INSIDE MY GLASS DOORS
BAG
MENU

well / ROOM SLACKS

2020年家に居る事が多くなって、家という小さな世界を豊かにしたい。そう思う人が多くなったのも自然だと思う。『どうせなら、好きなものだけに囲まれて人生を送りたい。』そう教えてくれたのは、70歳後半のマダムだった。あーこれなんか好きじゃないなーって思いながら部屋にあるのがすごいストレスになる。でも、そうは問屋が卸さない。マダムが「この年になってやっと好きなものだけに囲まれる生活になったの笑」と言っていたのもよくわかる。とりあえず、パジャマから家着に着替える。グダグダと過ごして昼過ぎに、ちょっと散歩がてら外に出よっかな。そう言い聞かせて出る準備。その時はやっぱりお気に入りと出かけたいと思う。それだけで、やっぱり気持ちというのは違う。でも、わざわざ着替えるのも面倒。だって近所だし。そのテンションを上げてくれるのが、裾なんだから面白い。クルっと折ると赤いテープが見える。クルっと折って靴を履いて、出かけて帰ってきたら、グデグデっと裾を伸ばして怠けても良い休日

詳しく見る

well / ORDINARY PICTURE WITH YUI SAMEJIMA

美術館のミュージアムショップに立ち寄るとTシャツが売っていたりする。ライブの後にグッズが販売されているブースでTシャツが並んでいたりする。ぬべっとしたただのTシャツがグラフォックが施される事で立体的に見える。wellのデザイナーが”好きなんです”と言っていたアーティスト鮫島ゆいさんとのTシャツ”見えるものと見えないものを繋ぐ”をテーマに作品を作っておられるアーティスト。色合いが淡く主張しまくっていない感じがきれい。この手のTシャツはボロボロになるまで着込んだ後が面白くなる。選ぶ瞬間はあまり深く考えない、”好き””きれい”とか”カッコ良い”とかそんな感じ。着る時も何も考えずに、いつものブルゾンだのカーディガンだの中デニムの上や短パンの上。都会に出かける時も、田舎に遊びに行く時もライブに行く時も、運動会を見に行く時も家でゲームをする時も、どんな時も着れるから。で、ボロボロになってプリントも掠れたり汚れたりそっからが”well”だと思う。大きく言うとそれこそが、”well”だと私たちは思っている。さて、来週どこに行きますか?

詳しく見る

Nbuyuki Matsui / CARDIGAN

カーディガンは昔から大好きでよく使っています。シャツやカットソーだけじゃ物足りない時や寒かったり暑かったり気温の変化が多い季節など実用的な洋服の1つです。Nobuyuki Matsuiのカーディガンはコットンリネン。アシンメトリーなデザイン。少しシャリッとしていて肌当たりも良く清涼感のあるカラーも気に入りました。ロービング麻紐の柄は一点一点手で編み込んでいるそうで同じ柄は1つとしてありません。その麻紐は引っ張ると抜けてしまうらしい。少しずつ抜けていったりほつれてくるカーディガン。しかし、着用を繰り返す事によってある意味唯一無二の変化をするではないでしょうか。それは使う事によって完成するようなまるでアート作品のような雰囲気を感じました。

詳しく見る

CLASS / MARGARITA

20代後半のお客様が『年齢を重ねる毎に着心地や着易さも重要視するようになってきました。』と仰られていました。私も若い頃はデザインだけに目を向けていて、生地だったり作りはあまり考えず選んでいたと思う。結局今考えると手元に残っているのは生地や仕立てが良い物。勿論、デザインが良いのは前提として。CLASSは5年前、10年前のモデルを今着たとしても格好良いと心から思えるブランドの1つ。何気ないCLASSのこのTシャツも、そんな洋服のひとつになってくれると確信している。オーガニックコットンのクレープを使ったMargaritaという名前のTシャツ。クレープとは強撚糸を使う事によって表面にシボ(凹凸)のある綿織物。このシボが肌に触れる面積を減らしてくれる役割があるので涼しくてオーガニックコットンの柔らかさも相まって肌触りがとても良く藍色のような深みのある色はあまり他との色合わせを考えなくてもすんなり馴染んでくれる。

