INSIDE MY GLASS DOORS
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Spomenik スポメニック / WIDE TUCK PANTS 002

エリックホグランのガラスのオブジェがルックで使用されていた。デザイナーに聞くと、”ホグラン自体の絶妙な怪しい感じやクラフト感の世界観が共通するなーと感じ空気感を作ってくれるスパイスとして使用しました。”と教えてれた。彼の作品は民族的な雰囲気と同時にモダンでもある。Spomenikもそのニュアンスを感じる。生地の端切れを組み合わせた柄はどこかの国の伝統的モチーフのようにも見えるけど、現代的でもあるし…初めて写真を見た時なんだ?どうなってる?って興味がそそられた。パンツは綺麗なシルエット(特にヒップラインが)のスラックスで穿いた自分の後ろ姿を鏡で見るとオヤッと何度も見てしまう。スエットやTシャツなどカジュアルな普段着に合わせたいと思って仕入れた。

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WIDE TUCK PANTS 002
¥ 70,400 (tax in)

Spomenik スポメニック / STRAIGHT PANTS 002 (sold)

今回のパンツはブランドの名前にもなっている東ヨーロッパを旅した際に見たモニュメントや慰霊碑”Spmonik”をデザインに落とし込められたそうだ。社会主義時代に建てられたモノは自然の中に歪なモノとして唐突にグオーっと現れたりする(私は写真でしか見たことがないのだけど)デザイナーはそれを実際みて、一度は身体の中を通ってこのパンツに落としこんだ。パッチワークという名称だけでなく、流動する力強さと冷たい静かな部分も感じたのはそのコンセプトからだったのかなと説明を聞いて感じた。デットストックの端切れが使われていて、63ものパーツが使用されている。パンツのベースはlinenで着用していくとクタッとなるのが想像できる。上に合わせるのはシンプルに白いTシャツで良いのだが、これも合わせたらかわいいね。となんだかすごく楽しいので鏡の前でワクワクします。すでに買ってくださっているお客様はそんなふうに楽しんで下さっていた。

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STRAIGHT PANTS 002

2025.03.01

もう3月。お店をしていると時間の流れが早く感じる。この調子だと人生なんてあっという間に終わっちゃうなぁなんて考える。生きにくい世の中だけど、その生きにくさも楽しめないと楽しくならないなと頭の中で色んなことをグルグル考える。オマールのショーツに長い靴下を穿いて、daisuke tanabeのパーカを着る。この組み合わせも気に入った。一階はseya.を並べている。冥丁さんの音楽をかける。めちゃくちゃ心地の良い空間。多分この空気はここでしか味わえないものだと思う。今日はせいなちゃんが鞄を引き取りに来てくれて、Spomenikのパンツを気に入ってくれたり、Kさんがseya.を見に来てくれた。Yくんもseya.を見に来てくれた。終わり掛け、一服しているとTくんにバッタリ。時間ギリギリだったので、きっと来るつもりはなかったのかもしれないけど、会ってしまったので、入ってきてくれる。申し訳なかったかな?seya.を一通り試着してくれて、ついでに取り置きしていたコートを持って帰ることになった。今日seya.を見にきてくれたKさんとYくんは十津川村、に引っ掛かったらしい。Kさんは地元がそっち方面で、今は北海道に姉妹都市があるとか作家さんが移住してきているという事を教えてくれた。Yくんは毎年バーベキューに行っているらしい。だから気になって見に来てくれたそうだ。場所に引っ掛かる人が同時に来るなんて面白いなと思う。

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BLACKBIRD / DIRECTOR’S TROUSER_CRAZY

ストンと落ちる軽やかなパンツ。女性がワイドパンツを穿いている雰囲気から着想を得てデザインされたそう。ウエストは大きくベルトでギュッと締める。股上は浅目なので、少し腰ばきで。ラミーとシルクリネンの異素材を組み合わせ、切り替えている。色々な要素を盛り込んでいるのに、やり過ぎた印象もなく、ちゃんと収まっている。そこが良いなと感じた。上品に見える。後ろ姿が良い。

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DIRECTOR’S TROUSER -CRAZY-
¥ 96,800 (tax in)

