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Kota Gushiken / YES Cardigan with Noriko (sold)

去年の春頃に尾角典子さんとKota Gushikenくんの展覧会を見に京都にお邪魔した。作りかけの部屋に途中なのか、または完成されているのを解いているのか、はたまたその両方なのか、それがぐるぐるつながっている様なインスタレーションだった。もちろん静止しているのにニットから糸が解けてその文字が動いている様を想像して頭の中で止まらなくなったのを覚えている。そして尾角典子さんとのカーディガンを作ったと見せてもらった時もニットと文字が繋がってまた解けてまた繋がってとグルグルと繰り返されているかの様に『ゐゑす』と書かれた文字。身幅は広く夏はまとわりつかず半袖やタンクトップの上に。これからの時期はスウェットなどの上でも着れる。中に着る色や質感によっては『ゐゑす』が浮かび上がるから色々自分のお気に入りを探してください。幾度と書いているけれど、アートというのはそれに触れた時の喜びだったり刺激だったり挑戦だったり、少なくとも人間に何かを与えている。 それだけを取ればアートもファッションも同じだと思う時がある。そんなのを身に纏えるなんて凄い。そしてこれを纏える人が心の底から羨ましい。

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Kota Gushiken / Shirt for Taiga  (sold)

Taiga Takahashiのデザイナーに向けて製作したそうで、良い具合に力が抜けていて、気持ちの良い着心地が気に入りました。普段ならサイズ2だけど1でピッタリ着ても何だか良いなと思ったニットシャツ。素材は和紙とオーガニックコットンとリサイクルポリエステル。優しく丈夫で、隙間からの風が涼しい。カーディガンのように真夏の室内でも重宝しそうだ。中にTシャツ?シャツ?タンクトップ?色の組み合わせも含めて季節を楽しめるShirt for Taiga。

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COMOLI / オックスBDシャツ (sold)

『何だか懐かしい感じですね。』古着が好きなお客様が言われていた。90年代古着の大きなラルフローレンのBDシャツを着ていた事を思い出す。当時はチャンピオンのスウェットパンツやリーバイスのブラックデニムなんかを合わせていて、あとで気付いたがオマールアフリディのブラックデニムとスウェットパンツで写真を撮っていた。その頃の空気感とか好きだったものって変わらないんだなと。コモリのオックスBDは、ただ大きいだけのオーバーサイズではなく程良く感じる。素材のコットンオックスは滑らかで上品な趣きだ。未洗いなので、洗濯して自然乾燥すると2-3cm縮むらしい。そんな所も何だか懐かしい。

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seya. / BOSFOR COAT (sold)

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COMOLI / デニムコモリシャツ(sold)

コモリのデニムシャツほど数年後に様変わりしているものはないと思う。なぜならシャツ自体のデザインがミニマムだからだ。ステッチも同色でボタンも黒。着て洗って、を繰り返す度にステッチやボタンとのコントラストが生まれる。それは人それぞれ変化が異なり、長く着た人にしか味わえない楽しさがあるシャツなのだ。

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COMOLI / デニム 5Pパンツ_BLEACH(sold)

洋服に興味が出て買い始めた頃、もっぱらリーバイスのジーパンばかり買っていた。バレンシア工場製の復刻から始まり少しずつヴィンテージを探す様になった。当時は高校生でアルバイトだけでは中々買えなかったので週末開催されるフリーマーケットに良く顔を出し探していた。そこでヴィンテージのリーバイスばかり持ってきているおじさんに出会った。何度か通う内に顔を覚えられ、『今日はとっておきがあるよ』と出されたのがボロボロのXXだった。ウエストは確か40インチ位で、ベルトを思いっきり締めてもでかい。悩んだが、XXとしては超格安だったので結局買う事にした。色々なジーパンを買って穿き倒したが、結局1番穿いた(好きだった)ジーパンはおじさんから購入したおおよそ40インチのXXだった。ワタリと裾の太さが絶妙でウエストがジャストの物だと細過ぎてしっくりこなかった。COMOLIのジーパンを見ながらその事を思い出し、話を聞くとデザイナーの小森さんも同じ様にXXを穿いていたらしい。だからウエストはある程度ジャストに近い大きさで太さは38インチ位のバランスのデニムを作ったそうだ。ジーパンの理想の形。懐かしくもあり新しい。

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PROJECTbyH. / “POMPEII”PERSPECTIVE SHIRT(sold)

今回のテーマ、カタルシスを象徴するオーバーサイズシャツ。備長炭の粉を水に溶かし、指に付けてそのまま染料を飛ばしてランダムに付けられており、普段目に見えない人の感情を表現している。素材は風が通り抜けるコットンラミーローン。まるでカディコットンの様な涼を感じる気持ちの良い生地で真夏でも快適に着用できそうだ。独特なカーブを描くパターンと作り、芸術的なデザインは唯一無二のシャツと言えるのではないだろうか。

