アランニットの柄をゆる〜くあんだレース柄のニット。ガシッガシッとした印象のアランニットとは真逆でダルっとゆる〜い雰囲気はKota Gushikenだからこそという感じがする。セットアップでカーディガンも存在する。その2つを見た時になんとも優雅でラグジュアリーな感じがした。ゴールドのアクセサリーをして少し背伸びをしたサンダルを履いて、日差しを浴びるバケーションのような日常。そんな映画の中のような世界をしてみたいと。或いは、スリッポンを合わせてレザーのバッグを持ったりしてもゆるーい感じと真逆な印象の物を合わせても面白いのでは…と撮影しながら想像した。”大人”だからこそ遊んで洋服を楽しむ術をもう1度教えてくれている気がする。
まるでトレンチコートを変形させたようなデザインでBOUNCY TYPEWRITERという高密度に織られたコットンが使われている。バサバサッと音が鳴る程ハリがありドライタッチな素材。アシンメトリーな襟、特殊なパターンの一枚袖、運動量を確保したマチなどシンプルに見えてとても考えられた作りのZERO COAT。羽織ると空気を孕んだ様な軽い着心地で寒暖差のある日本の春にはとても適している。植物は芽を出し、蕾が開き花を咲かせる。そして入学や入社など、春は始まりの季節。気分新たに、春コートを新調してみてはいかがでしょうか?
アインシュタインが描かれた背景は、デザイナーの具志堅くんがChristoper Nolanの映画を見てその映画をより深く知りたいと本を読み色々リサーチしていくとアインシュタインの名前が度々登場し、彼の偉大さを強く感じたそうです。具志堅くんは、”Christoper Nolanもアインシュタインも言葉は悪いですがばかばかしい程にまじめに本気で映画作りや研究に没頭していた方だと思いその態度に最大のリスペクトと愛を込めてニットTを作りました。”と。で、で、私たちも本気でこのニットTをカッコよく合わせてきどってみませんか?前にモナリザのニットを購入くださったお客様が、このニットを着て街を歩いていると、知ってる人はもちろん知らない人にも声をかけられる。可愛い犬の散歩をしている時に『可愛いですね』って声をかけられるあの感覚に似ている。と言っていた。そんな飼い主的な気分になれるニットで、最高に愛おしくなるニットです。糸は本来使われないコットンの産毛部分を再生繊維として生まれ変わったキュプラコットン。土に還る素材で肌触りが気持ち良い生地です。
見るだけでハッとしたり、触って着るだけで日々が想像ができる。洋服は着る為の物ではあるけれど、もっと心の奥底に伝わってくる洋服というのは少ないのかもしれません。The crooked Tailorの3回目の入荷です。ぜひ店頭にてご覧下さい。
seya.の洋服を纏うと背筋が伸びるような、正されている気がする。もう良い大人だけど、やっぱり大人なんだから、ちょっと背伸びしても良いし年相応だと思っても良い。コートやセットアップ、シャツにデニムなど楽しみにしていた洋服が沢山届きました。ぜひご覧下さい。
料理が運ばれてきた時に、お皿の上に綺麗に盛り付けられた料理を見て、高揚した事はないでしょうか?ワインのボトルを見てエチケットに心躍らされたりした事はないでしょうか?ガラスに注がれた液体の色目の美しさにうっとりしたり……さぁ!その後口に入れた時……..そこからも、重要なはずです。洋服も同じだと思っている。このCotton Fur Jumperは、色と色が大胆に切り替えられているが決してシャープ過ぎず、優しい。それは色の切り替わる箇所が滑らかで馴染んでいるからだと思う。そして着る側への余白がある。芝生のようにフワフワした糸はよく見ると単色ではない。ボコボコとした立体感は糸の特色と色と色の絡みでテクシュチャーが生まれている。じっくりみると単純ではない。実際手に取り、鏡で合わせた時の高鳴りの次は着心地も最大限に重要だと思っている。最終的に口に入れる行為とそれは同じで、肌触りやディテールなど、着ていて不愉快になっては残念。その2つの要素が完璧に表現されているのがKota Gushikenのニット。そんな料理なら口に入れた後の余韻を楽しむ事が出来き幸福感が得れるのではないでしょうか?
ジャージーパンツの様ような穿き易さとトラウザーズの綺麗さ、どちらもあったら嬉しい。でも探すと中々見つからない。堅牢でもなく繊細でもない。アンはそんな丁度良い洋服を作るのがいつも良いなと思う。そしてやっと暖かくなってきたから軽やかなパンツが穿きたい気分になって。ウールリネンポプリン、とても心地の良い素材だ。スニーカーでも革靴でも、シャツでもTシャツでも。気兼ねなく使えて、より良く見えるパンツ。ついつい穿いてしまいそうだ。
デザイナー大浦雲平が2013年よりCLOUD LOBBYを立ち上げ、現在は東京とパリを拠点にクリエーションを展開する。[CLOUD=雲]彼の名前の一文字。[LOBBY=空港のロビー]人が行き交う場所。旅をする服がテーマでブランド自体が旅をする。そんなイメージで展開されている。
歳老いた時に使い古したこのジャケットを着ている自分が想像出来て・・。ご購入頂いたお客様が仰られてた言葉ですが、そんな洋服に出会えるって凄く羨ましくもあり、このジャケットが似合う歳のとり方をしたい!そう思いました。
動いていると暑くなるし、じっとしていると体が冷えてくる。気温の変化が激しい春は脱いだり着たりする回数が増えるから軽くてパッと羽織れて、小さく畳める洋服があると便利だ。それはアウトドアウェアが1番近いかもしれないが、天然素材に拘る山内が提案するのはストレッチコットンに超塩縮加工と撥水加工を施した素材。それはまるで化繊と間違えてしまう位シャカシャカっとしていて塩縮とは思えない表面の滑らかさに驚いた。そしてミニマムなデザインと丁寧な作りも良い。山内のシャカシャカは品があって都会的だ。
デニムのようにガンガン使えて屈強な、それでいてフェードしていった時のグラデーションが美しいヘンプダック。様々な所にリヴェットで補強され、無骨なイメージのあるダブルニーのペインターパンツ。COMOLIだからなのか、そんなに無骨には見えず、穿いてもそれを感じず。革靴とも相性が良い。長く使えば使う程、柔らかくなって色も変わり、少しずつ自分のものになっていく。その過程も楽しめるだろうし、変化していく洋服はなんとも魅力的だ。
昨晩の天気予報によると明日の天気は”春を感じる”気温になると言った。その時は聞き流していたけれど、確かに気温が上がっている。昨晩頭の中でもう冬の格好も終盤だから、最後にチャコールの薄手のタートルに深緑のパンツを穿こうかなと想像したのだけれども、全く気分が追いつかず違う”色”が着たくて仕方がなくなった。