BLACKBIRD / BUCKET HAT_MALHIA KENT (sold)

たまにはちょっと気分を変えて帽子を被る。いつもと同じ格好でも見え方が変わる。それが新鮮だったりする。被り慣れていくと、毎日のように被ってしまう。朝セットしなくて良いという快適さを味わってしまうからだ。同じ帽子だけだと印象付いてしまうから、他の形や色違い、素材が違うものが欲しくなる。僕の部屋にはいつの間にか沢山の帽子で溢れていた。アクセサリーのように、その日の気分で帽子を変えるのが楽しい。このバケットハットもその一つになりそうな気がする。フランスのマリアケント社のブランケット生地。柄も可愛らしく、春と夏にはこの位の色があっても良さそうだと思った。

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BUCKET HAT -MALHIA KENT-

2025.02.28

daisuke tanabeのethanを穿く。一度洗ってみたけどシワが入って良い雰囲気になった。スウェットを着て、昨日と同じオマールのリネンのアトリエコート。また作ってくれないかな。今日はオーダーの締めが2件ある。ほぼ出来ているけど、本当にそれで良いのか考える。できれば在庫は残したくない。でも欲しいと思ってもらえる人にちゃんと渡ってほしい。ある程度は実績などで予測は出来るけど、実際はそうならない事も多い。ある意味博打と同じような気がしている。通販が入っていたので、きみえにお願いする。月末なのでブランド側に支払いをする。今月も無事支払うことができた。お店を開けると柳原さんが来る。4月のイベントについて話をする。クルーキットのシャツも着てみる。夜、接客中に外から誰かがめっちゃ笑顔で手を振っているのが目に入る。よく見るとオマールのデザイナー、市森くんと菊田くんだった。菊田くんは3−4回来てくれていて、市森くんは取り扱う時に来てくれた以来だった。お店を久しぶりに見てもらい、People care.Planet care.にも案内する。ちょうどゆうひさんが来られていたので紹介する。ゆうひさんもイギリスに住んでいたので、地元話みたいな感じで盛り上がる。屋上へ行く。なーんかしたいですね、みたいな話をする。お互い宿題ということになる。岡山からわざわざ来てくれる為に途中下車してくれたみたいだ。新幹線の時間がやばいと急いでタクシーを拾いに行く。次は泊まりで!と約束した。

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seya.

十津川は紀伊山地、熊野の山奥にある、熊野川本流の川。日本書紀にも遠津川という、遠いところの川として記録されています。奈良に行こうと思って調べているうちに、熊野古道に行きたくなり、そのまた奥の何もない山奥に行きたくなり、そうしてこの場所に辿りつきました。今でもとても遠いところでした。電車は走っておらず、長距離バスで訪れました。バスが川縁を、山の中を、走っていくと、空気は山々の澄んだ呼吸になっていきます。平地はほとんどなく、標高が上がり、雲が山の中腹に漂っています。隠れ里。という言葉が浮かびます。 民族学では、山に住む神人が、冬の祭りなどに里へ現われ、鎮魂の舞を舞った後、いずこともなく去っていく山間の僻地を指すということです。山は神々が棲む処。木にも草にも神が宿っている、人間の世界とは違う時の流れがある。紀伊山地は、神話の時代から神々が鎮まる特別な地域と考えられていました。 仏教もこれらの深い山々を浄土に見立て、超自然的な能力を習得するための修行の場としました。「熊野三山」 「高野山」「吉野・大峯」という三つの霊場があります。霊場に参るのが5つの熊野古道。十津川村は小辺路と中辺路、大峰奥駆道が交わる付近にあります。 熊野本宮から吉野へつづく大峰奥駈は、起死回生の「よみがえりの道」だったそうです。深い山は今でも道を見失う人がたくさんいるそうです。 十津川の小辺路の参道には果てしないという名前の果無集落があります。何もないのに、たくさんの魂が詰まっている。 空気が研ぎ澄んでいる。日によって、透き通った空の色や濁った鶯色や蒼緑色に変わる川。 そして原風景から音が奥の方から聞こえてきます。 音楽家の冥丁の音に共通するものがあり、冥丁にオリジナルの曲を作ってもらいました。

