INSIDE MY GLASS DOORS
BAG
MENU

2024.03.04

オマールのショーツにdaisuke tanabeのパーカ、上からクルーキットのGジャンを着る。まだこの格好は寒かった。早くこの位で歩けるようになって欲しい。昨日まで2階で備前焼のExhibitionだった。展示していたものを岡山から森さんが引き取りに来られる。とても評判が良かったので、喜んでくれていた。今後の話などをする。そしてご好意で引き続き販売させてもらえる事になった。INSIDE MY GLASS DOORS用にも僕自身も前から使っていて気に入っている揺れるぐい呑シリーズを中心に選ばせてもらった。何というか、持ち心地が良い。ずっと持っていたくなる感じ。焼物でそんな感覚になるのはあまり記憶がない。備前焼に新たな価値を見出す努力を日々されている賜物だと感じる。とにかく森さんの1ファンになった。また備前まで行って陶芸の体験をしに行く約束をした。夜にはMさんが取り置きしていたものを引き取りに来てくれた。seya.もお好きなので、ご覧いただく。墨流しのシャツを試着する。着たらダメだろうなと思っていました、と言われていた。

詳しく見る

seya. セヤ / RIVERSIDE LOOPWHEEL SWEAT (sold)

十津川村に漂う空気、空や川、森。雲。あの大きな自然を目の前にした時、もっと大きな何かがそこに存在していて、自分たち人間がとてもちっぽけに感じる。まるで吸い込まれるような引き寄せられるような。そんな感覚になり圧倒してしまう。CLOUDという雲の色。両面パイル地の生地はオーガニックコットンで吊り編み機で作られている生地。柔らかくモチッとした肌触りは素肌に着たくなる。リブはテンションが緩めで締め付けがない。心地よく優しいスウェットだ。

詳しく見る
RIVERSIDE LOOPWHEEL SWEAT/ORGANIC DOUBLE PILE

Slopeslow スロープスロウ / HALF ZIP TOP (sold)

90年代、古着屋さんを駆け回って探して着ていた軍物のハーフジップスウェット。去年お客さんがヴィンテージを着ているのを見て、また着たいなと思っていて探してみるも、なかなか見つからない。あるけどサイズが小さいものばかり。そんな事を思っていると、カウチンと同じようにSlopeslowがタイミングよく作ってくれていた。フランスのリネンとオーガニックコットンの裏毛。初めからクタッとしていて、着心地がすごく良かった。あの固い裏毛を馴染ませていくのも楽しいけど、そこまで着込むのは難しい。だから初めから小慣れている雰囲気こそ今は良いのかもしれないと思った。

詳しく見る
HALF ZIP TOP

seya. セヤ / HODDIE SHIRT (sold)

seya.の色はいつも繊細で他にはない表現でseyaさんっぽいなっとなる。そしていつも色の名前を確認するのが好きだ、と言うのも……こちらの色の名前は”FOG”と付けられている。FOG=霧 今回はコレクションはTOTUKAWA(十津川)色の名前で山々から霧が降りてくるのを想像しながら、この洋服を見ると短い話を読む気分になる。白色に一滴も満たないグレーとグリーンを落としたような色目は涼しいリネン生地とドレープの出るモダールでとにかく綺麗で軽い。フードがついたシャツのような羽織。ゆとりがあるので、今は厚めのもを着て、シャツを着てTシャツを着てタンクトップも着て。とそこは自由に季節と共に楽しんで欲しい。

詳しく見る
HODDIE SHIRT/FOGGY LINEN

2025.03.02

昨日は結構忙しかったので、いつも通り今日は静かかなと思っていたけど、悪天候の中結構沢山の方が来られた。通販も入ったし、3月は出足良い感じだ。気は抜けないけど。オリバーチャーチのリネンシャツの中にCLASSのモックネックを着る。まだ一枚だと寒い。パンツはSpomenik。ウエストが馴染んできて、腰で穿けるようになった。靴はそのみつのレインシューズ。雨の日はこれが安心だ。今日は年末のアームのイベントでオーダー頂いていたMさんが引き取りに来られて、洋服もじっくり見てくれた。色々なお話をしたがほぼ同世代とわかり、共感できる事がたくさんあった。Spomenikに反応してくれたのが嬉しかった。ひと段落してお昼ご飯に出ているとUくんからメッセージがくる。取り置きしていたコートを仕事の休憩時間に取りに来てくれた。走ってお店に戻る。久しぶり走ったけど、多分早歩きくらいの速さしか出ていなかったように思う。無事Uくんにコートを渡す事ができた。YさんとKさんも来てくれてseyaを見てくれた。きみえとKさんに勧めたいねと言っていたSpomenikをほぼ無理やり試着してもらう。とても気に入ってくれた。僕たちがSpomenikを初めて見た時、『あっ、これだ!』という感覚になった。言葉ではうまく説明できないけど、勘のような?第六感?が働く時がある。Kota Gushikenを見つけた時もそんな感じだった。その感覚になるものは僕たちにもフィットするし、INSIDE MY GLASS DOORSに来られるお客さんたちにも合うものだと思っている。