詳しく見る

KUON / BORO HAWAIIAN SHIRTS

暑い夏には少しでも涼しげにしたい。最近の夏は暑いです。汗を沢山かくので、風通しや速乾性は重要で何を着ても暑いのには変わりがないから着て楽しい洋服が着たいと思っています。KUONからアロハシャツが届きました。コットンとレーヨン、生地が風に揺れる軽い素材感。そんな素材にBOROの転写プリントを施しています。今となっては貴重な襤褸。襤褸とは木綿が貴重だった頃生活に密着した着物を擦り切れるまで使い補修を繰り返し何層にも折り重なった布です。長く使う、大切に使う為にしてきた事でそこには無作為に生み出された美を感じる事ができます。そんな布を気軽に洗濯機へ入れるには気が引けますよね。汗をかいて汚れたら洗濯機で洗う。イージーケアでさらにBOROの雰囲気を味わえる面白い提案だと思いました。ルーツを辿ると実はハワイへ移住した日系人が着物で作ったのが始まりだそうで、ある意味とてもクラシックなシャツなのかもしれません。

詳しく見る

KASHURA / STRING BELT (sold)

その時々の気分や天気、気候などで付け加えたり、間引いたり。日に日に気温が上がり、着る洋服が薄着になってきます。少し物足りないな、と思うことが増えKASHURAのベルトに手が伸びる。2017年ミラノで誕生したKASHURA。ハンドメイドで製作された様々な色と太さのコードベルト。腰に巻いて垂らしたり、ウォレットチェーンの様に付けたりアクセサリー感覚でコーディネート出来る楽しいベルトです。

詳しく見る

Omar Afridi / IMPASTO HAT

ロンドンのアトリエにてハンドメイドで製作しているハットブランド、HAAT-eryとのコラボレーションハット。素材はレバノン人の彫刻家によるハンドペイント。最近、絵画や彫刻などアート作品を買う若者が増えていると聞いた。美術とファッションは違うという人が多い。私は、美術はそれに触れた時の喜びだったり刺激だったり挑戦だったり、少なくとも人間に何かを与えている。それだけを取ればファッションも同じではないだろうかと思う。それを身につけられるのだからその高揚感なんて半端なく心地良いし幸せだ。そう感じてきた。それに最近はそういった色々な世界の境目がなくなってきている感じがして嬉しい。このHATも被ると家に絵画を飾った時の空気が変わる様に、自分自身の周りが少し変わる。被り続けてると生地感が柔らかくなりグッと被りやすくなります。空気を変えたくなったら是非この帽子を。

詳しく見る

Omar Afridi / NOMAD HAT (sold)

ロンドンのアトリエにてハンドメイドで製作しているハットブランド、HAAT-eryとのコラボレーションハット。乗馬用にも見えるこちらは、片方はバケットハットで反対向きにかぶるとキャップの様な雰囲気になる。生地は洋服でも展開のあるウールガーゼ、裏地とリボン部分はアイリッシュリネンが使われている。すっぽり被れるので、それほど人を選ばないと思う。帽子というのは日除けにもなるし寒い時は防寒にもなる。そういう用途と同時にアクセサリーとも同じ装飾とも考える人も多い。しかし、昨今事情により中々都会に遊ぶに行く事が少なくはなってきたが散歩をするとか人が少ない自然を求める人が増えたと聞く。その際は是非お気に入りのHATを身につけてください。それと何も気にせず闊歩出来る未来に。どうぞ。

詳しく見る

Omar Afridi / LIDIA

私は仕事柄毎日カバンを持っている。決して必要に駆られるわけではなく鞄も洋服の1つと捉えていて、今日はどれにしようかと洋服を選ぶように選んでいる。生地はウルトラスエードで出来ている。襷掛けすれば持ち手部分が洋服をクルッと括っている様に見えるのが面白い。洋服を邪魔するどころか、その日のスタイルの1部となる。何より色目が目も覚める様な鮮やかな印象のCOBALT BLUE。落ち着いた印象の洋服などやいつものスタイルをパッと印象を変えれる。新しい気分になれるのも良い。自転車に乗る時もよくて、前にポケットがありカードや携帯などよく使うアイテムを入れるのにちょうど良い。後、ウルトラスエードという人工皮革の生地は結構強い。パソコン等重い物も入れる事ができる。使い勝手もよく洗えるのでメンテナスもしやすい。

