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un/unbient / ウールイージーパンツ

穿いている本人はまるでスウェットパンツの気分ながら、周りからはそんな風には見えていない。このパンツも中間を狙ったデザインだそう。どちらでもない、という事はどちらでもあるという事。あらゆる場面や様々な洋服とマッチする、絶妙なパンツなのかもしれない。素材はワンタックトラウザーズと同じユニフォームギャバジン、程良くワイドなストレートなのでよりドレープが効いている。ウエストはゴムとドローコード(リボン)、お尻には玉縁ポケットが付いている。見た目と穿き心地の違いが面白いパンツ。あまりに楽なので、つい手を伸ばしてしまうでしょう。

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un/unbient / ウールワンタックトラウザーズ

たまに綺麗に見えるパンツを穿きたくなる時はないでしょうか。スラックスまでじゃなくてもう少し気軽に見えて、シャツやジャケットやコートとのバランスも良い気がしていて。ワンタックトラウザーはチノパンよりのデザインで、ユニフォームギャバジンという少し光沢があってハリのある素材を使っている。その組み合わせが丁度良いと感じて今回は選ぶ事にしました。とてもしっかりとした生地だけど、実際に穿いてみると落ち感があって柔らかく見える不思議な生地だ。テーパードしている事もあって、いつもより足が綺麗に見える気がした。アンが作るこのパンツはそんな隙間の欲求に応えてくれる。

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COMOLI / コーデュロイ 5Pパンツ

細いパンツをお店に並べるのは珍しい。何故なら足が太くて穿けないからだ。しかし要望が多々あり、トライしてみる事にした。実際にお客様が試着されている所を見ているとスラッと見えて凄く格好良いなと素直に思う。テーパードが効いた細くてシンプルな5ポケット美脚パンツ。コットン100%の細畝のコーデュロイが使われて、肌あたりも良く心地良さそうな素材だ。そしてSTONE NAVY、ネイビーだけどグレーがかっていて奥行きのあるこの色にとても惹かれた。スニーカーも良さそうだし、サイドゴアのブーツも良いでしょう。冬を楽しめるコモリのコーデュロイパンツ。

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SONOMITSU / MEDALLION SHOES

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PROJECTbyH. / CEDRUS 5-BUTTONS BLAZER

PROJECT by Hは毎回染めが面白い。今までにはインディゴや墨、玉ねぎの皮を使っていた。天然の染料である事と染める季節や天気などにも左右される為、サンプルや生地スワッチで見るのと実際に洋服になったのでは、想像していた色と違う事もある。だからお店に届いて箱から出す時はドキドキではなくワクワクする瞬間だ。今回の新型のスタンドカラージャケットは空気を含んだような柔らかいリネンにターメリックと墨を使って染めている。この色も良い意味で想像を裏切られた色だった。何とも言えない曖昧な色。墨の少し暗い部分もあり、ターメリックの黄色も所々見られる。そしてそれらが合わさってカーキの様にも見える。何色と表現しにくい、とても美しい色だった。きっと同じ色をリクエストしても全く同じ色にはならないでしょう。一点物という訳では無いけれど限りなく一点物に近いジャケットだと思う。着心地は立体的で大胆な設計で心地良く体にフィットする。アームもスッキリしていて上からコートを羽織っても、もたつく事なく着れるので真冬も活躍しそうだ。フロントは裾に向かってカーブしたサックコートを思わせる作りでボタンは石の削り出し、ボタンホールは手縫いで仕上げている。ポケットはフラップ仕様。染めだけではなく、かなり作り込まれていて人の手を感じられるジャケットである。

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CLASS / DURIAN

どう着るのか、どこに着て行こうか。そんな事すら考える必要が無く、とりあえず買ってからどうにかすれば良い。そんな風に思える洋服に出会う事が稀にある。案外着てしまえば何とかなる事が多く、そういった洋服は結局の所気に入っていて、いつまでもクローゼットに並んでいる。CLASSのDURIANは軍物のライナーからのデザインだがこれはライナーではなくアウターだと思う。中にジャケットやニットも十分着れるし、暖かい。リバーシブル仕様で裏っ返すと綺麗な玉虫色のコットンギャバが表にきて、全く違う印象になる。1枚で2倍のジャケットだ。先日お客様が『秋口には背負うジャケットですね。』と仰られていた。その理屈からいくと、1枚で3倍楽しめるジャケットという事になる。楽しみ方はそれぞれ、実際に使ってみて発見できる事も多いでしょう。

