨風を防ぐ事のできる高密度な素材です。軍で使われていた程耐久性があり、さらにこの生地はリップストップで引き裂き強度がより強くなります。
オリバーのシャツにdaisuke tanabeのethan。blackbirdのベンタイルのオレンジを羽織る。ライナーを取ると春にちょうど良い。むしろ春色だと思う。今日は通販が入っているので、送る準備をする。なんやかんや毎日に近い頻度で送っている。わかりにくいホームページかもしれないけど、ここを見て買ってくれるのは本当に嬉しいしありがたいな。コロナ禍以来かな?久しぶりにKさんが来てくれた。大阪に数日出張で来られていたらしい。Kさんは前職のお店の頃から来てくれているし、通販もよくしてくれている。長いお客さんだ。うどんを食べたかったそうだが生憎休みだった。明日朝うどんやってますよと伝える。行けたかな?AVMのEBONITEのリングをオーダーしたいと思っていたそうで、メールで頼もうかと思ったけど実物を見たくて、と言われていた。僕が付けているHEARTと店頭にあるものを見てもらう。紫外線にあたると少しずつ茶色く経年変化するそうなんですけど、毎日紫外線に当ててますが、なかなか変化しませんね。結構時間がかかるみたいです、と説明する。すぐにその変化を見たいと思ってしまうけど、その目的があるときっと長く使うことが楽しく思えるのではないかと思う。Kota GushikenのSuper Cupも可愛いと言ってくれた。お香とキャンドルも無くなったら欲しいとの事だったので、PCPCにも案内して、きみえが詳しく説明する。サンプルのお香を焚いて香りを試す。目を瞑ると香りがよくわかる。目を開けると煙が綺麗に上がっている。こういうリラックスできる時間を作ることが絶対必要だと感じた。
デザイナーの具志堅くんがFrizabeeというグループでLisaという方とたまたま知り合い、意気投合し、今度いつかコラボしよー!という話から、数ヶ月後でなにやろっか!と連絡がきてコラボになったそうです。
デザイナーの具志堅くんがFrizabeeというグループでLisaという方とたまたま知り合い、意気投合し、今度いつかコラボしよー!という話から、数ヶ月後でなにやろっか!と連絡がきてコラボになったそうです。
ヴィンテージのスウェットにSpomenikのパンツ。上からヴィンテージのコートを羽織る。spomenikは本当に使い易い。古着でもなんでも案外合う。次の入荷も楽しみだな。お店について掃除やら撮影やらしているとYさんが来てくれた。時計を見ると12時を過ぎていた。急いで後片付けしてお迎えする。Yさんは大阪の方ではないけど、出張でよく大阪に来られる。そのついでにいつも立ち寄ってくれている。前に試着させてもらった、白っぽい、リネンのシャツまだありますか?オリバーですか?と聞くとそうです!と。すぐに持ってきて試着してもらう。サイズもぴったり、やっぱり雰囲気が出る。暖かくなってきたから、着たいなと思って。と言われていた。僕も着ているけど、この年代のリネンは他には代え難いものがある。どうしても生地代が高くなってしまうけど、オリバーにはこの生地で作り続けてほしいと思う。とい訳で最後の一枚が無くなった。いざ無くなると少し寂しい気もする。