リラックスを求める。でも綺麗さも欲しい。トキのパンツはどちらも兼ね備えた楽が出来てしまうパンツ。イージーパンツなのに上質なヤクウールのフランネル。ドレープが効いていて見ても穿いても心地が良い。ヤクは標高の高い、寒暖差の激しい所で生活をしている。その寒暖差から身を守るヤクの毛は保温性が高く柔らかく、冬の織物としては最適なのではないだろうか。藤色に茶色が少し入った様な色がとても美しく、あまり手持ちに無さそうな色なので新鮮な気分で合わせられそうだ。
今日のコーディネートがちょっと物足りないなと思ったり、気分を変えたい時に付け加えるだけで新鮮な気持ちになれる。それをとても体感しやすい”I WANT VEST”。リップストップナイロンだから季節だって関係なく、アクティブな場面でも気にせず使えるのが嬉しい。フィッシングベストは機能的且つデザインも良く、いつものコートに、ジャケットに、セーターに。そしてスウェットやTシャツでも。ちょっとした違いを楽しんでみてください。
“ウールモールスキン”その言葉だけで反応してしまった新型のバギーシルエットのトラウザーズ。目が詰まりずっしりと重みを感じ、真冬を存分に楽しめる生地だ。初めてこのパンツを見た時、目に飛び込んできたのがベルト。AUSTRIALPINのコブラバックルを使った高密度ナイロンベルトが付属しているのだ。天然素材でクラシックな要素に機能性を含ませ、そのバランスが面白いパンツだ。決め過ぎる事なく、抜けがあり上品に穿けるベルテッドパンツ。
70年代、renomaからこんなレザージャケットが作られていたそうだ。そのデザインをウルトラスエードを使い、新たな洋服として生まれました。着てしまえば自分では見えないが、後ろ姿が最高にユニークでイギリスのバトルドレスジャケットの様に短い着丈。中に何を着て、パンツは何を穿こうかと、組み合わせを考える事も楽しいジャケット。
頭の中で想像した触り心地とは真逆と言っても良いくらい、モチっとして柔らかい。これはカシミア?そんな上品さもありさらに驚く。リンクスという組織で編まれたボーダーを横向きに使ってストライプとして見立てたデザイン。ボタンホールが独特でミシンではなく編機で開けるすごい技術だそう。引っ掛かりが少なく、ボタンを外す時の感触がクセになりそうだった。ヤクとラムウールを合わせて何度も色を試作し出来上がった配色は古い時代の”あの懐かしい感じ”と高い技術の組み合わせが新鮮なカーディガン。
ニットのブルゾン、カーディガンの様に少し肌寒い時に羽織れるし冬にはインナーとしても使えてとても便利なアイテムでもある。この手のニットは20代の頃好きでよく着ていたが、最近は見かける事もなく去年見つけた時はテンションが上がった。元々米軍のインナーブルゾンとして使われていたC-2がモチーフ。インナーなので体にしっかりとフィットする。でも素材の柔らかさや伸縮性もありキツく感じる事はなく、むしろ心地が良くとても暖かい。素材はV-NECKと同じ英国のシェットランドウール(スコットランド北部のシェットランド諸島の羊毛)。キレイ過ぎないこの抜け感が丁度良く、色々な組み合わせを楽しめそうだ。
セーターと聞いてまず思い浮かぶのは英国のシェットランドウール(スコットランド北部のシェットランド諸島の羊毛)。Slopeslowはそのシェットランドウールの糸を強撚(糸をねじり合わせる)し、ヴィンテージのミリタリーセーターのあのガシッとした感じをデザインと共に再現している。ミリタリーのセーターは抜群の雰囲気で格好良いけど硬くて重い。そしてチクチクが気になり結局箪笥の肥やしになることが多い。今回の素材はその空気感を残しつつ、限りなくチクチクしない様に仕上げている。サイズバランスも良く、快適な着心地。そして着れば着る程馴染んで柔らかくなる。新色のBROWNがこれまた良い色で、スウェットの様に着込んで味を出したいと思えるセーター。
使い古された様な粗野な感じが良い雰囲気のウールを使ったショートジャケット。製品後に縮絨加工を施している。糸が出ていたり、ZIPの歪み方など一つ一つ異なった個性のあるジャケット。重厚な金具との違和感も面白い。スッキリとショート丈、薄手なのでシャツの様に使える。インナーとしてもとても軽量なので、きっと使い易い一枚になるのではないでしょうか。
使い古された様な粗野な感じが良い雰囲気のウールを使った軍パン。製品後に縮絨加工を施していて、総裏なので空気を含んだ様にふっくらしている。表裏一緒に縮絨を行っているので縮み方が異なり、クシュっとしている所に愛嬌を感じる。ウール自体は薄手だけど、真冬でも暖かいパンツ。ウエストはゴムとドローコード、どこまでも快適だけど上品に見えるのがコモリだ。