詳しく見る

Spomenik スポメニック / WIDE TUCK PANTS 002

エリックホグランのガラスのオブジェがルックで使用されていた。デザイナーに聞くと、”ホグラン自体の絶妙な怪しい感じやクラフト感の世界観が共通するなーと感じ空気感を作ってくれるスパイスとして使用しました。”と教えてれた。彼の作品は民族的な雰囲気と同時にモダンでもある。Spomenikもそのニュアンスを感じる。生地の端切れを組み合わせた柄はどこかの国の伝統的モチーフのようにも見えるけど、現代的でもあるし…初めて写真を見た時なんだ?どうなってる?って興味がそそられた。パンツは綺麗なシルエット(特にヒップラインが)のスラックスで穿いた自分の後ろ姿を鏡で見るとオヤッと何度も見てしまう。スエットやTシャツなどカジュアルな普段着に合わせたいと思って仕入れた。

詳しく見る
WIDE TUCK PANTS 002
¥ 70,400 (tax in)

Spomenik スポメニック / STRAIGHT PANTS 002 (sold)

今回のパンツはブランドの名前にもなっている東ヨーロッパを旅した際に見たモニュメントや慰霊碑”Spmonik”をデザインに落とし込められたそうだ。社会主義時代に建てられたモノは自然の中に歪なモノとして唐突にグオーっと現れたりする(私は写真でしか見たことがないのだけど)デザイナーはそれを実際みて、一度は身体の中を通ってこのパンツに落としこんだ。パッチワークという名称だけでなく、流動する力強さと冷たい静かな部分も感じたのはそのコンセプトからだったのかなと説明を聞いて感じた。デットストックの端切れが使われていて、63ものパーツが使用されている。パンツのベースはlinenで着用していくとクタッとなるのが想像できる。上に合わせるのはシンプルに白いTシャツで良いのだが、これも合わせたらかわいいね。となんだかすごく楽しいので鏡の前でワクワクします。すでに買ってくださっているお客様はそんなふうに楽しんで下さっていた。

詳しく見る
STRAIGHT PANTS 002

2025.03.01

もう3月。お店をしていると時間の流れが早く感じる。この調子だと人生なんてあっという間に終わっちゃうなぁなんて考える。生きにくい世の中だけど、その生きにくさも楽しめないと楽しくならないなと頭の中で色んなことをグルグル考える。オマールのショーツに長い靴下を穿いて、daisuke tanabeのパーカを着る。この組み合わせも気に入った。一階はseya.を並べている。冥丁さんの音楽をかける。めちゃくちゃ心地の良い空間。多分この空気はここでしか味わえないものだと思う。今日はせいなちゃんが鞄を引き取りに来てくれて、Spomenikのパンツを気に入ってくれたり、Kさんがseya.を見に来てくれた。Yくんもseya.を見に来てくれた。終わり掛け、一服しているとTくんにバッタリ。時間ギリギリだったので、きっと来るつもりはなかったのかもしれないけど、会ってしまったので、入ってきてくれる。申し訳なかったかな?seya.を一通り試着してくれて、ついでに取り置きしていたコートを持って帰ることになった。今日seya.を見にきてくれたKさんとYくんは十津川村、に引っ掛かったらしい。Kさんは地元がそっち方面で、今は北海道に姉妹都市があるとか作家さんが移住してきているという事を教えてくれた。Yくんは毎年バーベキューに行っているらしい。だから気になって見に来てくれたそうだ。場所に引っ掛かる人が同時に来るなんて面白いなと思う。

詳しく見る

BLACKBIRD / DIRECTOR’S TROUSER_CRAZY (sold)

ストンと落ちる軽やかなパンツ。女性がワイドパンツを穿いている雰囲気から着想を得てデザインされたそう。ウエストは大きくベルトでギュッと締める。股上は浅目なので、少し腰ばきで。ラミーとシルクリネンの異素材を組み合わせ、切り替えている。色々な要素を盛り込んでいるのに、やり過ぎた印象もなく、ちゃんと収まっている。そこが良いなと感じた。上品に見える。後ろ姿が良い。