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CLASS / MUKU

レザーのパンツには興味があったけど、中々手を出せないでいた。なぜかと言うと、足にフィットする物が多い事と気軽に洗う事が出来ない事がネックだった。そんな中、数年前にCLASSが初めて洋服にウルトラスエードという人工皮革を使った。透湿性に優れて丈夫、そして気軽に洗濯が出来た。さらにデザインも良くてリラックスしたシルエット。自分の中ではこれはもう革命でした。仕事の日も休みの日もよく穿いていて、もう手放せないでしょう。今回のMUKUは表面が銀面のコーティングされていて、さらにクロコダイルの型押しが施されている。でもギラギラしていない、良く見るとわかる程度の型押し。そのバランスが凄く気に入りました。ストンと落ちるストレートなシルエットでウエストはゴムとドローコード仕様。程良くリラックスできるパンツだ。裾を折り返せばスエード面が見え、素材感の差異を視覚的にも楽しめる。レザーパンツに見えてレザーパンツじゃない。家でも外でも場所を選ばず、気楽に穿ける。気楽なのに気分が上がる。それがCLASSです。

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今週の1階は….

”はじめまして”なので、どうしても長くなりそうです、どうぞ脇におやつでも(もしくはアルコールでも)置いてお付き合いください。2年ほど前にパリのパサージュという簡単に言うとアーケードのある商店街の様な空間をブラブラと歩いていると、ガラス越しにストールがツラツラと並べられていたのを見た。まだオープンはしていなかったので、ガラス越しに額をつけて覗いた。そこでsuzusanという名前を初めて知る事になった。その時は日本で作られているとは知らず、美しい色と心地良さそうな生地にただただ吸い込まれた感じだったのを覚えている。それから数年後、ありがたいご縁がありご紹介できる事となりました。

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COMOLI / コモリシャツ

労働着(仕事)としての白いシャツ、休日に着る白いシャツ。白いシャツは世の中の人達にとって最も身近な洋服の1つでは無いでしょうか。コモリの定番であるコモリシャツは洗い晒しがよく似合う着ていてとても楽なシャツ。羽織ると体と服の間に程良い空間が出来て、体が優しく包まれる。それはまるで空気を纏っている様に軽く、シルケット加工された柔らかいコットンは素肌にも気持ちが良い。そして不思議と肩の力が抜けて、リラックスできる。でも見た目はちゃんとしたシャツで・・・。そんな空気感がデザインされているからこそ、誰かにとっての定番で有り続ける理由なのでしょう。

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CLASS / BLACK PINE

クラシックな雰囲気のツイードにナイロン糸を織り交ぜた素材、光の当たり具合によって少しキラキラする。ゆったりしたテーラードジャケット??ジャケットではあるけど、コートの様でもある。肩がグッと落ちて、まるで古いヴィンテージのコートを羽織っている様な感覚になる。ゆったりしているから中に色々着る事ができて、どうやって着ようか頭の中をグルグルと掻き立てられる。洋服を前にして一呼吸置いて、そして何度か着ていく内に本当に意味で自分の物になる。それがまた楽しいし、気分が上がる。CLASSとはファッションをファッションとして純粋に楽しめる洋服ではないでしょうか。

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CLASS / JAPANESE DOGWOOD

シンプルなプルオーバーベスト。ジャケットと同素材のツイードで中にダウンが少し入っていて暖かく、サイドのジップを開閉して着脱する。この言葉だけだととても機能的で都会的なベストだと感じるがタンクトップの様なデザインに違和感を感じ、そこが気になって気になって仕方なくなりお店に並べる事にした。クタっとしたシャツでもジャケットの上でも下でも、ボロボロのスウェットでも、何故かバランスが良くて上品に見えた。そしてその違和感がちょっと面白く、何か良いなと思わせてくれる。絵に描いたような平面的な見た目とは裏腹に実はとても使い勝手が良いベストなのだ。そして持っていて良かった、と思える時が来るような気がする。

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well / M.F.E.P TAILORED JACKET

先に紹介したパンツと、同じ生地のジャケット。(生地についてはパンツの記事をご覧ください)こちらは、カーディガンの様にラフに羽織れるジャケットです。カーディガンの作りの様なジャケットという方が正しいのかな?色々と考えすぎると頭の思考が絡まる時がある。その時に深呼吸して頭の中を無にしたら良いと聞いたことがある。でもどこかしらで、あ、冷蔵庫の中の牛乳、賞味期限大丈夫かな?なんて事が頭の中にやってくる。”無”だ、”無”だと再び深呼吸。数秒すると、あ、段ボール捨てなきゃ。とか。頭の中は本当に色々と日常に支配されている。ふと、いや、それで良いのではないか?と思った。カーディガン?ジャケット?何と合わせる?丈はどうだろうか?似合うかな?映画を見に行く時に着る?今度の打ち合わせの時に着る?こんなイメージで着たいなーって。そんな事考えるのが楽しかったりするわけで。それは、自分ごとで。自分が着たい様にあれこれ考えて。このジャケットを自宅に持ち帰った後、そんな楽しみを久々に味わって見るのは良いのではないでしょうか?

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