まるで感情を、頭の中をそのままカンヴァスに表現したように感じました。地図に見えるという人もいたり、公園?という人もいました。人によって感じ方や受け取り方が違う。さまざまな事を想像できる作品だと思います。他の2着とは異なり、柔らかく初めから着やすいカバーオール。ちょうど入荷したてのrenomaみたいな柔らかいスラックスと組み合わせると良いかもしれません。世界に一つだけの特別な洋服を着用でき、その空間にあるだけでも空気が変わる。そんな贅沢で楽しいカバーオール。
まるでカンヴァスに描かれた絵画を纏っている、そんな気分になる。初めはペンキの固さが強いですが、レザージャケットやデニムジャケットのように着込むと馴染んでいきます。僕は食べ物で例えがちなのですが、ラーメンの麺の硬さで最上級は、”湯気通し”というらしい。(ちょうどラーメン好きの方がおられたので聞いた。)あまりにも硬すぎるのでヨシとはされないらしい。でも洋服としては当店では湯気通しをヨシとしています。何はともあれ、世界に一つというのはとても気分が良い。楽しんで着用してほしいカバーオールです。
朝、いつもより暑く感じたが窓を開けると涼しい風が入ってくる。部屋にいると外の気温がわからないから着る服を決めるのに時間がかかる。written byのチェックパンツを手に取る。穿き心地が良い。派手な洋服は気分が上がる。今日もオマールのスウェットを手に取ってしまう。休みが二日あったし良いかと心の中で思う。本当なら毎日違う服を着るべきだと思うけど、着たいと思ってしまうのだから仕方ない。同じのがもう一枚欲しいと思うほどだ。
羽織る、ジップを上げる。その動作だけで全く違うものに見えた。初めは単純に格好良いと思ったし、短い丈は使い易いからと思って手に取る。羽織ってみると、ストンと落ちて綺麗に見える。ジップを上げると体と服の間に空間ができる。丸みを帯びるような。それは裾のゴムが強力でしっかり固定されるからだ。その感じが古いスウェットの雰囲気にも近いような気がして何だか気に入っていた。ボディはコットン、袖はウール。襟は何とも上品なラムレザー。同系色でまとめられているが、微妙にトーンが違う。でもまとまっている。このブルゾンは着るほどに奥深い。
顔をうずめたくなるほど柔らかな肌触り。出来るだけ素肌に触れていたいと思えるsuzusanオリジナルの内モンゴル産の上質なカシミア。偶然が重なり、毛玉が出来にくい生地になったそう。まるで蛍の光のように見えるホタル絞りという技法で染められている。綿を縫い付けた状態で染める事で中心は染まらず外に向かって少しずつぼやけていく。その色のぼやけがとても美しい。カシミアは着て、洗って、ブラッシングして。それを繰り返し長く使えば使うほど気持ち良くなる。そして愛着も湧いてくる。寒い時期にしか着れない洋服。それはとても特別に感じます。
今日はまたもやオマールのスウェット。なぜか着たくなる。そして軍パン。鏡を見ていると20年前と何も変わってないなぁと思った。気候が良かったので、歩いて駅まで向かった。着く頃には汗だくだったけど気持ちが良かった。
着用した瞬間に”あっ、これだ”と思う事がたまにある。Slopeslowのこのスウェットがそうだった。何の前情報もないままにとりあえず試着しようと持ってみるとずっしりとした重みに驚き、そしてこんなに目が詰まったスウェット生地は見た事が無かった。表裏ウォッシャブルの紡毛ウールを使った裏毛の素材で表と裏を繋ぐ糸にもウールを使った本当に100%ウールのスウェットパンツ。太番手なので目がグッと詰まり、洗っても縮まず、膝も出ず。そんな凄い生地だそうだ。(去年着用して確認済み)暖かいし、着心地も良いし、家でも外でもタフに使えるのが嬉しい。制服にしたい位、気に入ってしまいました。実際にこの前の冬はほぼ毎日と言って良いほどお店で穿いていました。
限界の限界の番手で編み立て、ずっしりとした重みに驚き、そしてこんなに目が詰まったスウェット生地は見た事が無かった。表裏ウォッシャブルの紡毛ウールを使った裏毛の素材で表と裏を繋ぐ糸にもウールを使った本当に100%ウールのスウェット。重みと厚み、着るとその重さはあまり感じない。形がしっかり出るので、キレイなシルエットだ。フードは肩が凝るので疎遠していたけど、後付けフーディなので軽くて気になることはなかった。洗濯できて、肘が出ず、ほぼ型崩れしない、そしてセーターのように暖かいスウェット。この冬もお世話になりそうです。
<Walls And Bridges>と題した本企画では、世界に一着しか存在しないBLACKBIRDのHAND PAINT COVERALLSを関東の柿乃葉とWHITE ALBUM.、関西のINSIDE MY GLASS DOORSの3店舗からそれぞれ各3点、計9点を10日間のみの期間限定で同時発売いたします。
またオマールのスウェットを着る。気に入ると連続で着てしまう癖がある。色んな洋服を着てきたけど、ここ数年はスウェットを着ることが多い気がする。家着に見えやすいので着方に気をつけないといけないが、ちゃんと考えれば楽だし格好良い。最近はそんな風に思う。パンツはwrittenbyのギンガムチェック。シンプルだからパンツで遊べる。赤いパンツは定期的にマイブームがくる。雨が強そうな予報だったので、車で来る事にする。
意外にもオマールから初めて出た丸首のスウェット。彼らが作るものはどんなものだろうかと、作って欲しいなと実は前から思っていたスウェットシャツ。ヴィンテージを思わせる長年着古してフェードした色。主観だが着てみると80-90年代くらいのアメリカの前後のないトレーニング用のウェアを思い出した。初めは突っ張る感じがして着ていくうちに体に馴染んでくる。一日着てみてそんな所まで再現している様に感じた。分厚過ぎない裏毛。一年を通すと長く着用できるのも嬉しい。シンプルが故に使い道は未知数。楽しんで着てほしいスウェット。