詳しく見る
DIRECTOR’S TROUSER -CRAZY-

BLACKBIRD / BUCKET HAT_MALHIA KENT (sold)

たまにはちょっと気分を変えて帽子を被る。いつもと同じ格好でも見え方が変わる。それが新鮮だったりする。被り慣れていくと、毎日のように被ってしまう。朝セットしなくて良いという快適さを味わってしまうからだ。同じ帽子だけだと印象付いてしまうから、他の形や色違い、素材が違うものが欲しくなる。僕の部屋にはいつの間にか沢山の帽子で溢れていた。アクセサリーのように、その日の気分で帽子を変えるのが楽しい。このバケットハットもその一つになりそうな気がする。フランスのマリアケント社のブランケット生地。柄も可愛らしく、春と夏にはこの位の色があっても良さそうだと思った。

詳しく見る
BUCKET HAT -MALHIA KENT-

2025.02.28

daisuke tanabeのethanを穿く。一度洗ってみたけどシワが入って良い雰囲気になった。スウェットを着て、昨日と同じオマールのリネンのアトリエコート。また作ってくれないかな。今日はオーダーの締めが2件ある。ほぼ出来ているけど、本当にそれで良いのか考える。できれば在庫は残したくない。でも欲しいと思ってもらえる人にちゃんと渡ってほしい。ある程度は実績などで予測は出来るけど、実際はそうならない事も多い。ある意味博打と同じような気がしている。通販が入っていたので、きみえにお願いする。月末なのでブランド側に支払いをする。今月も無事支払うことができた。お店を開けると柳原さんが来る。4月のイベントについて話をする。クルーキットのシャツも着てみる。夜、接客中に外から誰かがめっちゃ笑顔で手を振っているのが目に入る。よく見るとオマールのデザイナー、市森くんと菊田くんだった。菊田くんは3−4回来てくれていて、市森くんは取り扱う時に来てくれた以来だった。お店を久しぶりに見てもらい、People care.Planet care.にも案内する。ちょうどゆうひさんが来られていたので紹介する。ゆうひさんもイギリスに住んでいたので、地元話みたいな感じで盛り上がる。屋上へ行く。なーんかしたいですね、みたいな話をする。お互い宿題ということになる。岡山からわざわざ来てくれる為に途中下車してくれたみたいだ。新幹線の時間がやばいと急いでタクシーを拾いに行く。次は泊まりで!と約束した。

詳しく見る

seya.

十津川は紀伊山地、熊野の山奥にある、熊野川本流の川。日本書紀にも遠津川という、遠いところの川として記録されています。奈良に行こうと思って調べているうちに、熊野古道に行きたくなり、そのまた奥の何もない山奥に行きたくなり、そうしてこの場所に辿りつきました。今でもとても遠いところでした。電車は走っておらず、長距離バスで訪れました。バスが川縁を、山の中を、走っていくと、空気は山々の澄んだ呼吸になっていきます。平地はほとんどなく、標高が上がり、雲が山の中腹に漂っています。隠れ里。という言葉が浮かびます。 民族学では、山に住む神人が、冬の祭りなどに里へ現われ、鎮魂の舞を舞った後、いずこともなく去っていく山間の僻地を指すということです。山は神々が棲む処。木にも草にも神が宿っている、人間の世界とは違う時の流れがある。紀伊山地は、神話の時代から神々が鎮まる特別な地域と考えられていました。 仏教もこれらの深い山々を浄土に見立て、超自然的な能力を習得するための修行の場としました。「熊野三山」 「高野山」「吉野・大峯」という三つの霊場があります。霊場に参るのが5つの熊野古道。十津川村は小辺路と中辺路、大峰奥駆道が交わる付近にあります。 熊野本宮から吉野へつづく大峰奥駈は、起死回生の「よみがえりの道」だったそうです。深い山は今でも道を見失う人がたくさんいるそうです。 十津川の小辺路の参道には果てしないという名前の果無集落があります。何もないのに、たくさんの魂が詰まっている。 空気が研ぎ澄んでいる。日によって、透き通った空の色や濁った鶯色や蒼緑色に変わる川。 そして原風景から音が奥の方から聞こえてきます。 音楽家の冥丁の音に共通するものがあり、冥丁にオリジナルの曲を作ってもらいました。

詳しく見る
CLOSE