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2025.02.27

最近気に入っているdaisuke tanabeのパーカを初めて着る。首がしんどくならない。レザーが付いているので立ち方も綺麗だし、着丈の短さも良い。ワイドパンツが多いから使いやすいと思った。パンツはPROJECTbyH.のEROSを。コートはOmar Afridiの初期の分厚いリネンのコート。リネンだけど暑くなると着れない。夏以外に着ている。今とは少し雰囲気が違うけど、気に入っている。

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daisuke tanabe / mohawk (sold)

生地が心地よくて着心地もストレスなくかっこがよい。ビスコースとナイロン、ドライタッチで柔らかみもある。見た目よりも身幅があり、裾も広めで着物の羽織のような印象すらあるがブカっとしてはいない。2色のコントラストは強いはずなのにそこだけに焦点が当たらず淡い雰囲気が残る。Zipを締め切った際もバランスがよく襟の大きさや身ごろとの違いも程よい。凡てバランスが良い。バランスが良いと言ったのは、均一という意味ではない。曖昧で余白があり余地を感じさせられるから人が着た時に楽しいんじゃないかなと想像する。この春はこの心地よさに浸って欲しい。

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mohawk

2025.02.25

ヴィンテージのスウェットにSpomenikのパンツを穿く。寒いからパッチは必要だ。この前東京に行った時にパッチが通じなかった。関西弁だという事を初めて知る。お店を開けて、着画の撮影をする。Spomenikにdaisuke tanabeにBLACKBIRD、PERIOD FEATUERS。どれもめっちゃ良い。色々着ると楽しい。季節の変わり目は特に気分が上がる。それが伝わっていると良いなと思う。撮影が終わり一回に戻って片付けをしているとSさんが前を通る。目が合ってお互いニヤッとしている。一応入ってきてくれる。リアのニットベストをコートの上から着ていて、その感じがすごく似合っていて格好良かった。きみえも絶賛していた。Sさんは今年入って初めてだった。さらっと春物を見て、仕事巻きで終わらして後できます!と出て行く。そして1時間程して戻って来てくれた。今日は30分しか無いんですけど、と言われる。僕も巻きでオススメを持ってくる。リアのジャケットを試着したり、クルーキット、CLASSやオリバーチャーチも試着する。話をしていると秋冬のクルーキットのダッフルとシャツが忘れられないそうだ。だから今日はクルーキットのどれかを持って帰るという固い決意があったそうだ。服の説明をするけど、話が入っていっていない様子。頭の中でグルグルどれにしようか考えている様だった。それだけ頭の中を一杯にしてしまうクルーキットはやっぱり凄いのだと思う。

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PERIOD FEATURES ピリオドフューチャーズ /  DIGITAL PRINT SHIRTS (sold)

今読んでいる本の話なのだが、九谷焼だが模様がついておらず無地で夜が明けるような紫を帯びた茄子紺色の器に淡い緑色した何かの茎を輪切りにした食べ物が入っていた。それを口にしたけど初めての食べ物だった。(以下原文のママ)そういう食べ物や飲みものがその入れ物に負けない驚きが楽しみに変わってそれに浸っていると不思議な気分になるものである。とあった。

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DIGITAL PRINT SHIRTS

2025.02.24

久しぶりにアメリカの通販の常連さんからメールが来る。今まで購入してくれたものを楽しんでくれているそう。まだ実際にお会いしていないけど、沢山のメールでのやり取りで何となく人柄が感じられる。私と主人の分で欲しいものがあるから送って欲しいとの依頼だった。ちょうどお二人のサイズの在庫があったので、送料を計算して返信する。明日発送する事になった。初めは海外に送るのは大変かなと思っていたが、慣れてしまえば国内通販と変わらない。今回も気に入ってもらえると良いなと思う。今日は前にPERIOD FEATUERSのシャツを購入してくれた方が新作を見に来てくれたり、当店を東京のお店だと思っていた人がクルーキットを見に来てくれた。その方は近所で働いているらしい。サイズが48だったので、僕が買える確率がさらに下がった。本当に欲しいけど、喜んでもらえる方が嬉しい。その感じを僕自身が楽しんでいる。と前にお客さんから言われて、確かにそうかもと思った。

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