クルーキットの黒いコートにdaisuke tanabeのパーカ、daisuke tanabeのブラックデニム。PETROSOLAUMのサイドゴアを履く。何だか黒くなった。イベント5日目。ちょっとディスプレイを変える。ラックに掛けると見上げるような形になる。洋服を見上げるってあまり無い。でも1つ1つがちゃんと見える。洋服としっかり向き合えるような気がする。だからこの高さが気に入っている。男性が来店する。何だか見覚えがあるような・・と思っていると『白い生地でプリントしている鞄ありますか?』と言われる。その言葉で思い出した。夏頃written byのイベントをしていた時に偶然通りがかり入ってきてくれた人だった。東京から関西万博の仕事で11月頃まで大阪にいると話をしていた。その時に一点だけ展示していた鞄を見て、入荷したら買いにきます!と言われていて、本当に来てくれたのだった。他にも色々見てくれて、試着もしてくれた。『欲しくなるものばかりで困ります。。』と嬉しい言葉を頂いた。今月で帰るそう。また大阪に来た時には来てほしいなと思った。東京のHさんからメッセージが来る。『今日大阪にいるんですけど、開いてますか?』と出張で来られているらしく夕方に来店される。daisuke tanabeを見てみたかったとの事。革ジャンをめちゃくちゃ悩まれていた。似合ってた。他にもいくつか試着をする。いくつか選んで配送する事に。革ジャンは検討しますとの事だった。あまりレザージャケットを着てこなかった人にもdaisuke tanabeの洋服は何かが響くみたいだ。ある意味僕もそんな気がする。
サンクトペテルブルクの工房にて手作りされているAFOURの革靴のようなスニーカー。特殊なマット加工を施した経年変化を楽しめるオイルドヌバックレザー。ライニングにはベジタブルタンニン鞣しのレザーを使っていて、優しく、しっかりと包まれる様な履き心地。ソールが固目なので体感としては長時間着用、歩いていても疲れにくく、どこまでも歩きたくなる様な、そんな気分にさせてくれる。防水加工も施されているので、雨の日用としても使いやすい。ふと足元を見た時に革靴を穿いているかのような、心の躍る感覚があり道具としての用途だけではなく高揚した気分を味わえる素晴らしい靴だと感じている。スニーカーでそんな気分になる事はそう多くはない。
あまりにも軽いので、フードが付いていることを忘れてしまいそうです。遠目で見ているとレザーのような雰囲気ですが、シャカシャカです。ミニマムなデザインにちょっとだけユニークな部分があって。だからこそ気負いすることなく、いつでも手が伸ばせる。こういうのがあったら良いのになと思う所をなんとなく形にしてくれた、そんな感じです。
機能的で、リラックス出来て、動きやすい。そんなパンツがあるとつい手に取ってしまいます。今回の生地はシャカシャカしているけど、レザーにも見えるような不思議な雰囲気を感じます。ベルトとバックルはミルスペックで、フロントは前開きでアクティブな要素を少し抑え、収納力のある大きなポケットと本格的な作り。可動域が広く動きやすいデザインです。
色というのは人によって違って見えたり、場所や環境によって印象が変わることがあります。おそらくほとんどの人が黒と答えるかもしれません。しかし日光に照らされると茶色というのがわかります。黒に見えるけど茶色、茶色ではあるけれど黒く見える。その絶妙なニュアンスのあるジャケットです。
ヴィンテージの生地の空気、ハンティングとフィッシングの完成された実用性のあるデザインの組み合わせ。それだけでも心を掴まれる要素でした。パリの中心部でデザインから生産まで一貫して行い、持続可能なローカルプロセスに根ざしたものづくりを行なっているEASTWOOD STUDIO。1930-1960年代のアメリカのフィッシングジャケットとハンティングジャケットをリサーチし、再構築と融合させたデザインです。生地は1950年代のウィップコードウールを使い、ボタンは1870-1950年代までのフランス軍のボタンが使われています。少し短い着丈と丸みのあるシルエットが妙にしっくりきました。
まるで使い込んだオイルドクロスのような趣きですが、フロック加工(毛羽)が施されたデニムだそうです。それを製品染めすることによって、その毛羽が少し落ちて使い古されたような表情になります。光の当たり方で見え隠れする色がとても印象的でした。ウエストと裾にダーツを入れて少し丸みを帯びたシルエット。ダーツからバックポケットの縫い目とシームを合わせて直線に。とても造形的に美しいパンツです。履き込んでみたい、そう思いました。
10年以上前お店に今でも並んでいる、とあるブランドを初めて羽織った時のあの突き刺さるような感覚。それを思い出しました。Hollie Wardはロンドンにて手織りのテキスタイルを制作しています。ルールに縛られることなく、自由に織り上げられた生地は独特で優しい雰囲気を感じました。スコットランドはJC Rennieのスーパーソフトと呼ばれるデッドストックのラムズウール糸が使われています。シェットランドウールの見た目ながらとても柔らかく、初めて触った時は少し混乱しました。ライニングは1912年創業のアイリッシュリネンメーカーBAIRD McNUTTの生地を使っています。本来は裏地に使う生地ではないかもしれません。そんな自由な発想だからこそ唯一無二の洋服になるのだと感じました。そんなスペシャルな生地で作られたカバーオール。体を優しく、暖かく、心地よく包みます。
カシミアの柔らかさ、コットンの丈夫さを良いバランスで掛け合わせています。シャツの下に、セーターやスウェットの下に、ジャケットの下に。それは快適な冬が過ごせると思います。ジャストフィットなサイズですが、ワッフル編みなので伸縮性があり窮屈は感じません。直接肌に触れるものですから、肌が喜ぶものを着るべきだと思いました。天然素材だからこそ味わえる心地よさを。
今日もPOMPEIIを着る。腕の皺がくっきりしてきた。こういうのがそそられる。着る事によって完成に近づいていく洋服。そういうのが好きだと再認識できた。パンツはオルビィトーマス。靴はPETROSOLAUMのHIDDEN DERBY。最終日、平日ということもありゆっくりしている。週末がとても忙しかったので、このゆったりも心地が良い。ヘンリーとペリーときみえと色々な話をした。台湾についてやラーメンについて、今後の取り組みについて、アニメや漫画について。ペリーは僕が前にオススメした魔男のイチが台湾で出たらしく買ったそうだ。面白いと言っていたのでオススメしてよかった。今日来るかな?と思っていたOさんが来店する。ウールのQUENTINを着てくれていた。TochcaのスクエアとPROJECTbyH.のPOMPEIIをお渡しした。春夏を見てORDAINEを試着する。ORDAINEは元々秋冬にしか作られていなかった。去年、ORDAINEをヘンプで作りたいという声があり、作ってもらった経緯がある。だからもしかしてそのおかげで春夏仕様もできたのかな?と勝手に思っている。形はジャケットで風に揺れる素材だと全くの別物とも言える。Oさんも気に入ってくれている様子だった。きみえとはいつも通り韓国話に花が咲いている。青野さんもPOMPEIIを取りに来てくれた。着るなり、『めちゃ良いっすねぇ!』と気に入ってくれた。シャツとしても使えるし、ジャケットのようにも使える。なんやかんや1番出番の多い洋服になると思う。初めて出た半袖シャツを試着して、なんだかしっくりきている感じだった。あっという間に三日間が終わる。いつも通り全員でダッシュで片付ける。そしてそのままラーメンを食べにいく。帰ってきて太田さんにお願いして記念写真を撮った。『ありがとうー!』と言って見送る。次は台湾でと約束した。今年は本当に行こうと思う。