本日で2022年の営業が終わりました。今年も沢山のお客様の笑顔を見る事が出来ました。本当にありがとうございました。2023年は皆さんに楽しんで頂けるイベントもいくつか決まっており、新しいブランドもご紹介できそうです。ぜひご期待頂ければと思います。年始は1/5から通常営業です。
2023年1月から試験的に定休日を変更します。毎週水曜日と第二と第四の火曜日です。もし第二第四の火曜日にご来店希望の場合は前日までにご連絡頂いければご対応出来る場合もございます。定休日の変更のある場合はその都度ウェブやインスタで告知致します。こちらも併せてご確認下さい。
1月7日(土)と1月8日(日)はPROJECTbyH.のHenry Leeさんがやってきます。一緒に小さなイベントを行います。限定品を制作して頂いていますので、楽しみにしていて下さい。
『地球上の水分量は地球誕生時から僅かしか変化していません。それは様々な記憶を内包しています。光、獣の血、森に海。それら全てを飲み込み、水面は踊り続けます。曖昧に揺らぎながらもそこにある確かな記憶をデザインしました。』
私の手にはAVMのAbracadabraというリングがある。ゴールドのリングに表面にシルバーでAbracadabraと描かれていて高さはあるが薄い。初めはなんだか大人っぽいなと自分の指に馴染めずにいてぎこちなく感じていたのだけれど、歳を重ねて少しゴツッとした手に馴染んできた。Abracadabraは色々な意味合いがあるけれど、私は一つの説が好きだ。病気や災難に対して有益な精神的救済を発動する魔法の呪文として使われいたらしい。私たちが『イタイノ イタイノ トンデユケ〜』と言われて(あるいは言って)いたように、『アブラカタブラ』は用いられていたようだ。
私の手には、ほぼ毎日決まった数本のリングが付けられている。全て思い入れがありそれはまるでお守りのようだ。ないと不自然で仕方がなく落ち着かない。
ガラスドノウチ#31
AVM DESIGN ROOM in INSIDE MY GLASS DOORS
2022.12.23fri—12.26mon
数あるサンプルの中からお選び頂き、サイズを測ってお作りできます。ご来店お待ちしております。
2013年に作られたRythme。そこからほぼ毎日付けている。流石に10年近く経つと付けていないと違和感を感じるようになった。自分にとってはすでにお守りの様な存在になっているのかもしれない。デザイナーが根室の海岸で拾った鯨の肋骨に触れながら着想を得てデザインされたのがこのRythme。不規則に見えるカーブはとても美しく、不思議と手首に心地良くフィットする。そして時計との組み合わせを考えるのも楽しい。個人的にとてもオススメなモデルの一つです。こちらも当日ご覧頂けます。
暖かい部屋から出た瞬間の肌を刺す様な寒さ。初めはそれが心地良く感じる時もあるが、時間が経つとやはり寒く、巻物が必要だと感じる。suzusanのカシミヤは本当に暖かく柔らかい。内モンゴル産の手織りのカシミヤは使う程に柔らかく馴染み、心地よさが増していく。染めは手筋鎧段絞りでランダムに入る直線が美しいデザイン。程良い厚みで歩く時は一重で十分暖かく、自転車やバイクに乗る時には二重にクルクル巻いて。冬だからこそ、鮮やかな色を纏う事、それは寒さにも負けない位気分が高揚するのです。
毎日引っ掛けているAVMのHOOK。PROJECTbyH.のパンツのループにキーリングを引っ掛けたい、と思った事がきっかけだった。(HOOKについてはこちらをご覧ください。)色んなパンツに試してきたがベルトループには勿論、ループが無ければ直接引っ掛けて。さらに鞄のポケットにも。基本的にどのパンツにも使う事ができた。必要な時はサッと出せるから使い勝手も良い。刻印の意味を伺った時の『引っ掛かるキーが落ちない様にと、アンテナを張っておくみたいな意味で彫りました。』・・・その言葉がとても印象に残っていて、ふとした時にこのキーリングを見るとその言葉を思い出し、頭の中で考えている道筋の軌道修正をしてくれているような気がしてならないのです。
23日からのオーダー会では、HOOKのオーダーも可能です。数に限りがございますが現品と私が使用しているサンプルもご覧頂けますので、ぜひお越し下さい。