ここ最近はデニムの気分。気に入っているdaiske tanabeをまた穿く。バランスが良い。革靴によく合う。色は中々落ちない。タイプの違うデニムも良いなと思う。ちょっと涼しくなってきたから、haulierのメッシュのロンTを着る。穴が空いているので風が抜けて寒いくらいだ。汗かきにはちょうど良い。
PROJECTbyH.のパンツ。どのデザインもとても気に入っていてキーリングを引っ掛ける様なループが付いている。これを見た時、どうしてもキーリングを付けたくなった。そしてAVMの古川さんにすぐに相談し製作して頂ける事になった。モデル名は『HOOK』、SILVER950で全て手作業で作られている。引っ掛けるフックが針の様に見え、それを繋ぐリングにTIGHT LINEの刻印があった。古川さんにフックや刻印の意味を伺うと『TIGHT LINEは釣り人の挨拶みたいなものですが、糸を張っておけみたいな意味です。引っ掛かるキーが落ちないようにと、アンテナを張っておくみたいな意味で彫りました。フックの形状は何となく釣り針のイメージで、大きな獲物を狙う=夢や何かを叶えるようなイメージですね。』との事。今の自分に凄くしっくりくるコンセプトだった。
” In-Betweenというテーマは新しいコレクションと新しいコレクションの間で何を追求しているのかを探求しています。そして、視点を私たち(人間)と服装の間に戻すと、「その間」は何でしょうか。それは布地と肌の関係でしょうか、それとも衣服と身体の間の空間でしょうか。あるいは、単に服装の構造を見ると、布地と布地が一緒に重なり合って生み出す触感でしょうか。これらは私たちが考えたいことであり、また、服装を通して、私たちが歩んできた道を記録し、自分自身に感情を無視しないように思い出し、生活の中の細部を楽しむことを忘れないようにしたいと思います。 ” (Text by PROJECTbyH.)
デザイナー自身とても大切にしているデザインのC.P.BLAZER。リラックスした雰囲気ながら緊張感があり、羽織ると背筋が伸びる感覚になる。良いジャケットだ。ノッチドラペルの打ち抜きの2つボタン。フロントは切りっぱなし。前肩が小さく、後ろ肩を大きく取る伝統的な英国のテーラリング。しっかりフィットするのに肩周りが動きやすい。身幅にゆとりを持たせ、美しいドレープが生まれている。袖はボタンがなくスリットで少しフレアになっており、髪をかき上げる時やテーブルの上のコーヒーを握る時に美しく見えるように考えられているそうだ。一つのジャケットに様々な考え方やプロセスがあり、それを知ってから羽織るとまた違う味に感じるような気がした。
通常のパンツに比べるとほぼ2本分の生地を使うD.P.TROUSERS。約8cmのプリーツが施してあり、歩く時の美しいドレープや椅子に座って足を組んだ時の事を特に考えられているそう。体と洋服に生まれる隙間を考えてデザインされている。とても大胆で贅沢な生地の使い方だ。ベーシックながら他には無いデザインはいつもとは少し違う気分になり、その変化を楽しめる。セットアップも良いけれど、ニットやデニムジャケットとか色々な洋服と組み合わせたいパンツ。
やっと秋の風を感じるようになり、ウールとかカシミアとかを見て想像できるようになりました。ウールフラノ、柔らかくて素肌にも気持ちが良く、じんわりと暖かさが伝わってくるような素材。デザインは以前のポストツイルワークパンツと同型。素材が変わると印象が全く異なります。ワークパンツだけどスラックスのようにも見え、カジュアル過ぎない絶妙なバランス。シャツやスウェット、ニットにジャケット。合わせるものに困らなさそうなので、つい手が伸びてしまいそうです。
9/25(水)〜9/27(金)はお休みです。お問い合わせのご返信、並びに発送業務は28日(土)以降になります。ご来店予定に方はご確認下さいませ。28日(土)からのご来店をお待ちしております。
ブラックバードのシグネチャーモデルであるディレクタージャケット。毎回改良が加えられているそうで、今回はより日常着として着やすいようにアップデート。少しアームにゆとりを持たせてヘムラインを抑え、前下がりの傾斜を緩やかにしたラフに着られるシルエット。ラペルはヴィンテージのサックコート、フロッグコート、スタンドカラージャケットから抽出しているらしい。素材はラミー、リネン、ウール。ヴィンテージのような雰囲気がある。それに対して古いスカーフを割いて巻きつけたボタンやTシャツと同じプリントが裏面に大胆にプリントされている。体が入った時のフィット感も心地良いが、手に持った時の見え方も良いなと感じました。ジャケットにはそこも結構重要な気がします。
展示会に伺った時、1番初めに目に飛び込んできたカバーオール。元々好きなデザインという事もあるが、不思議な柔らかい雰囲気に先ず惹かれていた。(生地はパンツと同じブラックデニム)そして背面と裏地を見て更に驚かされる。多色使われたクレイジーパターンの裏地、背面に施されたハンドペイント。クラシックなデザインと相反する素材。クラシックなデザインとの落差のある裏地とハンドペイント。コレクションのテーマである二面生をより体現している洋服だと感じた。
lea bobergのVネックのセーターはスコットランド産のラムズウールで旧式のニッティングマシーンを使いロンドン郊外の小さなアトリエで編まれている。全て人の手で編まれている為、自由度の高い編み物ができるそうだ。だからデザイナーが思い描いた特徴的なデザインを具現化出来ているのかもしれない。深いVラインはシンプルに白Tでも柄物を合わせても良さそう。中に着るもので印象が変わるので、いつまでも新鮮な気分でいられるような気がする。そして暖かく、素肌でも着たくなる優しい肌触り。実際に着る洋服としてもプロダクトとしても非常に高いレベルで満足できるセーターだ。