詳しく見る

Omar Afridi / LANDSCAPE BOLERO

最上級の正装といして用いられているモーニングというのは裾が丸みが帯びていて後ろに垂れたシルエット。これは乗馬する際に邪魔にならないように考えられたユニホームだそうです。ボレロも由来があり、スペインの闘牛士が着ているあのキラキラしたジャケットからきているそうです。まあ、洋服には色々と歴史がありそれを知るのも楽しかったりするわけですが、ウィメンズが着ているボレロをメンズが着るイメージで作ったと聞いた。歴史は周り新しくまた概念ができるというのはこういうなのかもしれない。今まで自分に無い要素を取り入れたい気持ちがあり着ると新しい感覚となんとも優しいシルエットと鮮やかな色が合っていて馴染む。そしてOmar Afridiが加わると使う素材デザイン、ボタンとかの装飾そしてそのシーズンのコンセプトなど多い要素がミニマムになり意味もなくカッコよくなるからカッコ良い。後、カーディガンというのは脱ぎ着できるので色々なシーンで重宝することは想像してみてください。

詳しく見る

Omar Afridi / SCULPTED SHORTS(sold)

夏になるとショーツを穿くようになったのも本当に最近の話でそれまでは足のコンプレックスもありなかなか穿く事に躊躇していたけれども、昨今のムシムシする暑さには勝てずにショーツを穿いてみると、解き放たれるとはこういうことかと実感した。そんな話を自分だけではなく弊店ではよく耳にする。その新しい世界を知ると知らなかった世界の色々をを目にするようになるり、興味を赴くままに試してきた結果、少し丈の長めのシルエットに今は落ち着いている。なので、夏の我慢大会みたいに嫌だなっと思いながら過ごしている方がおられましたら、試してみてください。このショーツも長めで、前のドローコードを引っ張ることによりギャザーがよるエレガントなシルエットです。横からのシルエットはズドンと大胆で潔い。そして生地はウルトラスエードという人工皮革を使用していて、強くさらりとしていて汗もベタベタしないし普通に洗濯が出来るメンテナンスしやすい生地です。弊店の取り扱っているCLASS*Coggiのソックスと合わせても夏らしく遊べるのかなとかも夏を想像しております。ぜひとも解き放たれてみてくださいませ。

詳しく見る

Omar Afridi / ATELIER SHIRT

Andy Warholというアメリカを代表する芸術家がいます。Andy Warhol’s Small Worldというドローイングをまとめた作品集があり、その表紙に丸まり座る子供が描かれている。なんとも力が抜けた印象のその子が黄みがかった茶色のシャツを着ている。(若草色のパンツと合わせて)少し袖丈が長めなそのシルエットとは同じものでも無いのにこのOmar Afridiのシャツを見ると記憶が過ぎる。商品とは関係の無いのですがもう少し話と、この作品集ではポップな印象の彼の作品とは違い、とても繊細に表情が描かれていて思っていたイメージでは無いアンディ ウォーホルを見ることが出来る。Omar Afridiのシャツの話に戻る。生地の配合からかしっとりとしていて、張りが落ち着いた後がより心地よく楽しそうだと着込んだ後が想像できる。少し横に開いた襟ぐりがクラシックでもあり力のぬけ感を感じる。大胆なシルエットですが、実際は繊細な作りが施されています。着込めば馴染み意外な繊細な一面を垣間見ることができるのですが、それはこれを着続けた人だけが味わえる特権かもしれません。ショーツに合わせましたが(Andy Warholの表紙の影響からか)ヴィンテージのワークパンツや、クラシカルな柄のスラックスでもご自身のスタイルに合わせてみてください。

詳しく見る
CLOSE