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PROJECTbyH. / “EROS”PLEATED DROP-CROTCH WIDE TROUSERS (sold)

真っ直ぐではなく斜めに、非対称なパターンから形成されるEROS。深い股上やタック、ステッチワーク、バックポケットの付け方など、全て体が入る事によって活かされる立体的なデザイン。今回の新作は通年使える13.5ozのブラックデニムをワンウォッシュした素材。触った印象だと色落ちがかなり期待できそうだ。程よく重みがあり、カーブを描く独特なパターンと相まって綺麗なドレープが出る。一度穿き慣れるとクセになり、ついつい多用してしまうパンツ。

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PROJECTbyH. / “JUAN” MINIMALIST OVERCOAT (sold)

”羽織る”という言葉には”着る”とはまた違う印象を感じる。”羽織る”とは何かの上に覆いかぶせる様な印象で、前を開けても袖を通さなくても良い気がする。バサッとTシャツやシャツまたはジャケットの上から重ねる様に。その仕草をする際は生地の特性が垣間見れる。このPROJECTbyH. の”JUAN” MINIMALIST OVERCOATの素材はリネンで柔らかながらも張りがあるプルっとしたリネン特有の心地よさを感じる。首から肩、背中を撫でるよに沿うパターンが綺麗で、着ている側も着心地が良い。裏側はステッチが沢山施されている。それは、すべて意味がある。見れば見るほどに面白くて着れば着るほどに心地よい。

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CLASS / WOOL TAILORED JACKET (sold)

打ち合わせの時や食事に出掛けたりする時にも羽織る。がっつりスーツじゃなくても、という場面も案外多くネイビーの軽いジャケットは一枚持っておくと安心。そして普段にも使い回しが効いて便利なアイテムでもある。CLASSのジャケットは遊びがあるけど、テーラーメイド。素材にはSP150’SのFERREIRA MERINO SERGEととてつもなく拘ってしまう。美しいドレープと繊細な触り心地。いつも通り裏っ返してみるとなかなか良い。裏っ返すのが好きな私達のことを思ってかデザイナーの堀切さんは『裏っ返しても良いですよ。』と言ってくれた。うん、やっぱり裏っ返すのは楽しい。

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PROJECTbyH. / “RADIENT” STANDARD MINIMALIST SHIRT_TEA DYE INDIGO (sold)

PROJECTbyH.と初めてのイベントを行い、特別に依頼したRADIENT。店頭でも人気のある形で、襟が小さ目で少しタイトフィットな所が気に入っている。素材はリネンデニムを選び、お茶の出涸らしを使い染めて頂いた。同じ素材の3年着込んだジャケット(お茶で染めていない)を見せてもらったがガーゼの様にフワッと柔らかく、アタリも出てとても良い雰囲気になっていた。唯一無二の作り込まれたデザインはシャツを前後で見るのではなく、上から見た視点で形成していくらしい。今回から初めて採用されたメープルの木のボタンのコントラストも良い。着用を繰り返すとレザーの様に馴染んでくるRADIENT。長く、大切に着ることで得られるものが沢山あると思う。

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CLASS / DENIM SHORTS (sold)

初めて見る食材なんかを目の前に置かれると首を傾げる。『なんなんだろう?これは?』て。試食してみるとなかなか美味い。面白い事になりそうなのは分かる。どうにかして調理てみたい。自宅に帰り、それを前に仁王立ちし(言葉の意味みたいに堂々とはしていないかもしれない)首を傾げながら、さてとどう調理するか?何と組み合わせるか?どんな感じに仕上げるか?っと頭を働かせる。そしてそれと向き合う日々がやってくる。それに似ているのがCLASSのアイテムのような気がする。どう組み合わせるか、タンスの肥やしとなった古着なんかを引っ張り出して合わせてみたり、ただ流れているように見ている映像にヒントを貰ったりと、その買ったアイテムは脳裏にずっとある。満足いくスタイリングを探す旅がずっと続く。買うまでが楽しいが、買って帰ってきてからがもっと楽しい。そんな洋服の醍醐味をCLASSはずっと教えてくれている。すっごく幅の広いショーツと思って頂ければ話が早い気がする。そうキュロット。だからド太いパンツの上に履ける。横糸にグリーンが使われているので色はどんな感じに落ちるのか??想像してほしい。裏返すと(私たちは裏返すのが好きだ)そのグリーンが綺麗で、軍パンに合わせたくなった。ここまでが私たちが調理したこと。夏は薄い麻のパンツやメッシュのパンツと合わせても良い。またその辺りのアイテムが届いたら着用写真をアップしようと思う。それまであれば…..

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